戦国ジジイ・りりのブログ

戦国ジジイ・りりのブログ

2013年04月29日
XML
カテゴリ: 旅日記(中国)
東西条・白市・光政寺と六地蔵の分岐-2


さっき上がってきたところへ戻って、今度は水色の矢印の方へ進む。


東西条・白市・六地蔵へ



白山城の解説板には、『正面の大手筋は、南西に伸びる尾根筋上の郭群から
西側の光政寺にかけてと考えられ』とあったので、これが大体の大手筋に
あたるのかもしれないな・・・ってちょっと思った。

白山城は白市の町の基となった城でもあるし、
場所的にも比高の面でも、見やすいように整備してもらえたら
それなりに人は来るんじゃないかと思うんだけどね。



一口に山の手入れといっても相当な労力が必要とされるし、
気軽に「整備してほしい」なんて言えないよな
ただ、木の根で遺構が破壊されたりしないかなって心配な面もあるにはあるけど。


竹林を回り込むと


東西条・白市・六地蔵へ2



案外山道。
それより薄暗いし、なんかヤダ、ここ・・・

このすぐ先に石垣があって、その上に墓場がある↓。


東西条・白市・六地蔵へ3



墓は一般の方のもので、私はこちらを見に来たんだけどね↓。


東西条・白市・六地蔵6



  高さ約90mの立像5体と高さ約60cmの坐像1体からなり、坐像の台座には
  享保19年(1734)の年号が刻まれている。】
  (現地貼り紙より)


ちょっと、台座の銘を確認するどころじゃありませんでした。
ああ、早くここ脱出したい・・・


うぐいす塚 への道。
が、やっぱり長居したくなかったのでそそくさと降りてきました。

もともと白山城に登るのは期待してなかったし、
もう16:00だしこの薄暗さだし、それになにより

なんかここヤダ~!!

って感じだったので。

別に霊感がある訳じゃないんだけどね、でもなんかイヤだなって場所は
やっぱりあるんだよね。



ワタワタとうぐいす塚から降りてくると、こんなのが目に入った↓。


東西条・白市・うぐいす塚付近


ナニコレ・・・
いつ造られたものなんだろう。

「弘保のおふろ・・・」

とかニヤニヤしながら、でも急いで山を降りた。



これで白市で予定してたところは全部見た。
面白かったな~、この町!!
ただ、公衆トイレを何とかしてほしいかな。


ここからは、白市の駅まで歩く。


東西条・白市・木原城?3


東西条・白市・木原城?2


あの辺の山のどれかに、木原城があったんだな。
たぶん、上の写真の方じゃないかと思うけど。
はい、旧木原家住宅以降何度か出てきた、あの木原さんです。


平賀弘保が築いた白山城は、交通の便などは良かったが
後から築く頭崎城と比べれば防御の点で劣った。

そのため、弘保は東に滝山城、その手前の尾根伝いの東には新開城、
そして東南には木原城の支城を築いて防備を固めたという。
だから、この辺り一帯は、まさに弘保が造り上げた町と言っていいだろう。

予定を組んでる段階では、木原城の方を通ろうかとも思ったんだけどね。
でも、情報が少なかったのでやめた。

木原城の城主は、弘保の弟で木原家の祖となった保成。
で、保成の子の信友が弘保と不和であったため木原城より西に引っ越して
木原城は廃城になったという・・・


また不和バナシかよ~!!

弘保と興貞、興貞と隆宗、弘保と甥の信友・・・

不和の話がホントかどうかはわからないけど、
ごく近しい親族間でこんなにいくつも不和のウワサが残ってるなんて、
平賀一族って皆様結構アクの強い性格だったりして・・・(笑)。




そんなことを思いながら歩き続けたけど、
私はとにかく行動中に集中してエネルギーを使い果たすので、
終わるとどっと疲れが出る。

白市の町から駅まではたかだか1キロぐらいなんだけど、
腰も痛いし疲れていたのでやけに長く感じた。



東西条・白市駅へ3



あれ、このうさぴょん、どっかで・・・
ああ、巣鴨にいたのと同じやつだ~!!
このうさぴょんは全国区なのか(笑)。

駅の近くの消火栓↓。


東西条・白市駅あたりのふた


この絵柄は、よくあるやつだっけ・・・



白市から西条までは、電車で2駅。
その2駅間、眠るのを我慢するのが大変だった。
寒かったし疲れたし、暖かい電車の揺れが強烈な睡魔を連れてきて・・・



ホテルの窓から見た、西条の夕焼け↓。
正面が鏡山方面です。


東西条・西条の夕焼け



日の短い時期なのに、今日は珍しく明るいうちに戻れた。
やっぱ大内領はいいなあ~。なんだか安心する。
私、西条好きだわ。



さて、大内領に戻ってきたので、ちょいとまた大内氏関連の話を・・・(笑)。

東西条と大内氏のなれそめについては、 「鏡山城(1)」 以降にざっと書いたけど、
今川了俊が九州探題および安芸守護として九州へ下向する際、
京から赤間ヶ関までは陸路を取った。
その時の行程を、了俊自らが「道ゆきぶり」と題して紀行文を残している。

