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著者: 司馬遼太郎
出版社: 文藝春秋
発行年月: 1998年10月
人間には使命があり、それを全うする為に生まれたと考える竜馬。
物語も終盤に差し掛かって、竜馬はその使命を1つ1つ果たして行きます。
彼の無私無欲、一途な思いが時代の流れに乗って、日本を動かす。
貿易倒幕結社、亀山社中を活用して犬猿の仲の薩摩と長州の距離を利益で近づけ
両藩歩み寄りの話し合いの場をドタキャンする薩摩藩、西郷隆盛。
プライドを大きく傷付けられる、長州藩、桂小五郎。
それでも時代は動いている。
北海道を質に入れた見返りとしてフランスの援助を受けた幕府の陸海軍が長州討伐に
存亡の危機の長州に対して、亀山社中は数千丁の西洋式銃と船を薩摩名義で買い
そして最後は、人間の信念の力で偉業が成し遂げられる。
ようやく同盟交渉の席についた薩摩と長州。
だが、お互いの藩のプライドから、同盟の話を切り出さず、物別れに。
全てを諦め、帰国を言い出す桂小五郎に、生まれてから怒ったことが無いと言う 竜馬
竜馬の友、土佐の志士達は、藩の体裁など考えずに、一重に日本の国のためを考
それを、長州と薩摩はお互いの藩と言う小さな枠の中でモノを考えて、外憂に晒され
その足で薩摩藩邸に一人乗り込み、西郷に対しても信念をぶつける竜馬。
彼の信念の前に、ついに薩長同盟の奇跡が成立する。
使命を1つ果たした竜馬に忍び寄る、死の影。
同盟を果たした夜、寺田屋の楼上で襲撃を受けるが、重症を負いつつも生き延びる。
攻め寄せる幕府陸海軍を相手に、奇襲作戦を成功させる高杉晋作の天才。
竜馬が率いる亀山社中も長州を援け、ついに幕府軍との海戦に臨む。
300年続いた徳川支配下の封建的な世界に訪れた開国と言う変化の波。
それをいち早く感じ取り、命を省みずに行動をして、良い方向へと動かして行ったの
時代に求められるものを見極め、たぎる若い血を信念に昇華、理想の実現の為に
彼らこそは、先日読んだドラッカーの本における「プロフェッショナル」だと考えま
また、彼らの成長や能力を認めて、承認して権限を委譲した薩摩藩、長州藩の重役は
読んでいて、今の自分とその周りにあてはめて考えさせられます。
自分に足らないのは、、、
時代を読む力か、
プロフェショナルとしての特質か、
それともコミットか?
・・・なぁんてね。(笑)
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