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時間に追われブログからすっかり遠ざかってしまいました。実に2年ぶり近くです。さて、3月11日の東日本大震災で、僕がよく利用していた気仙沼のワインショップ“WineNavi”も被災。ご主人たちの安否が心配でしたが、関係者一同ほぼ全員無事との便りをきき、ほっと一安心していました。http://winenavi.jp/その後、津波で被災したワインを洗浄して、アウトレット価格で売り出されたので、さっそく購入させていただきました。自宅に届いたワインはどどれもラベルが剥がれたり汚れたり、鼻をつけないとわからないほどですがかすかに重油の臭いもします。何度も映像でみた今回の大震災の被害ですが、津波をくぐり抜けてきたこれらのワインを実際に目の前にして、何か初めて現実のものとして、今回の大震災を感じることができたように思います。最初にあけた一本は、ACブルでいつもお世話になっているジャック・カシューの村名クラス。“ヴォーヌ・ロマネ レ・シャランダン2007"(OUTLET価格3,570円)。店の指示通りにボトル全体をラップで包み、ウエットティッシュでビンの口の中まで拭ってから、グラスに注ぎました。中身はまったく問題なし。ピノ特有の優しい味わいが最初から全開。飲み進むに従い、ほのかな甘みが増してきて、ここしばらく飲んだピノ・ノワールの中でも最上の一本でした。
2011年04月27日
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なかなか当たり外れの多い気がするユドロ・バイエ。“オート・コート・ド・ニュイ2006”(3,000円ぐらい?)は初めて飲みます。これが、ちょうど飲み頃のピークだったのか、柔らかく優しいピノ・ノワールの味わい。これだったら、バイエの名声もうなずけます。が、先日飲んだ、はるかに上級の“シャンボル・ミュジニーVV2006”にはちょっとがっかり。もしかしたら、今回のほうが美味しかったかも……、なんて。バイエって、そんなに気難しいワインでもないようにも思うのですが。
2009年08月01日
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ディジオイア・ロワイエのACブルにがっかりしたので、間違いなく美味しそうなロブレ・モノ“ACブルゴーニュ2005”(2000円ぐらい?)。リリース当時はロブレ・モノにしては強く感じすぎた酒質も柔らかくなり、丸い綺麗な柔らかい酸味のとても美味しいブルゴーニュ。それほどスケールが大きいわけでもありませんが、チャーミングでまさに僕好みの美味しいワイン。今が飲み頃のピークかもしれません。2000円でこんなに美味しいブルゴーニュが飲めるなら、がっかり確率の高い上のクラスのブルゴーニュは必要ないし、このワインだけ1,2ケースは買い占めてしまうかも……。といっても、飲み頃もけっこうむずかしいから、実際はそういうわけにもいきませんが……。
2009年07月21日
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今月は月のほぼ半分がソウル出張。忙しい日々が続き、すっかり久しぶりになってしまいました。予定では月末もソウルに出張予定だったのですが、来月後半に延びたのですこし楽になりました。ブログもしばらくは、余裕があるときに写真抜きで本文だけの更新にしたいと思います(わざわざ写真を撮ってUPするのは案外と手間なので……)。 シャンボル新世代として話題のディジオイア・ロワイエ“ACブルゴーニュ2007”(2,079円、ウメムラワインセラー)。期待して開けたのですが、まだまだ早すぎたようです。渋く硬い酸味に覆われて、まったく楽しめません。こんなワインこそ翌日には美味しくなるかと思いきや、ただの渋いワインになっていて、前日以上に楽しめ目ませんでした。もうしばらくたてば、美味しくなるでしょうか??ブルゴーニュ【1900円均一】2007年新入荷ブルゴーニュ[2007] ブルゴーニュ・ルージュ(ディジオイア・ロワイエ)
2009年07月19日
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GWは毎年、家族でキャンプに行っていたのですが、今年は小学4年生の長男は野球の練習がメインになってしまい、久々に泊り掛けのないGWになりました。こうやって、子どもも親離れしていくんですねぇ。といっても、3日(日)も4日(月)も練習試合&公式戦とあるので、親は応援ですが……。 さて、韓国式中華という韓国料理があるのをご存知でしょうか? かなりの韓国通でないと知らないかもしれません。が、日本の中華料理が本場の中華とはかなり違う方向で発展してきたのと同じように、韓国でも韓国人の好みに合わせて独特な発展をしてきたのが韓国式中華。中でも、ジャージャー(チャジャン)麺はその象徴。しかも、特に豪華な料理というわけでもないのになぜかお祝いや特別なときに家族で食べる料理がジャージャー麺だったという、韓国人の郷愁を誘う料理だったりします。 残念ながら、つい最近まで日本(東京)には大衆的な韓国式中華の店はいくつかあれど、本格的韓国式中華の店はありませんでした。が、ついに、その本格店がOPEN。韓国でも指折りだった料理長が腕をふるっています。 “羅香RA-HYAN” 東京都新宿区大久保1-17-7 メゾン豊B1 TEL.03-3209-5242 。メニューや看板の料理写真を僕が撮影しました。 ジャージャー(チャジャン)麺は真っ黒なソースがかかっていて、その味わいも日本人には最初はちょっと戸惑いものですが、食べ慣れてしまうと、いつの間にか食べたくなる麻薬?のような味わい。近場の韓国式中華の大衆的な味わいとは一線を画する出来。値段もちょっと高めとはいえ、それでも980円。その他、韓国式中華といえば酢豚やチャンポンが定番ですが、鶏の唐揚甘酢ソースや海老チリがこの店では絶品です。残念ながらワインは充実していないので、ビールかマッコリか、韓国焼酎ということになってしまいますが、機会があったら、ぜひお試しください。
2009年05月02日
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4月6日(月)から14日(火)まで韓国の釜山に出張でした。満開の桜咲く日本を離れる寂しさを感じつつ到着した釜山も、また満開の桜であふれていました。しかも、東京よりも暖かいにも関わらずほぼ同じ時期に満開なのも幸運でした。もしかしたら日本以上に多いのではと思われるほど、釜山の町には桜があふれています。韓国の人も桜好きなのでしょうか。ただ、桜の木の下の宴会は韓国にはないそうです。韓国人も日本人以上にお酒好きなのに、ちょっともったいない気がします。
2009年04月15日
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先週月曜から土曜までほぼ一週間、北京に出張でした。餃子事件に大不況が重なって、中国は観光客もビジネス客も激減。ウォン安で日本人観光客で大賑わいの韓国とは正反対のようです。しかし、逆に今の北京はとても落ち着いていて、人も穏やか(今回がたまたまだったのか、以前の剣呑な中国人のイメージとは違い、なぜか優しい人ばかりでした)。昔は美味しいレストランが少なかった北京も、今では全国でも屈指の名店がそろい、グルメでも十分満足のいく町になっていました。また、昔ながらの路地裏の生活が残る故同(フートン)も良くも悪くもかなり大規模に保存観光化され、写真好きにも被写体に困らない町。今の北京こそ、観光におすすめの町かもしれません。 さて、帰国後すぐのワインはちょっと奮発して(といっても値段を見ると、昔は安かったですねぇ)、プリューレ・ロック“ニュイ・1 2003”(3,549円、湘南ワインセラー)。先日、同じヴィンテージのルー・デュモンACブル2003”を飲んだばかりですが、明らかに1ランク上の味わい。芳醇で、値段にしてはそこそこ複雑な味わいに大満足でした。このぐらいの値段で、このぐらいの美味しさのワインが昔は飲めたんですねぇ。最近、また暴落傾向にあるワインの値段ですが、このぐらいまで下がってほしいものです。もちろん、2003年から6年たっての熟成感は最新のビンテージでは得がたいものですが……。 蛇足ながら、JTBパブリッシング発行の『ノジュール4月号』(定期購読会員誌なので、書店にはないのですが)の第二特集が「行くなら今! 気軽に韓国旅行」。ソウルの美味しいレストラン19軒の写真を僕が撮っているので、もし定期購読している人がいたら、ご覧になってください。自信をもっておすすめできる名店ばかりです。