これには何年、とは書いてないものの、九州探題に任命された翌年の
応安4年(1371)のものと見られている。


で、この付近では沼田(ぬた)から入野(にゅうの)へ入って竹林寺(場所は こちら )を
見た後、「高谷」に泊まっている。

「たかや」なら平賀領・高屋保の高屋だよな・・・
けど、白市の町は白山城の築城(1503)頃の成立と見られているから、
小さな里くらいはあったかもしれないけど、まだ町として発展はしてない時期だから、
白市の先ぐらいまで進んでそこの「高谷」で泊まったのかもしれない。

その先は山を越えて瀬野まで出たとあるので、
今の西条駅、もしくはその西のあたりから南西に向けて突っ切っていったものと思われる。


この時期、ひろよん(大内弘世)はすでに安芸に進出していたと思われるものの、
東西条を領するという段階にまでは至っていないかもしれない。
だから西条には泊まってないのかもな。

まあ、少なくとも沼田(現在の本郷駅付近)から西条あたりまでは、
現在の山陽本線とほぼ同じルートを辿ってきたみたい。

応安は足利義満の時代だから、古すぎるせいかあまり史跡めぐりの記事では
了俊がこの辺を通っていったことは話題にはならないんだけど、
西条から本郷あたりを電車で通過する際には、
ちょっと思い出して頂けると嬉しいな


大内氏歴代はひろよん以降ほとんどの当主が上洛してるけど、
どこを通って京へ向かったのかは私は知らない。
まあ、了俊と似たようなルートを通っていったんじゃないかと思うけどね。

盛見もそのついでに佛通寺へ寄ったのかもしれないし。

頭崎城を発端とする安芸での大バトルのあとで
義隆が西条へ来たことがあるのだけはわかってる。
この時の一連の動きがとても面白いので、合間を見て
別立てで記事を書きたいんだけど、ちょっと詳しい史料が手に入らないもので・・・



帰ったぞメールを家に入れて、高校生に見られたことを報告したら

「気分いいでしょ。
でも知らない人と話をしてはだめよ」


と返事が返ってきた。

旅先なんだから、会う人会う人みんな知らない人です・・・

この日は24,779歩。
明日も頑張らなくちゃ・・・




4日目<2013/1/3(木)晴れときどき雪>


高山城前のドーピング



連日山城だったし、4日目ともなると朝から疲労の色が濃い。
ので、いつもより高級なドーピングで心と体を奮い立たせる(笑)。

今日も昨日と同じく、電車を1本遅らせた。
それでも、家からは

「こんなに早く出かけるの?
まだそっちは薄暗いんじゃないの?」


とメールが入ってきた。

ああ、そうか・・・
7:00過ぎなんてね、普通の観光で出かける時間じゃないよな。
怪しまれちゃうかな・・・


電車に揺られて約30分。降りたのは本郷駅。
ふふふ、再び小早川領に出勤で~す

駅のホームからは、赤い瓦の結構立派な寺が見える↓。


東西条・本郷駅北側


ああ、いい感じだな・・・
戻ってきたら、あそこにも寄りたいな~。


今日もまずタクシーを使う。
おととい、新高山城へ行く時は南側の出口へ出た。
が、今日は南口からだとちょっと遠回りになるので、
北口にタクシーいないかな・・・とセコい計算をして北口へ出てみた。


東西条・本郷駅北側2



正面に古高山(左側の山)が見えるだけで、何もない・・・
いや、小さなお堂があったけど↓。


東西条・本郷駅北側3



ずいぶん古そうな石仏だな・・・

しょうがないので、南口からタクシーに乗った。
もちろん、駅でトイレにも行きましたよ。
今日も当分トイレには行かれそうにないのでね。

ああ、又四郎様、今日は昨日ほどトイレに苦労しなくて済みますように・・・


にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年04月29日 16時37分18秒
[旅日記(中国)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りりじい

りりじい

カレンダー

コメント新着

王島将春@ Re:浅草&寛永寺法要編(8) 東国の成熟(01/08) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
よー子@ 墓参り2014(2) 慈眼寺~芥川龍之介と小林平八郎の墓(08/02) 前略 初めてお便りします。 質問ですが、…
伊藤友己@ Re:上野第三編(12) 寛永寺105/清水観音堂~越智松平の灯篭(06/20) 越智松平家が気になって詳しく拝見しまし…

サイド自由欄

よみがえる江戸城 [ 平井聖 ] 価格:2916円(税込、送料無料)






PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: