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2009年08月08日
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カテゴリ: 沖縄見聞録
3日目(後半)

名残を惜しみつつ、美ら海水族館を後にして、
(その前におみやげをたくさん買いました)
昼食は沖縄の古民家で沖縄料理が食べられる
「大家(ウフヤー)」 へ。

ここは、牧志公設市場の人に紹介してもらった
イチオシの店。地元の人も足しげく通うそうです。

やんばるの森の中に「大家」はありました。
TVドラマなどでたびたびロケ地になっているそうで、


s-090801-36大家でお昼.jpg

板張りのものすごく広い縁側のような席に
通されます。
目の前には南国の木々が茂り、真ん中には
3mほどの高さの滝が流れています。
案内してくれたお姉さんに
「滝があるなんてすごいですねぇ」
と言うと、
「ああ、でも人工の滝なんで・・・」と
あっけらかんと答えてくれました。
ここがまた沖縄の人のいいところです。

頼んだのは1日20食限定の「アグー肉そば」。

s-090801-35大家でお昼.jpg


戦前には多く食べられていたようですが、
戦争で数が激減、西洋種が入ってきて普及したことで
幻と呼ばれるようになりました。
ここ数年で畜産試験場などで努力し、
原種に近い肉質の豚が飼育されるようになったそうです。


煮たものがかつおだしの利いたおそばに
どかん、どかんと載っています。

ジューシーと呼ばれる沖縄風炊き込みご飯
(これがまたばかウマで、ひとさんは私の分を
ほとんど全て食べました)や、
島豆腐、青パパイヤのサラダなどの小鉢が
付いています。

デザートに、カキ氷が載ったぜんざいも食べました。

ときどき黒いチョウチョがひらひら舞っていたり
南国特有のねっとりした暑さを感じたりしながら
おいしいお昼ご飯は終わりました。


さて、午後は美ら海水族館からほど近い
水納(みんな)島のビーチを目指します。

本島から船で15分程度のクロワッサンの形をした
サンゴ礁でできた島です。
真っ白な砂浜が続きます。

s-090801-41みんな島.jpg

潜ってみると、ここも透明度は抜群ですが
サンゴはほぼ全滅、白い水底は音もなく
ちょっと墓場を思わせます。
まるで白昼夢の中を泳いでいるよう。

それでも、しばらく海底を探すと
あちらにひと塊、こちらにひと塊、
本島のビーチよりは多くのサンゴが
かろうじて残っています。
そこには、色とりどりの魚の姿も。

自分の位置を確かめようと水の上に顔を出し、
呼吸を整えて再度潜ると、
先ほどまでは姿が見えなかった、
20センチほどの青いきれいな魚の群れが、
数十匹、泳ぎ去っていくところでした。

砂地でハゼとエビが共生している巣穴も発見。
これはテレビでは生き物の共生の事例で
よく見るものの、
どこか外国の海でのできごとと思いこんでいたので
本物を見ることができて、またまた感激。
ほんとうに、ハゼが四方八方に目を配り、
その横をエビが巣穴から砂粒を抱えて
出てきます。
やっぱり、いくらインターネットが発達しようが
再現技術が進歩しようが、
リアルに勝るものはありませんね。

ビーチでもおもしろいものが待っていました。
なんと、ウミガメの赤ちゃん。
監視員のおじさんがたまたま近くで見つけて
放流するところで、体長5センチほどの
目のおおきなウミガメの子を触らせてもらいました。
おまけに、ひとさんは放流の役を
やらせてもらえました!
ウミガメの子は波にもまれながら、
一生懸命オールのような足を動かし、
泳いでいきました。

s-090801-40みんな島 - to.jpg

10年ほど前に海水温の上昇で
一説には本島の80%ものサンゴが白化現象を
起こし死滅した、と言われています。
サンゴに影響を与えるものは、高い海水温、
畑から流れ出る赤土、オニヒトデなど、さまざまに
言われますが、美しいサンゴ礁を
次代に残せなかった私たちは、せめて
これから少しでもサンゴが回復し、
多くの生き物たちが棲みやすい環境を
作っていかなければならないと感じました。


ところで、沖縄にはたくさんのオカヤドカリが
棲んでいます。
水納島でもずいぶん大きなのをひとさんが
捕まえました。

s-090801-47みんな島.jpg

砂地を主な生息地としているので、
足が太くて頑丈です。体は白く、真っ黒い目が
とてもチャーミングです。
ところが、ツメの力も強いんですね。
ひとさんはゆだんしたすきに
血がにじむほど人差し指を挟まれて、
皮がむけてしまいました。
ずっと機嫌よく過ごしていた沖縄でしたが、
たった1度、このときだけは少し泣きました。









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Last updated  2009年08月09日 16時55分47秒
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