2009年03月29日
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次男の4歳の誕生日だった11日は平日だったので、日曜日に誕生日パーティ。大好きなロブレ・モノが作る“オーセイ・デュレス1erCruレ・ヴァル2005”(3,654円、湘南ワインセラー)。2日前に同じロブレ・モノのACブル05を開けたばかりですが、明らかに1ランクも2ランクも上の複雑な味わい。ロブレ・モノ特有の酸味基調の透明感のある優しい味わいながら、さらにその中にほのかな甘みが隠れていて、久しぶりに僕の好みにストライクのピノでした。1級なので当然5,000円超えかと思っていたら、ブログを書くのに確認したら3,000円台だったんですね。びっくり!! 下手な5,000円超えワインよりずっと美味しかったです。 予断ながら、14日(土)はもらい物のチケットでロッド・スチュワートのコンサートに。アルバムも買ったりしてリアルタイムで聞いていたのは“胸につのる想い”や“アイム・セクシー”。もちろんそれらの演奏もよかったのですが、アンコールのラストの“セイリング”は胸にジーンと来るぐらい感動してしまいました。あまり期待していなかったせいか、逆にとてもいいライブでした。 さらに予断ながら、近所のデパートで話題の花畑牧場の生キャラメルの販売があり、運よくゲット。口の中でとろける食感はなかなか新鮮で確かに美味しい。とても美味しい。しかし、12粒で850円はあまりにも暴利じゃないか。スイーツ大好きなわけでもないし、個人的にはリピートはないでしょう。いったい原価はどのぐらいなのでしょうか? 生キャラメルよりも、久しぶりに買ったアンテノールのコルネのほうがずっと満足度は高いなぁ。
2009年03月15日
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ソウルから無事に帰国しました。ウォン安のせいで、ソウルは日本人だらけ、一番の繁華街・明洞は5人に2人ぐらいは日本人ではないかと思うぐらいでした。韓国人の間で「独島(竹島)は韓国のものだけど、明洞は日本のものになってしまった」というジョークさえ囁かれるぐらいです。それにしても、本当に信じられないほどのウォン安です。何しろ、国賓がよく利用することでも知られる韓国一番の高級ホテル“新羅”に一泊1万円以下(1部屋2人利用)で泊まれてしまうのです。皆さんも、今が韓国旅行のチャンスかもしれません。今回は老舗のレストラン(といっても韓国では老舗といってもせいぜい数十年ですが)を中心に回りましたが、韓国メシは本当に美味しいです。ただ、ワインと合いにくいのが残念ですが……。といっても、けっこうワインと合う韓国料理も実はあるんですけどねぇ、でも、韓国ではワインはとても高いので、結局飲まないんですよねぇ。さて、帰国後にあけたのはドメーヌ・オーディフレッド“ACブルゴーニュ2006”(優心美酒SHIMURA,ヴォーヌ・ロマネ2006オー・シャン・ベルドリとのセットで9200円)。新ブルゴーニュの旗手のひとりとして騒がれて、僕も2005、2006とオーディフレッドのワインを何種類か買いこんでしまいましたが、飲むにはまだ早すぎるようなので、実は開けたのは初めて。2006のACブルは今飲んで、どれもそこそこ美味しいので期待して開けました。が、開けたてはどうも愛嬌のない味わい。思い切って、一晩置いてみたのですが、あまり変わらず。元々こんなものなのか、眠る時期に入ってしまっていたのか、ちょっとがっかりでした(もちろん、まずいというわけではありません)。
2009年03月01日
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長男9歳の誕生日ということで当然2000年ヴィンテージのワイン。ミシェル・グロ“ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエクリュ”とどちらを開けようか迷ったのですが、結局、オーストラリア、いや新世界を代表するシャルドネとして知られる西オーストラリアのルーウィン・エステート“アートシリーズ・シャルドネ2000”を選びました。ラベルは毎年異なる画家が描いていて、毎年、それも品種ごとに違うことでも知られています。このワインは何年か前に西オーストラリアに行ったときにパースで確か5,6千円で購入してきたものです。色は今までに飲んだ白ワインの中でも最も濃いといっていいぐらいの黄金色。抜栓後すぐは、熟成させすぎたのかちょっとリキュールのような癖のある味わいを感じたのですが、30分もするとそれも消え去り、濃い味わいながら芳醇複雑で柔らか味のあるすばらしく美味しいワインに変化。過去、飲んだ白ワインの中でも、もっとも高級感?のある味わいだったかも。さすがにルーウィンの看板ワインと納得です。妙な連想ですが、ちょっと日本酒の飛露喜を思い浮かべました。しかし、今、このワインを市場で手に入れようとすると15,000円近くするんですね。びっくり!!明日23日(月)から28日(土)までは久しぶりにソウル出張。一週間はワインとも縁のない生活になりそうです。ポイント10倍!!オーストラリアワイン【送料無料】【95点】ルーウィン・エステート・アートシリーズ・シャルドネ[2000]10P20Feb09ルーウィン・エステート・アートシリーズ・シャルドネ 2000
2009年02月21日
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バタバタしていて、当日からはすでに数日がたってしまいました。いろいろな方のブログ等で大評判のマルク・ペノさん。気になってはいたものの実際に飲む機会がないままに、経済的な理由でワイナリーを閉じてしまったとの悲しい知らせ。しばらくすると、自然派ワインのインポーターとして頑張っている“野村ユニソン”のバックアップで復活との嬉しい知らせ。来日記念パーティの案内をいただき、即座に申し込んでしまいました。会場は飯田橋の小さなレストラン“メリ・メロ”。あまり外食をしないし、その数少ない外食も仕事柄、韓国系が多いので、ワイン系のレストランはあまり知らないのですが、メリ・メロは知る人ぞ知る名店とのことで、自然派ワインのリストも充実していて、壁には造り手のサインがぎっしりと書き込まれています。2月17日(火)午後7時30分ちょっと過ぎに主役のマルク・ペノさんが登場。見るからに実直そうな人柄がうかがえる素敵な方でした。現在、日本で手に入る3種類の白。“グロ・ブラン”、“ラ・デジレ”、“エム・ド・ベー・ペティヤン”を飲ませていただき、その他、野村ユニゾン輸入の白や赤が数種類ずつ用意してありました。ペノさんのワインは美しい酸味が体に染み入り、どれもとっても美味しく、中でも、一番気に入ったのは“エム・ド・ベー・ペティヤン”。この一日ですっかりマルク・ペノさんのファンになってしまいました。料理も、アグー仔豚の丸焼きをはじめ、美味しいものばかり。野村ユニゾンの方や、ワイン好きの参加者との話も盛り上がり、あっという間に時間がたち、ほとんど記憶もないままに、なんとか終電で自宅にたどり着きました。図書館から借りていた読みかけの本をその電車の中で置き忘れてきてしまったのですが、翌日、無事に見つかったのがご愛嬌でした。"M de B"ペティヤン VdT[NV] マルク・ペノVdT ミュスカデ・ラ・デジレ[2007] マルク・ペノ VdT グロ・プラン・ラ・デジレ(2007) マルク・ペノ
