戦国ジジイ・りりのブログ

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2013年04月08日
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カテゴリ: 城(中国)
薬師堂からゆっくり歩いても10分もかからないところで、
これが出た↓。


東西条・頭崎城56・極楽寺奥の院



東西条・頭崎城57・極楽寺奥の院



東西条・頭崎城58・極楽寺奥の院



巨岩がごろごろしたところに、小さなお堂がひとつ。
これが奥の院。


東西条・頭崎城59・極楽寺奥の院


しかしこのお堂、小さいけど・・・
う、美しい・・・




東西条・頭崎城60・極楽寺奥の院


東西条・頭崎城61・極楽寺奥の院



東西条・頭崎城64・極楽寺奥の院


東西条・頭崎城66・極楽寺奥の院


東西条・頭崎城67・極楽寺奥の院


いやん、素敵

前回の福山でもろくに寺社は行かれなかったし、
今回もそれなりに寺を予定に組み込んではいたものの、
初日の福成寺はアレだったし(笑)、はっきり言って寺院建築に相当飢えていた。

それがこんな山中で、こんな華麗な彫り物にお目にかかれるなんて~!!

岩の上にこわごわ乗りながらも、それこそ夢中になって
お堂の写真を撮りまくってました。


しかも、白塗りはしてあるけどヘタな彩色がしてないとこがまたイイ。
いかにも私好みじゃ。
城攻めという大きな目的も吹っ飛んで、誰もいない奥の院で写真を撮りながら
しばし幸福感に包まれておりました。




ひとしきり写真を撮って満足したところで周りを見回す・・・


東西条・頭崎城71・極楽寺奥の院


だいたいこーゆー看板って、ルートのところに置かれるもんじゃないかと
思うけどね。
しかし、どうも道らしいものは見つからない。
アラ、どうしましょう・・・

しばらくモタモタした後で、看板に書いてあるように
奥の院の裏手に回れってことか!と気がついて、ふたたび岩を乗り越え・・・


東西条・頭崎城72



確かに、道があった。
ああ、ここからはガイドさんもいなくなるな~。
ちょっと心細いな~。


しかし、この先からは土塁や竪堀のように見えるものが現れる↓。
写真だと全然わかりませんが


東西条・頭崎城75


途中で小雨がパラつき始めた。
まだそんなひどい降りでもないし、登山道を歩いてるうちは
木が幾分遮ってくれるから、カサもカッパもいらないかな。
それより汗かいちゃって・・・
昨日もおとといも、結局ずっとダウンを脱ぐこともなかったのにな~。


しばし歩くと、次の看板が出た↓。


東西条・頭崎城79-2



奥の方から歩いてきて、振り返って撮った写真なんだけどね。
右にぱっくり口を開けてるのは、竪堀か、コレ!?
それとも最近になって付けられた道なのか?

上に倒木がかぶさってはいるものの、立派な道に見えなくもないし、
この位置に看板立てるのってマズイんじゃ・・・
山城を歩いてると、

「よりによってなぜこの場所に看板置くか!?」

って場面に結構出くわす。
看板の設置ひとつでも、なかなか難しいものがあるよな・・・
いやまあ、整備して頂けるだけでもありがたいとは思ってるけどね。


この先くらいからは、段々なだらかになっていく。


東西条・頭崎城81


さらに進むと、こんな道↓。


東西条・頭崎城83



そんなに狭い道でもないけど、石がごろごろしてたりして
あんまり歩きいい道じゃない・・・

ん~、この道っていつからあったものなんだろ・・・
ああ、でも途中石段みたいのとかもあったしな。
それなりに古い道なのかもしれない。

今回この城での私の時間軸は天文年間(1532-1555)の前半なんだけど、
山麓にあった看板によると関ヶ原(1600年)まで使われたっていうし、
廃城になるまでに整えられた道かもしれないな。
ただちょっと、縄張図を見てるとここに道を付けるのどーなの・・・
って気はするけど。


