戦国ジジイ・りりのブログ

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2013年04月20日
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カテゴリ: 旅日記(中国)
※「頭崎城(13)」の続きです。


ここからは、白市駅のほうまで歩くつもりでいた。

が、山地の近くはMapfanでは詳しい道は表示してくれないし、
だいたいの場所はわかるものの、現在地がはっきりとは特定できない。

大通りまで出れば安心だけど、ちょっと遠回りになるし、
来る時には農道ばっかり走ってたからあの道を迷わず歩いて帰れるのか不安。
それに何より少しヒザに痛みが出ていた。

疲れも溜まってるし、粘土質の道を神経使って歩いてたから
変な風に足に負担がかかっちゃったんだろうな。

まだ明日も山城が控えてるのに、ちょっとマズいな・・・

て事で、体力と時間の節約のために結局タクシーを呼んだ。


お迎えを待ってる間は、近くの民家を眺めて楽しむ↓。


東西条・頭崎城219・山麓の民家


あ、煙出しだ~
うちの方じゃこんなの、なかなかお目にかかれないからな・・・
それにしても、立派なお宅だこと。



迎えに来てくれたのは、朝とは違うおじちゃんだった。

「福岡八幡神社まで」

と言ったら、

「福岡さんですね?」

って返された。


私の目指す神社とイコールなのかはわからない
結構、大きな神社なのかな・・・


このおじちゃんは静かな人だったけど、運転がちょいと荒い。
行きはおしゃべりしてたせいもあるけど、ゆっくりめで農道を普通に走っていた。
・・・が、今度のおじちゃんは、細い農道をものすごいスピードで走っていく。

(こ・・・こえ~よ~・・・)



「農道は、とっとと抜ける!!」

がポリシーなのかもしれないけど、正直言って相当恐かった



で、降ろしてくれたのがここ↓。


東西条・白市・福岡八幡宮手前



車は写真の奥の方からやって来た。
左に写ってるのは、地図を見ると「コミュニティスポーツ広場」だと思うんだけど、
だいぶ想像と違うな・・・

ここにトイレがないか期待したんだけど、なかった。
朝、駅を出てからずっと行ってないからな・・・
ああ、トイレ行きたい


神社に向かおうと思ったら、広場の向かいにもなにやら気になるものが↓。


東西条・白市・福岡八幡宮手前2-2



どうも産廃処理業者さんの敷地みたいなんだけど、
お地蔵様の後ろには↓


東西条・白市・福岡八幡宮手前4



と、盗難防止用!?
てか、業部内容の書かれた看板もあったけど、
その中には「石材業」みたいのは書かれてないから、
つまりはこれっていわゆる廃棄物なんじゃ・・・

カメラ、いるう~?

ってゲラゲラ笑いだしたいのを必死にこらえてました

湧き上がる興味を抑えられずに敷地の中を覗くと、
石の灯籠なんかもいくつか置いてあって、その脇には

「個個の商品売ります」

と看板に書いてある。

おお、売り物なんだ~、コレ!!

なら防犯カメラも必要だよな・・・と妙に納得。
結構綺麗で新しいものなんかもあるし、市価よりはお安くゲットできるのかもしれんな。



で、こちら↓が神社への入口(場所は こちら )。


東西条・白市・福岡八幡宮1


 【福岡八幡神社御由緒

  御由緒 
  当社は文亀3年(1503)平賀尾張守弘保公が鎌倉八幡宮より勧請されたことに
  はじまり、現在の本殿は享保元年(1716)広相公によって再建されたものである。

  規模形式
  大型の三間社流造 向拝一間軒唐破風付銅板葺で、現存する江戸時代の本殿中では
  東広島市最大である。】
  (現地解説板より。一部省略)


はい、とゆー訳で、こちらも平賀さんのゆかりです。
頭崎城は終わったけど、まだ平賀氏めぐりは続くのだ。
だって今日は、平賀さんの1日なんだもん


まず、文亀3年といえば、弘保が白山城を築いたといわれている年にあたる。
八幡様はあちこちにいっぱいあるけど、ここのは鎌倉からなんたね。
やっぱ、 東国武士 だなあ。