2009年02月17日
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RWG誌でも絶賛されていましたが(かといって、絶賛ワインがすべて美味しいわけでもありませんが)、以前に飲んでとても美味しかったので追加購入。シモン・ビーズ“ブルゴーニュ・ルージュ・ペリエール2005”(3,220円、京屋酒店)。シモン・ビーズは奥さんが日本人であることでも知られています。 先日のパケの飲み頃ちょっとはずし感に比べたらこちらはばっちり。適度な酸味と豊かなボディ。とても美味しいピノ・ノワールです。といっても、かなり前に飲んだときもばっちり美味しかったし、このワイン、飲み頃はあまり関係ないのでしょうか? それとも、僕の味覚が鈍感なだけ? まぁ、パケのように繊細系のワインとはちょっと違うので、いつ飲んでもそこそこ飲めるのかな!? なんて。よくわかりませんが。
2009年01月29日
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さすがに村尾や森伊蔵を購入するチャンスはないので、我が家の芋焼酎の最高峰は“宝山・芋麹全量”(鹿児島、西酒造)と“萬年無濾過”(宮崎、渡辺酒造場)。今年も芋麹全量(一升瓶3,850円)を2本、萬年無濾過は“大地の夢・黒麹”(一升瓶3,300円)を1本、購入しました。それにしても、宝山芋麹全量も毎年のように少しずつ値上がりし、いつのまにか一升瓶3,850円。ずいぶんと高くなったものです。それでも、お湯割で飲むことが多いので、ワインや日本酒よりははるかにお得感はありますが……。そうそう、西酒造の焼酎(たぶん全部?)はラベルをはがすと裏に「ありがとう」と書いてあるのはご存知でしょうか? なかなか粋ですね。
2009年01月21日
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新ブルゴーニュの造り手の中でも人気のひとり、アニェス・セバスチャン・パケ“オークセイ・デュレス2005”(3,780円、京屋酒店)。遅ればせながら、初体験。リアルワインガイド16号では90+~91点というこの値段帯の中では破格の高得点。たしかにとても透明感にあふれ綺麗な造りは新ブルゴーニュ、美味しいです。ただ2005年というヴィンテージのせいもあるのか、ちょっと酒質も強く感じたので、半分翌日に残したのは失敗。美味しくなっているかと思っていたら、飲めないことはなかったけど、ちょっと野暮ったい美しくない味になってしまっていました。とても美味しかった1日目で飲みきるべきでした。特にブルゴーニュは2日目に大化けするワインが多い気がしますが、まだまだ、どのワインが美味しく化けるのかの判断はむずかしくてよくわかりません。ヴィンテージの差のせいも大きいかもしれませんが、個人的にはルイ・シュニのACブル06のほうが好印象かなぁ。あくまで主観ですが、優しい味わいの造り手には2006のほうがいいヴィンテージなのかもしれません。
2009年01月17日
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我が家の定番テーブルワインのひとつ、コノスル。その最高級レンジ、20バレルシリーズ。今まで興味はあったのですが、やっと初めて飲みました。飲んだのは“メルロー・20バレル2007リミテッドエディション”(2,247円、タカムラワインハウス)。メルローとは思えないほど、酸味基調。で、パワフル。しかし、パワフルなのに飲み心地はとてもスムーズ。パワフルワインが苦手な僕でも美味しくいただきました。メルローとしてどうかという気がしないでもないが、3000円ぐらいまでのボルドーやイタリアワインを飲むよりもずっと高級感を味わえるかも……。さすがコノスルです。
2009年01月13日
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今、最も手に入りにくい日本酒のひとつといっても過言ではない而今(じこん)。新進気鋭の若き杜氏・大西唯克氏が醸す銘酒です。三重県名張市に位置する木屋正酒造は、家族経営の小規模蔵なので生産量が非常に少なく、それが入手難の一因ともなっています。昨年末に、而今のにごり酒を飲んで、その上品な旨みにびっくりしましたが、今回飲んだのは一番標準的な味わいとも思われる“而今・九号酵母無濾過生特別純米”(一升瓶2,730円、いまでや)。ほのかに優しい上品な旨み・甘みがあふれていて、旨いの一言。新潟のように淡麗辛口の酒とはまた違いますが、とてもきれいなお酒です。今ではすっかり有名になってしまった飛露喜のような存在に、これからなっていくのかもしれません。その味わいは、飛露喜とは一線を画しますが……。
2009年01月11日
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お正月ということで、ユドロ・バイエ“ブルゴーニュ・グラン・オルディネール・ロゼ・フルール・ド・リラ2006”(2,362円、湘南ワインセラー)。けっこう信頼できる方々の評価が賛否両論なので、興味津々であけてみました。色合いの美しさはいかにも正月にぴったり。が、その味わいは僕としてはがっかりでした。ちょっと人工的なつくりが鼻につきます。今までに飲んだブルゴーニュの造り手のロゼとしては最低ランク。とても、あのユドロ・バイエのワインとは思えません。
2009年01月05日
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あけましておめでとうございます。最近はすっかり更新のペースが落ちてしまいましたが、気楽に続けていきたいと思います。今年一年、厳しい年になりそうですが、逆にいうと世界の価値観が大きく変わっていくきっかけの年になるのかもしれません。よろしくお願いします。写真はトン族(中国貴州省増衝村)の子どもたち。
2009年01月01日
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1年を締める酒として選んだのは飛露喜の中でも上級ラインの酒。飛露喜“特選純吟(特選純米吟醸)”(4合瓶2,625円、いまでや)。箱入りで売っていました。その味わいは飛露喜特有のインパクトさには欠けるものの、口の中で転がしてみると上品な旨みがいっぱいつまっています。が、ちょっと飛露喜らしさには欠けるかな。値段を考えてもリピートはなさそうです。特別純米と特別純米無濾過原酒とスタンダードラインの飛露喜も2種類手に入ったので、近いうちにのみ比べしてみます。
2008年12月31日
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韓国から12月5日に帰国後もメチャクチャ忙しくほぼ一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。すみません。その間に飲んだクラウディ・ベイのピノは前回同様とても美味しくて、当たり外れの多いブルゴーニュを飲むよりも、確実に満足できるピノと改めて思ったりしました。 さて、クリスマスと僕の誕生日(27日)とで、ちょっといいワインを一本ずつ開けたのでさすがにアップさせていただきます。クリスマス・イブにはミシェル・ギィヤール“ジュブレイ・シャンベルタンVV2002”(5,019円、ウメムラワインセラー)。何年か前にウメムラワインセラーで3本購入し、最後の一本。ラベルがまるで古酒のようにボロボロになってしまいました。今までの2本も、けっこうおいしくいただいていますが、今回はまさに飲み頃のピークという印象で、普段僕が飲んでいるレベルではシンプルな美味しさが先にくるピノですが、複雑で重層的・土の味わいも感じさせてくれるようなピノを久しぶりに満喫しました。 そして、27日の僕の誕生日には、とても期待している作り手ドメーヌ・フーリエ“ジュブレイ・シャンベルタンVV2002”(価格、購入店失念)。これも期待にたがわずとてもきれいな造りのブルゴーニュでした。が、ギィヤールに比べると、ちょっと単調。今回はギィヤールの圧勝でした。