東西条・頭崎城84



さらに先↓。


東西条・頭崎城85



オイオイ、大丈夫かあ、この道~!!(←もう笑うしかない)
でも空は開けてきてるし、稜線がそろそろ近そうだな。
この先の道はこんなんなってた↓。


東西条・頭崎城86



う~~~ん・・・
地面も落ち葉も湿って滑りやすかったから、
人がうっかり足を滑らせただけならいいけどね、
なんか動物の跡だったらやだな・・・

大きさ的に言って、イノシシのヌタ場とか・・・
あ、ヌタ場には水があるか(笑)。
まあ、ここまで誰にも会ってないし、当然熊鈴はぶら下げてるけどさ。
けど、山の中じゃ何が起こるかわからないし。


登山経験がなく山城を歩いてる人はあまり気にしないかもしれないけど、
アニマルトラッキングといって、足痕とか糞とか木の皮がハゲてるとかの
様々な痕跡から野生動物の種類や生態を観察するものがあります。

山城はほとんどが超低山レベルの山にあるからそんなに心配いらないかもしれないけど、
山深いところだったりするとそれなりに大型の動物とかがいる場合もあるだろうから、
山城攻めにはアニマルトラッキングの基礎知識もあるのが理想だと私は思いますね。

特にクマとかイノシシとか、運悪く遭遇した場合に
大きな被害を受けかねない動物の痕跡くらいは知っておいた方がいいでしょう。



んで、この先が・・・↓。


東西条・頭崎城87


ちょい!!どこを通れって!?

・・・まあ、ここが極楽寺ルート最大の難所と言えるかもしれません(笑)。
ただ、気を付けて歩けば、見た目ほど危険な道でもなかったけどね。

恐いからといってあまり山側に重心をかけすぎると、
バランスを崩してかえって滑りやすくなったりして危ないので、
こーゆー場所では一歩一歩足場を確保しながらゆっくり進みましょう。

で、この危険ポイントを過ぎると左に道が曲がってるのが見えますが、
ここまで来ると


東西条・頭崎城88


東西条・頭崎城89・やっと分岐


やったあ~!
やっと出たあ~!!

これは林道らしい。
登山口からここまで、周りを見ながらチョーゆっくり歩いて
奥の院で写真を撮りまくって、それでも40分。
一息ついて地図を確認してたら、写真の奥の方から軽トラが上がってきた。

作業の人かと思って車内を見もしなかったけど、
私の前で車が止まって中から顔を覗かせたのは、チコちゃんのおじいちゃんだった。
軽トラの荷台にはチコちゃんがつながれて、私に尻尾を振ってくれている。

おお、覚えててくれたんだ~


助手席には、奥さんもいた。
どうやら登りの部分は車でショートカットして、
久々にチコちゃんと登城しに来たらしい。


「乗っていかん?」

って聞かれたけど、写真を撮る都合があるし、
ここを歩くために来ているので、ありがたくお断りさせていただいた。


チコちゃんを乗せた軽トラを見送って、私も林道を右に歩き出す。


東西条・頭崎城90・林道の奥



「小雨降ってるのにな・・・
まさか私のことを心配して、
わざわざ来てくれたんじゃないだろーな・・・」


私のために来てくれたんじゃないとしても、
登る前にも心配してくれたし、いい人だ。


林道を歩きだすと、この看板があった↓。


東西条・頭崎城91



ここまで来れば城跡まで間違いなく行かれるのはわかってるけど、
こうやって看板があるとやっぱり安心する。


味気ない林道を歩いてたら、前方に軽トラがいた。
どうやら、ぬかるみにはまってしまったらしい。

奥さんが降りて1人で車を押そうとしてるので(笑)、
手伝おうと急いで近寄ったら、おじいちゃんは自力でピンチを脱出した。
さすが、慣れていらっしゃる・・・
脱出後の軽トラと、後ろを歩く奥さん↓。


東西条・頭崎城92


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最終更新日  2013年04月08日 22時04分21秒


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