白山城方面へはこの後で行くけど、
白山城の麓に広がる白市(しらいち)は市場であり城下町。
その白市は、弘保が白山城を築いたことに始まるといわれている。

白山城の築城と同時期に勧請されたってことは、
城と城下町の鎮守としての意味合いがあったのかもしれないね。
位置的には、城の鬼門の方角じゃないけど。


で、弘保が勧請してその後広相公による再建とあるけど、
この広相さんは頭崎城シリーズで出てきた新九郎じゃありません。

新九郎の方は大永8年(1528)生まれとされているので、
社殿を再建したのと同一人物だったら、再建時には188歳になっちゃう
ので、子孫の広相さんかと思われるものの、私の持ってる系図には近世は載ってないので、
広相さんがどういう人なのかはわからない・・・


けどさ、関ヶ原以降、平賀氏は毛利家の大減封にともなって
一緒に引っ越ししてるはずなのに、平賀氏による享保元年(1716)の再建って
おかしくないか?

まあ、関ヶ原以降の毛利家の台所事情は相当苦しかったはずだから、
庶家ぐらいはこの地に残ったのかもしれないけど。



ここまでは神社入口にあった看板に基づいて考えたものだけど、
実は東広島市の観光情報サイトにある神社の由来はちと違ったものになっている。


 【天文年間(1500年代中頃)に鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請したといわれ、
  高屋13か村の産土神でした。社殿などの普請は、平賀弘保が中心となって行い、
  元禄元年(1557)以降に完成したといわれます。】
  (東広島市観光情報サイト「東広島~ようこそ吟醸酒のふる里へ~」より)


元禄が16世紀の訳がないから、これは明らかに間違いなんだけど、
流れから言ってたぶん「永禄元年」と言いたいんじゃないかと思う。
永禄元年なら、新九郎の広相も生きてるし。
ただ、永禄元年は1558年だけどね(笑)。


文亀3年(1503)の勧請で社殿は永禄元年(1558)だと
タイムラグがありすぎて、

「おいおい平賀君、どんだけ~!!」

って話になっちゃう。

が、天文年間(1532-1555)ならまずまずかな・・・
天文の終わり頃は、相続のゴタゴタとか大寧寺の変とか防芸引分とか
色々と忙しい時期ではあったけど、天文の中頃だと神社の建立にしては
やっぱり時間がかかりすぎてるので、天文の終わり近くじゃないかと思うけどね。

個人的には、文亀3年勧請説の方が白山城の築城と同時期だし、
ロマンがあって好きなんだけど。

ま、完成がいつであれ勧請が弘保だってことは一致してるので、
とにかくゆかりの地でまったりしたい私には、あまり大きな問題ではない。
(↑相変わらず大ざっぱ)



入口の灯籠は↓


東西条・白市・福岡八幡宮3



おお、ここも佛通寺と同じバージョンだな。
この形は、どの程度の範囲に分布してるんだろう。



東西条・白市・福岡八幡宮4



東西条・白市・福岡八幡宮5



東西条・白市・福岡八幡宮6



おお、なんかカッコいいな~。
三つ巴だからそう見えるんだろうって?(笑)。

これは平賀氏の紋じゃない。
平賀紋の梅ヶ唐花だったら、もっと雰囲気出てよかったけどな。


参拝の前に、その脇をご紹介しましょう。
これにはちょっと理由もありましてね。

まず、上がってすぐ左にある灯籠↓。


東西条・白市・福岡八幡宮8



東西条・白市・福岡八幡宮9



これは宝永7年(1710)9月吉日に奉納されたようです。
富士山の宝永大噴火の3年後だな。

この近くには歌碑もある↓。


東西条・白市・福岡八幡宮10



この歌の元になったのが、こちら↓。


東西条・白市・福岡八幡宮12



この手水鉢、富士山をかたどったものなんだそうな。
どこが富士山?わかんね~・・・と思いながら近寄ったら、


東西条・白市・福岡八幡宮11



あっ、これかあ~!!

なんだ、てっきり鉢そのものが富士山の形とかになってるものかと・・・


富士山の鉢の近くにいる狛犬↓。


東西条・白市・福岡八幡宮13



ちょっと磨耗してるし、結構古そうだな・・・
その後ろにいる子↓。
お約束のデカいボールを抱えてる(笑)。


東西条・白市・福岡八幡宮14


東西条・白市・福岡八幡宮15


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最終更新日  2013年04月21日 11時55分08秒
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