2008年12月27日
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明日から韓国出張でしばらくワインとはご無沙汰になりそうです。クラウディ・ベイのピノ・ノワールとどっちを開けようか迷ったのですが、2005年ボルドーの基準ワインとして数本買い込んだシャトー・ピュイゲロー2005(2,887円、かわばた酒店)。2005のボルドーはまだまだ早いと思っていたので、このワインのこのヴィンテージをあけるのも初めて。 ボルドースタイルの濃いワインながら、十分に飲める時期に入っているようです。基本的に濃いワインが好きではない僕でも、その濃さの中に柔らかさも感じることができ、とても楽しめました。この先も楽しみです。 韓国出張は12月5日までなので、それまでワインはお預けかな。戻ってきたら、クラウディ・ベイのピノでも開けましょう。
2008年11月24日
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ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。とはいえ、一時に比べたらずいぶんと静かになりました。ウチも、あんなにコスパの悪いワインをとても飲む気にはなれず、数年前から飲むのをやめてしまいました。とはいえ、せっかくのワインのお祭りの日なので、ちょっといいワインを。 ミシェル・グロ“シャンボル・ミュジニー2002”(確か4000円台前半ぐらい?)。リアルワインガイド誌9号で大絶賛されていたので、思わず3本購入。が、以前に飲んだ1本目はちょっといまいち。もういい年数たっているし、今回はどうか? と思って開けてみました。 開けた瞬間、パッと華やかな香りが広がり、期待しました。が、その後の味わいは、美味しいACブルと同等かちょっと上か。これが村名だといわれれば、納得もするし、でも、本音はちょっとがっかりだったり。うーん、これが村名の美味しさなら、ACブルの美味しさでも十分かな。 でも、コンディションも万全ではないような気がしました。インポーターはスマイルですが。堅実な造り手として評価の高いミシェル・グロですが、どうも僕が飲むときはいまいちな印象が多く、相性がよくないのでしょうか?? 11月25日(金)から12月5日(金)まで、韓国取材なので、またまたブログの更新はかなり先のことになるかもしれません。
2008年11月21日
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久しぶりの焼酎ネタ。赤兎馬や八海山の米焼酎など、それなりにいろいろな焼酎は飲んできたのですが、久しぶりにどうしても書いておきたいと思ったほどの旨い焼酎に出会いました。それが“池の露・安納”(一升瓶2,650円、いまでや)。25年ぶりに芋焼酎作りを復活させて話題になった熊本県天草市の天草酒造がつくっています。大事に保存してきた甕や甑を再び、使っているそうです。 レギュラーボトルはグルメ雑誌dancyuの焼酎特集でも絶賛されていましたが、個人的には絶賛というほどのものではありませんでした。しかし、蔵出し1500本のみ安納芋を使ったこの焼酎はほっこりとした芋の旨みがのっていて、独特な味わい。芋焼酎好きには最高の一本です。
2008年11月14日
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耐震工事でグラウンドがずっと使えなかったため、季節はずれの運動会。リレーの代表に選ばれた長男は3年4組なので、低学年リレーのアンカー。結果は、残念ながら、4位から3位にあがり、なんとか最下位を逃れたといったところでしたが、それでも、頑張っている姿に我が子の成長振りを感じました。 で、お疲れ様ということで、ちょっといいワイン。ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ“ソーヴィニヨン・ブラン2006キュヴェ・シュペシャル”(4,494円、リカーMORISAWA)。レギュラーボトルとスペシャル・キュヴェと2種類購入。まだどっちも飲んでいなくて、当然、最初にレギュラーボトルを開けるつもりだったのが、どっちかわからなくて適当にあけたら、後で写真をみてスペシャル・キュヴェのほうだったことに気がつきました。ラベルに書いてあったんですねぇ。こっちは熟成させるつもりだったのにちょっと残念。蜜のような芳醇な味わいはさすがながら、まだちょっと早かったかも。すこし閉じてこもっているような窮屈さも感じました。※写真はいつもの一眼デジではなく、フジのF100fdで撮影してみました。
2008年11月09日
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1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。この間、マカオに行ったりと……。まぁまぁ多忙でした。先日は、柄にもなく、千葉県トップクラスの精鋭を集めた県立千葉中学一年生相手に、トン族や旅の話を一時間する羽目に……。しかし、中学一年生相手にうまく焦点を絞りきれず、どうもいまいちの手ごたえでした。 と、それはさておき、肝心のワイン。巷で話題の新ブルゴーニュ。僕もいろいろな造り手のものを試してみましたが、率直なところ、文句なしにファンになったのはユドロ・バイエぐらい。けっこう当たりはずれが多いような気がします。 美人姉妹でしられるルイ・シュニは初めての経験。ルイ・シュニ“ACブルゴーニュ2006”(2,446円、はせがわ酒店)。これが、大当たり。久しぶりにチャーミングなピノを味わいました。そもそも、僕が好きなワインを一言で定義すると優しくてチャーミングな味わい。が、最近はチャーミングという言葉さえ忘れていたのに、ルイ・シュニを飲んで久しぶりにその言葉を思い出しました。2006年で比べるならユドロ・バイエのACブルよりも、こちらの方が断然上です。あぁ、美味しかった。【只今エントリーで、ポイント最大14倍開催中!】(~10月31日9:59迄)ブルゴーニュ・ルージュ[2006]ルイ・シュニュ(赤ワイン)
2008年10月29日
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昔、もう10年以上前のことになるが、ワインにはまりかけた時期によく飲んでいた懐かしのワイン。エリック・ギガル“コート・デュ・ローヌ2005”(1,313円、はせがわ酒店)。ただのデイリーワインなのに、フランスに出張した際にわざわざ買ってきたほどのお気に入りだった。当時とはすっかりワインの好みは変わってしまったが、そのコストパフォーマンスは十分に健在。このワイン高騰の折に値段も10年前とほとんど変わっていないんじゃないだろうか。それだけでも凄い。基本的に濃い味わいながら、その中に柔らかい味わいもあり、濃い味系が好きでない今の僕にとっても納得の味わい。まぁ、今の好みからはちょっとはずれてはいるが…・・・。
2008年09月29日
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新進気鋭の日本のワイナリーの中でも本命にあげられる小布施ワイナリー。何年か前に訪れたことがあり、社長さん?が親切に畑まで案内してくれて、秘かに応援しています。その小布施ワイナリーのボトムレンジの白“小布施・白VDP 2007”(1,365円、はせがわ酒店)。 ボトルの裏ラベルには「いわば、私たちの名刺代わりのワインです。このワインを飲んでいただければ小布施ワイナリーの姿勢をわかっていただけるはず”との言葉。色合いはほとんど水といってもいいぐらい透明。味わいもとてもミネラル感のある、きれいなもの。やや辛口との表記ながら、最後にほのかに甘さを感じます。このワインが1300円だったら、世界のワインと比べても十分に存在意義はあるでしょう。薄化粧の清楚な日本美人。 頑張れ、小布施ワイナリー!!
