2006年11月18日
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聖書は、『あなたの父と母を敬いなさい。』と教えます。

現代の日本は、一言で言えば、権威が崩れた国です。学校の教師と生徒の間に、友達のような親しい関係はあっても、先生の権威は地に落ちてしまったかのようになくなってしまっています。

それは、親子の関係の中にあってもそうです。以前なら、親の声は神の声であるかのように子どもは捉えたものです。しかし、現代の日本にはそれは通りません。

お隣りの韓国は、儒教が強く、今でも権威が重んじられています。その結果として、両親を敬う姿勢は普通にあります。

しかし、権威が崩れた日本においては、この『あなたの父と母とを敬いなさい。』という言葉がどのような意味を持つのでしょうか?

まず言えることは、両親というのは、私たちに取って一番初めの人間関係です。そして、この人間関係は、通常、親が死ぬ日迄続きます。

ですから、親子の人間関係は、人間関係の土台になります。そして、すべての人間関係は、この親子関係の反映であると言っても言い過ぎではありません。

例えば、権威に対する反発が強い人は、同性の親に対する反発が強いことがほとんどです。また、健全な人間関係を持てない人の中には、ファーザーコンプレックスやマザーコンプレックスを持っている場合が多くあります。

また、健全な人間関係が持てる人のほとんどは、親子関係がうまく行っている場合がほとんどです。



尊敬できる親は、自分に与えられた責任を果たそうとして生きているという特徴があると思います。もちろん、立派ではないかも知れないけれど、果たすべき責任を放棄しないで、一生懸命に生きている。その姿を見て、子どもは親を尊敬するようになると思います。

また、両親の仲が良いこと。そして、親の本音と建前が少ないことです。つまり、家での顔と外に行った時の顔が同じであればあるほど、子どもは親を尊敬するようになります。それは、外で立派に生きているように、内の中でも立派に生きようとするというよりも、うちの中で夫婦の仲がよく、気楽に、気さくに、楽しく生きているように、外でも同じように生きるということです。

使徒パウロは、『父たちよ。あまたがたも、子どもを怒らせてはいけません。』と言っています。それは、以上のような特徴が親に欠ける時に起こって来るのだろうと思います。

そして、それと同時にパウロは、『「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。「そうしたら、あなたは幸せになり、地上で長生きする。」という約束です』と言いました。

私たちは、両親が、少なくても、自分に与えられた責任を果たそうとして生きている姿を見たら、それだけで良しとして、親を認め、立派に生きている故に尊敬しようと努力してみて下さい。きっと、あなたも親と同じ年、同じ立場になった時には、親の苦労が嫌って言う程わかるようになるだろうと思います。

その時には、親はこの地上にはいない場合がほとんどです。親孝行、したい時には親はなしなのです。

どうぞ、親もあなたと同じ弱さを持った存在であり、一生懸命に生きようと戦っています。その結果が、燦々たるもので、不甲斐なく見えるかも知れませんが、その親の弱さや欠点も含めて、丸ごと受け入れることは、しいては、自分を受け入れ、自分を許し、そして、パウロが言うように、幸せになり、この地上で長生きする秘けつにもつながるのです。

その中身は、親子関係が健全になることに比例して、他の人間関係も健全になって行きます。その結果、生きることが楽しくなり、すべてが好循環するようになり、幸せを経験できるようになります。

権威が崩れた日本においては、聖書や神様の権威も高くありませんから、「聖書が言ってるからこうしなさい。」と言っても空しいものです。

そこには、親自らが、自分に与えられた責任を果たそうとして生きること、そして、夫婦仲がよく、家の中と外の顔にギャップを持たないこと等を心がけたいものです。

また、子どもは、親の悲しみや苦しみ、寂しさに耐え、一生懸命に与えられた責任を果たそうと生きている親を愛しみ、認め、尊敬して行く心を持ちたいものです。



神は、あなたの幸せのために、この命令を命じられたのです。このことを心に留めて、祈りながら心がけて行きたいものです。

あなたの祝福をお祈りしています。
God bless you!





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最終更新日  2006年11月18日 07時50分53秒
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