2008年09月20日
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大好きなマルセル・ラピエール。ロゼも侮れません。“シャトー・カンボン・ロゼ2005”(1,712円、はせがわ酒店)。ドライすぎず、甘すぎず、適度な果実味がさすがラピエール。美味しいロゼでした。
2008年09月05日
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自動車業界では有名だったらしい(?)日本人宮川秀之氏が経営するイタリア、トスカーナ州のブリケッラ農場で作られた自然派ワイン“コルディピエトレロッセ2004”(参考価格6,900円)。東京で写真展を開催したときにいただいたもの。結婚13周年の我が家でのパーティで開けてみました(実際は8月20日なのですが、忙しくてやっと実現)。市場にはほとんど出回っていないこのワイン。イタリアらしい、チョコというかコーヒーというか、その種の味わいが濃厚。しかし、その中に柔らかさもあり、イタリアワイン苦手の僕としてはかなり美味しくいただきました。せっかく日本人が頑張って、こんなに美味しいワインを造っているのですから、もっと世の中に出回ってほしいものです。ラベルは映画『ゲド戦記』の監督、宮崎吾郎氏による大地の匂いあふれる秀逸なもの。
2008年08月30日
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すっかり久しぶりの更新になってしまいました。怒涛のソウル取材を終え、8月2日に帰国。日本は暑い日が続きますねぇ。久しぶりのモンジャール・ミュニュレ“ブロゴーニュ・パストゥグラン2005”(1600円ぐらい、信濃屋酒店)。ちょっと厚みのある新世界的な味わいはありますが、下手な造り手のACブルよりはよほど美味しい。8月9~16日までは、お線香もあげがてら妻の親の実家がある博多&広島に家族で大旅行。しかも、車での長途遠征です。ガソリン代が一気に高くなってしまったのが恨めしい。
2008年08月06日
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最近、どうもはずれが多く、自分の好みが変わってきているのかなとも思っていたティエリー・ピュズラ。彼の代表作のひとつともいえる“トゥーレーヌ・ピノ・ノワール2005”(3,129円、リカーMORISAWA)は久々に美味しく楽しめました。ここ最近、ウチで飲んだピノの中では一番の味わい。ピュズラもまだまだ捨てたもんではありません。よかった!!27日(日)から8月2日(土)まで、ソウルで連日、飲食店の取材。ワインとはまだ縁遠い一週間になりそうです。
2008年07月25日
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金沢での写真展も無事に終了。四半世紀前にお世話になった方々に歓待され、なつかしの場所や店も再訪でき、有意義な一週間でした。戻ってきて、妻と乾杯。ちょっといいワインを。イタリア白ワイン界の雄、ヴィエ・ディ・ロマンスの“デッシミス2002”(4000円ぐらい?)。ピノ・グリージョのワインはもしかしたらはじめてかも。そういう意味でも比較の対象もないのですが、色合いはほとんどビールといっていいぐらいの黄金色。熟成感もあるのか、味わいもかなり特殊なもの。いろいろな芳香を感じながらも、基本的にドライ。でも、いまいち広がりにはかけるかなぁ。美味しかったのかどうか、どうも判断の難しい味わいでした。でも、イタリアワインって、こう思うことが多いんですよね。で、なかなかイタリアワインの世界にはまれないのですが……。
2008年07月21日
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忙しさにかまけて、すっかり久しぶりの更新になってしまいました。この間、もちろんそれなりにワインは飲んでいたのですが、期待していたクリスチャン・ビネールのピノ2005にちょっとがっかりだったり、強烈な印象を残すワインとの出会いはありませんんでした。 そんな中で、ミシェル・グロ“オート・コート・ド・ニュイ2004”(2570円、Wine-netsおおはし)。もちろん、この価格帯としてはという条件はつきますが、きちんとピノの味わいを楽しめるよく出来たワインでした。久しぶりにピノらしいピノを飲めました。 7月15日(火)~20日(日)まで金沢の石川国際交流サロンでトン族の写真展を開催するため、明日から21日まで金沢に滞在します。金沢にゆっくりと滞在できるのはほとんど学生時代以来なので、楽しみです。その間、ブログの更新でもできないかと思いますが、よろしくお願いします。
2008年07月13日
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ユドロ・バイエ“ACブルゴーニュ2006”(2500円ぐらい、はせがわ酒店)。なんといったらいいのか、ちょっと梅干を感じさせる酸味基調の軽い味わい。旨みたっぷりだった2005のバイエのACブルに比べたら驚くぐらいの軽さ。でも、これは僕の好みの味わい。ロブレ・モノのACブル2006とも共通する味わい。だとしたら、バイエじゃなくて、モノでも十分という気がしないでもないが、2500円のACブルとしては十分の美味しさか。バイエのワインとしては、ちょっと物足りない気もしないでもないが……。 明日から、二泊三日で駆け足の済州島取材。美味しい海の幸をいっぱい食べてきます。今日も、日帰りで茨城に出張。那珂湊の回転寿司で食べたアジとイワシはアブラがのっていて、なかなかの絶品でした。
2008年06月27日
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GIL谷口さん主催の豪勢なワイン会が終わって、再び日常に。ご存知大岡弘武さんがローヌで作るワインのロゼ。ラ・グランド・コリーヌ“ル・カノン・ロゼ2007プリムール”(2,614円、原酒店)。まったく甘ったるいところのない、といっても、わずかにチャーミングな旨みもあってドライすぎるというほどでもない、中庸の美をいくロゼワイン。ロゼとして、何の文句もありません。美味しくいただきました。が、大岡さんの作るすべてのワインに共通して感じるのですが、もうひとつ、個性というか特徴があると、もっと印象に残るのですが……。あまりにも中庸にすぎて、ちょっと印象が弱いのも事実。
2008年06月25日
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昼間は千葉マリンスタジアムにロッテvs阪神の応援にいってきました。7点を先行しながらも、最終回に追いつかれて9対9.今年のロッテを象徴するような完全な負けパターンかと思いきや、9回裏ツーアウトから出塁。最後は代打ズレータがサヨナラ長打。歓喜の結末でした。それにしても、阪神サポーターの応援にはびっくり。ロッテファンで盛り上がることで有名なあのマリンスタジアムの半分以上が阪神ファンに占拠され、まるでアウェーかと思うほどの、大応援。ロッテの応援が阪神サポーターに負けているかと思うぐらいで、僕も思わず声を張り上げて、ロッテを声援してしまいました。しかし、興奮したなぁ。来年も阪神戦に行きたくなりました。 さて、父の日ということで、ワインはドメーヌ・デ・ボワ・ルカ“OTOSAN2005”(値段は確か3000円台前半?)。明らかにガメイの味わいですが、とてもエレガントで優しい味。ガメイ好きなら満足の一本だと思います。たしか、いろいろと経緯があったと思うのですが、あまりにも素人くさいラベルがちょっと残念。また、将来の飛躍のためとはいえ、今年のボワ・ルカワインが造られないのが本当に残念です。◆フランスでも話題の日本人女性 新井順子の想い。全国の親父どのに捧げます!トゥーレーヌ・ガメイ キュヴェOTOSAN [2005]ドメーヌ・デュ・ボワ・ルカ:
2008年06月15日
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久々に自然派ワインが飲みたくて、シャソルネイ・デュ・シュッド“SG N.V.'06 ”(1,850円、まるどら)。初リリースの昨年のものも美味しかったですが、これもなかなか美味しいです。ちょっと自然派に特有の風味も感じますが、だからこその優しく飲みやすいワイン。ガブガブと飲んでしまいました。シャソルネイ・デュ・シュッドS&G[2006](赤ワイン)
2008年06月13日
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フランスのロワールでワインを作っている新井順子さんから下記のような寄付のお願いのメールが届きました。興味のある方は、ぜひご協力ください(寄付はクレジットカードでも可能です。その場合は寄付後の確認メールが必要になります)。1万円の寄付で、ほぼ同じぐらいの額のディフェクトワインを送っていただけるそうです。ちょっと長いですが、新井さんの趣旨を曲げないように、長文のまま転載します。※詳細は(有)オドゥール odeurwine@odeur.jp にメールでお問い合わせください。*******さて私は自分の力のなさで7500本もの葡萄の苗木を殺してしまいました。それがずっとずっと心の痛手になっております。勿論2年後に又、挑戦して、同じ品種を植えますが、天国に行ってしまった葡萄は戻りません。彼らの供養になるかどうか判りませんが、何か彼らの為に出来る事はないかずっとずっと考えており、ある1つのプロジェクトを思いつきました。私はフランスでワイン作りをしていると共に、私の仲間の同じ生きているワイン、Vin Vivantを日本に輸入・販売する仕事をしております。そのワインはご存知、添加物を可能な限り入れません。本当に可能な限り自然に忠実にワインを作っておりますが、その為沢山の問題が生じます。例えば今、大きな問題になっているのが、立ち上げ当時に私のワイナリーを手伝ってくれたPascalのワインに大問題が起きております。彼の2005年のChardonnayは、とってもとっても美味しいのですが、最後の瓶詰めの段階で二酸化硫黄を入れないが為に、再度微発酵が始まり、コルクが浮き上がって来てしまいました。その為何と、90本ものワインが液漏れ、77本のワインのコルクが膨らみ、その予備軍段になっております。ポテンシャルが高い為、残糖分が多く、待ちに待って瓶詰めしましたが、それでもゆっくりゆっくり瓶の中で判らないスピードで瓶内発酵が起きております。2006年に詰めて、2007年には全く問題が無かったのですが、2年という歳月をかけて、今徐々に現れてきているのです。ワインが生きているからです。でもワインの味には何も影響はありません。むしろこのガスが酸化を天然的に防いでおります。安心して下さい。このコルクが膨らんでいる分は商品として、全くもって問題はありません。でも日本の市場はそうはいきません。ワインの商品としては失格になるので、それを販売する訳にはいかないのです。今でこそきゅうりがまっすぐでなくても、消費者の人は無農薬のものを選ぶ時代が来ましたが、つい最近までまっすぐな綺麗で箱に入れやすい野菜の方を選んでいたのです。 ワインはまだまだその認識はなく、商品として問題がなくてもラベルが汚れていたりすると、もう扱う事は出来ません。それは1本単価が高いし、ラベルをとっておきたい! ワインの飲んだ美味しさと記憶を閉じ込めたい!という消費者の気持ちも判るので、ラベルの自体の価値も理解できます。でも中身は全く問題はないのです。そういう商材はディフェクト商品として倉庫の中で別にされ試飲会やスタッフの社員消費の対象になります。時々日記の中でディフェクト商品のバーゲンで紹介させて頂いたりしております。でも気をつけて頂きたいのは、こういうワインもひっくるめてワインの価格が付けられるので、結果消費者に跳ね返っているのです。無農薬の商材は皆そうです。それが納得いかない人は添加物の沢山入った食品を口にする事になる訳です。弊社としても可能な限り、経費を抑えて販売しております。酒屋さんやレストランさんに納品された後、ブッショネも対応しておりますが、その費用は実は経費勘定しておりませんでした。志高い酒屋さん達は、それもひっくるめて生きているワインを扱って下さっているので、返品することなく、それも抱えてワイン販売して下さっております。有難いことに弊社はそういうプロフェッショナルなお客様が多いので助かっておりました。でもこれだけ世の中に認知されてきて、市場が広がり、色んな輸入会社が参入して来ると、ちゃんとシステム化しなくてはならなくなってきたので、それも含めたワインの値段を設定しないといけない時代になってきました。値段を上げたくなければ、販売の時に返品は不可能に徹底するか、丁度会社も過渡期が来ており考えていた時でした。 そんな中、今回のパスカルの問題が起きました。100本以上もこういうワインが起きると経営悪化もそうですが何かその罪のないワインを生かす事が出来ないか?と思うのです。これは一例で沢山こういうワインはあるのです。ちょっとした事で日の目を見れないワインが可哀想だなって思うのです。このワインたちが生かされる方法はないものかと・・・。 そして今回の苗木の問題との関連です。苗木の供養と、このようなディフェクト商品達の扱いと、前にも申し上げましたが、中国の問題、ミャンマーの問題等々。これを少しでも良い方向にいけないものかと!!! そういう時は神様が面白いものでサインを下さるのです。私はあまりテレビをみませんが、先週プロフェッショナルという番組を見ておりましたら、ケニア大統領選挙後に発生した暴動でウガンダに沢山の難民がいらっしゃるのは皆様もご存知の事。そのウガンダのUNHCRのメンバーで高嶋由美子さんという日本人の女性が代表となって、ウガンダの政府と交渉をしている姿を拝見しました。とても感動しました。家もなくなり、人間らしく住む場所が急になくなるなんて考えられませんよね。中国の地震も頭では理解できても、やっぱり経験しないとその痛みはわかりません。日本赤十字や他のNPO法人も色々調べましたが、私の今の知識のなかでは、一番この「日本UNHCR協会」が一番私の理想に近い団体ではないかと判断しました。なんだかんだいってもお金がないと何も出来ません。奇麗事をいうより、すぐに毛布や水・テントが必要です。ここから先を色んな方に転送下さい。 ******************************亡くなった苗木の魂を救う為に、今生きている人間達に役に少しでもなれればとの思いで、寄付金をしたいと思っております。その方法は以下の通りです。 1人 10000円、日本UNHCR協会口座に振り込んで下さいhttp://www.japanforunhcr.org/その振込み名を Vini Japon メンバー ○○○子 というように必ず Vini Japonメンバーのだれそれと書いて送金して下さい。その振込み用紙のオリジナルをVini Japon委員会に送って下さい。郵送でお願い致します。 〒140-0013 東京都品川区南大井3-19-2-502 (有)オドウール内 Vini Japon 委員会宛その振込み用紙が届いたら、ディフェクト商品を含めたワイン3本をお送りさせて頂きます。大体同金額の商品が届くと思います。1万円、困っている人達の役にたち、それと大体同等の心込めて作ったワインが届くという仕組みです。目標は300名、300万円です。寄付をするなら、これ位どんと! 送ってみたいと思います。1万円は大きなお金です。靴だって買えるし、ちょっとした美味しいものも食べられるし、貯金だって出来る金額です。でもそのお金はこのようにも使えるのです 100円で3名の難民に1日分の食事 300円で難民1人のマラリア治療 500円で水を汲む容器3個 5000円でビニールシート10枚 15000円でテント1張 30000円で毛布100枚 80000円で井戸の掘削 100000円で帰還民1家族の住宅再建費用寄付はしたくても、どこにちゃんと行くのか心配ですよね。寄付はしたくても、でもって考えた人、したくても迷っていた人。これをチャンスに思い切りましょう。私はお金はありませんが、ワインだけは沢山あります。そのワインは醸造家が一生懸命畑を守ってくれたワインです。そのワインが皆の力を借りて、生かされれば、2年後の苗木もパワーを貰え、亡くなってしまった葡萄の赤ちゃんも供養されると思ったのです。これくらいしか出来ません。そしてVini Japonがちょっとでも有名になって、次のイベントに沢山の人が来て、ワインの楽しさが広まれば、皆が万々歳なのです。 私は決して日本UNHCR協会の回し者ではありません。色々調べて、ここがBESTと思っただけです。それよりももっとちゃんとした団体があれば、どこでも良いのですが、今の段階での私の判断です。 実は私は6月8日が誕生日。たまたまこの日は亡母の七回忌です。色んな思いがあって、これを企画しました。ただの私の我侭と思って下さい。1つのゲームだと思って下さい。私1人では何も出来ないけども、沢山の人が集まれば結構凄い事が出来ちゃうのです。私はワインによって沢山エネルギーを実は貰っているのです。これはエネルギー交換なのです。Vini Japon委員会は決して利益団体ではありません。むしろNPO団体に申請できるかもしれませんよ。 *Non Profit Organization(営利を目的としない団体の総称)法人格の有無を問わず、様々な分野(福祉・教育・文化・街づくり・環境・国際協力など)で社会の多様化したニーズに応じる重要な役割を果たすことが期待されます 本当は営利を追求したいのですが(笑)なんだかNPOに近いかもしれませんね。このVini Japon開催にあたり、3社の負担が実は大変だったのですが、それでも来年行いたいと考えております。だって美味しいワインは人生が豊かになるのですから・・・。このVini Japonで600名も集まったのだから、たった300名同じ気持ちで寄付してくれる人がいると確信しております。でも1万円は大きなお金ですね。しかしこの1万円で大きな満足は得られます。おまけにワインが送られますよ。そうそう振り込み票を送る時に、必ずワインの送り先の住所・氏名を書いて下さい。それとe‐Mailでの連絡先も必ず。ワインの納品日等、やりとりに経費をかけられないのでメイルでスタッフが行いますので・・。送られたワインは一切返品・交換は出来ません。これはあくまでも日本UNHCR協会に寄付を皆様がすることですのでワインの販売ではありませんのでご了承下さいませ。********************************* ここまで転送して下さいね。私にとって300名x3本=900本のワインは結構大変です。でも、これによって私が生かされているのが確認できるのだと思います。是非ご協力お待ちしております。今回のプロジェクトが誤解のないよう説明できたか不安の 新井順子
2008年06月08日
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四恩醸造のローズ白を飲んだときにはそのオリジナリティ溢れる美味しさにちょっと感動。しかし、その後に飲んだ、ローズ赤、クレマチスロゼは、正直いってまぁ値段なりの美味しさという感じでした。で、久しぶりに飲んだのが“クレマチス白”(1,700円、Alcohoric Armadillo)。 ロゼといってもいいぐらいに薄い褐色が混じっています。最初はロゼかと思って飲んでいたぐらいです。味わいは旨みたっぷりながら、爽やか。こりゃ、美味しい!! 四恩さんは白に限ると、わずか4本、飲んだだけで決め付けるのも無謀ですが。
2008年06月05日
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5月23日(金)に中国から帰国したものの、その後も怒涛の日々で、ワインは何本か飲んだもののとてもブログを書いているような余裕もありませんでした。今後は、本当に印象に残ったときだけ、ブログを書くようにするかもしれません。 ロブレ・モノは2004年のACブルゴーニュを飲んで惚れてしまい、軽く10本以上は飲み干しました。2005年のACブルもけっこうな本数を買い込み、最近になってやっと美味しく飲めるようにはなりましたが、2004年のACブルとは根本的な味わいが異なるような気がします。 で、期待のロブレ・モノ“ACブルゴーニュ2006”(1,940円、wine-netsおおはし)。これが2004年のACブルを彷彿させる、ちょっと小梅ちゃんを感じさせるような上品な酸味の塊。いやぁ、久々に僕の好みストライクのピノを飲みました。セラーに余裕があれば、もっと買い足したいところです。 基本的に立ち位置のまったく違うワインなので比較の対象にはなりませんが、近いうちにユドロ・バイエのACブル2006も飲んでみたいと思います。2006年のブルゴーニュ、2004年とちょっと似ているのかも。だとしたら、個人的にはとても好きなヴィンテージになりそうです。
2008年05月31日
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中国で大地震がありました。大切な人を失って泣き叫ぶ人々を画面でみると、こちらまで切なくなります。中国人も、日本人も、同じ人間なんだと、あらためて思います。トン族の住む貴州省も四川省から遠くないので、心配で知人に電話してみたところ、「被害はなかった」とのこと。鼓楼が崩壊していたりしたら、増衝村の人々に何かあったらどうしようと心配だったので、その面では一安心です。 地震とは遠く離れた場所ですが、5月15日(木)~23日(金)まで、その中国に出張です。大連や北朝鮮国境の町を取材してきます。8時間バスに乗ったり、夜行列車に乗ったり、久しぶりにバックパッカー的なハードな旅取材になりそうです。その間、ブログの更新もできなくなりそうです。
2008年05月13日
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5月13~25日まで、中国取材。今回は北朝鮮国境付近の町を旅してきます。というわけで、本来は5月15日がうちのかみさんの誕生日なのですが、ちょっと早めのバースデイ・パーティ。定番のタラコとイカのクリームソースパスタを作り、ワインも(僕としては)豪勢にルー・デュモン・レア・セレクション“ジュヴレイ・シャンベルタン1985”(9,429円、ウメムラワインセラー)。以前、ウメムラさんで買ったルモワスネの1985年物にはとても感動しただけに今回も期待して開けました。さすがに20年以上前のワイン。抜栓時から、古酒特有の熟成感を感じさせつつも、まだまだ十分に若々しさもあります。時間とともにすこしずつ味わいも柔らかくなってきました。しかし、それ以上の美味しさを感じることもなく、いつの間にか飲みきってしまいました。せいぜい4000円ぐらいまでの美味しいワインと同じぐらいのレベル(あくまで個人的には)。やっぱり5,000円ワインの鉄則はここでも生きていました。「5,000円以上のワインを買うのはやめよう」と、貧乏性の僕は思ってしまいました。
2008年05月10日
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僕の写真展も無事に終了。予想以上に反応がすばらしくて嬉しい限りでした。撤収を終えて、我が家に帰宅。ちょっと特別な赤をあけるつもりだったのですが、連休中の家族キャンプの竹の子狩りで採ってきた竹の子で竹の子ご飯だったので、合わせたのはドメーヌ・デ・ボワ・ルカ“ソーヴィニヨン・ブラン2004”。値段は失念しました。何本か購入した中の一本。前回に開けたときよりはちょっと苦味が先走ります。が、やはり新井順子さんの作るワインは僕にとっては特別です。
2008年05月06日
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僕の写真展も終了間近、ここ一週間は、見にきてくださった友人・知人と夕食、終電帰りの毎日で家で酒を飲む機会もなく、更新ネタもありません。 そんな中で菅原一剛『写真がもっと好きになる』(1680円、ソフトバンクパブリッシング)を読んでいます。この本、ほぼ日で連載していた内容をまとめたものですが、技術論的なことではなく、写真を撮る気持ちの原点を書いたような本で超おすすめ。僕も久しぶりに初心を振り返りました。で、触発されてリコーGR DEGITAL2(60,900円ポイント18%、ヨドバシカメラ千葉店)を購入してしまいました。コンパクト単焦点としては、フィルム時代にミノルタの銘機TC-1を使っていましたが、久々の単焦点。最近はズームが当たり前の感覚になってしまっていましたが、久しぶりに写真の原点に戻って、撮影が楽しめそうな予感です。もちろん、外部ミニファインダーも購入。これだけで2万円前後してしまいますが、必須のアクセサリー。液晶ディスプレーは基本的にOFFにして、撮影するつもりです。[3年保険付 即納 数量限定特価]【高解像度GRレンズ搭載デジカメ】RICOH GR DIGITAL II『即納可能分』【でんき0317】 ※ここのお店、3年保険付でけっこう安いようです。
2008年05月02日
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旨安ワインの造り手として評判のポール・マス。リアルワインガイド19号の旨安ワイン特集で旨安大賞1位と3位とにえらばれるほどの大絶賛。しかし、どうも僕の味覚には合わず、1位の“ヴァン・ド・ペイ・ドック・トワベー・エ・オウモン'05”も個人的にはいまいち。そして、今回は3位のポール・マス“ヴァン・ド・ペイ・ドック・カベルネ・ソーヴィニヨン・シラー'05”(1,365円、金沢マル源酒店) レ・ドメーヌ・ポール・マスカベルネ&シラー 個人的には、どうも強すぎて、好きになれないワインです。優しさのかけらもない。どうしてこのワインがそんなに評判になるのだろう。まぁ、あくまで、個人の好みの違いといえばそれまでだけど、むずかしいなぁ。
2008年04月24日
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パリの三ツ星レストランで唯一オンリストされている日本酒という“醸し人九平次”。名古屋の萬乗醸造(杜氏・佐藤彰洋)が作る銘酒。僕も好きな日本酒のひとつです。今回は“醸し人九平次・純米吟醸無濾過”(一升瓶2,520円、いまでや)を試してみました。五百万石を55%まで磨き上げているそうです。味わいは越乃寒梅ほど水を感じさせるものではありませんが、ちょっとした甘さとほのかなフルーツを感じさせる優しくきれいな味わい。きれいな味わいはこの蔵元の特徴です。抜栓直後よりも、冷蔵庫で半月ぐらい置いた後のほうが落ち着いてもっと美味しくなりました。この値段帯では文句ありません。醸し人九平次は低価格の銘柄まで、手抜きのない蔵元です。
2008年04月23日
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「悶絶ものの素晴らしすぎるACブル。ともかく見つけたら即買いをしたいほどのACブル」89/90点とリアルワインガイド誌で大絶賛だったルー・デュモン“ACブルゴーニュ2003”(2,604円、ウメムラワインセラー)。幸運にもけっこうな本数が手に入ったので、しばらく間隔をおいては飲んでいます。前回、飲んだときは眠っていたのかどうも中途半端な硬い味わいだったのですが、やっと美味しくなってきたようです。味は明らかに、若いワインのそれではなく、熟成を感じさせる柔らかい味わいへと変化しつつあります。「試飲中はジュヴレの1級と思っていたぐらいだ」のコメントはちょっと大げさな気もしますが、ACブルとしては文句なしの一本です。
2008年04月21日
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14日(月)から取材で北京に来ています。北京は何年ぶりかです。日本で報道されているような不穏な空気はまったく感じません(まぁ、そんなものですね)。びっくりしたのは食が美味しくなっていること。まぁ、お勧めレストランばかりなので、当たり前かとも思いますが、それでも昔の北京では考えられないことです。中でも今、北京でも一番人気の北京ダックの店は秀逸でした。でも、値段も老舗北京ダック店の1.5倍ぐらいしますが、それでも一羽2,000円ちょっと。 それにしても、毎日毎日、10キロ超の重いカメラバッグを担いで歩き通しで、足の裏の皮が向けそうなほどです。万里の長城も1日中歩き回ってました。さすがに雄大な風景でした。あと、1日歩き回らなければいけませんが、やっと(18日夜)、帰国です。
2008年04月17日
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私事ながら、今日は写真展のご案内。4月12日(土)から5月6日(火)まで、小さな写真展を開くことになりました。時間と興味があったら、のぞいてみてください。中国貴州省の少数民族、トン族のある村の暮らしや人々をテーマにした写真展“鼓楼のある村ートン族・増衝村の人々”。忙しない日本とは対照的にゆっくりと静かな時間が流れる村の日々。きっと、気持ちが穏やかになりますよ。場所は東横線学芸大学駅から徒歩30秒の喫茶店“平均律”。入場料のかわりに飲み物をオーダーしないといけませんが、珈琲も紅茶も美味しいので、ゆっくりとした時間をすごしてください。詳しくはホームページhttp://www.shamuu-photo.comを参照してください。NEWS欄に、僕が会場にいる時間もご案内しますので、もし興味のある方はぜひ、その時間に(なんて、そんな奇特な人はいないかな……??)。
2008年04月10日
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一年に一度の限定販売。あっという間に売切れてしまう旭萬年の無濾過。実は2種類あるのですが、渡辺酒造場の皆さんが芋まで手作りした希少品が“旭萬年無濾過・大地の夢”(一升瓶3300円、いまでや)。ブログではけっこう賛否両論です。 が、個人的にはレギュラーの無濾過よりも、こちらの方が僕好み(基本的には同じ傾向の味わいですが)。お湯割りにすると、独特な芋の甘み・旨みが広がって、去年、感動した旭萬年無濾過の味わいに通じるものを感じました。僕はこの芋焼酎、大好きです。
2008年04月07日
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