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曲目 ショパン ピアコン 1番 マーラー 巨人ピアノソロ 秋元 孝介指揮 橘 直貴ショパンのソロ、秋元君は15才中学3年生。1楽章での構成力、2楽章での透明な単音をたっぷり歌って叙情性を示し、3楽章ではテクニックを披露。20年後は世界レベルのピアニストだろうか。その才能に驚いたある団員は彼と一緒に写真を撮って、サインも貰ったと喜んでいた。マーラーはチェロにとっても美味しい面白い曲だ。編成、バリエーション、メロディ、響き・・・何もかもがめちゃ面白い。昔森正氏の指揮での巨人演奏を思いだした。次回この曲に接するときには更に更に面白く感じそうだ。
2008年09月28日
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岡野氏の「アーモンドとメジロ」はものすごくシャープ。それに対し「彼岸花」はピントが甘いように見える。若干後ピンのようだがかなり暗かったのであろうかカメラぶれのように伺える。作品の内容はこちらのほうがいいだけに惜しまれる。高谷氏浪方氏は健在だ。田熊氏は光影会を退会されてからも元気に製作されているようだ。「業火」は枯れた蓮の群れの上に紅葉をアウトフォーカスにして火のように見せたところが憎い。松村氏の「窓」は硝子の奥の破れたレースカーテンが仏の顔のようにも見える。そこに窓枠が十字に切り取られていてまさに祈り、鎮魂歌になっている。深い内容だ。宮島氏は「マイペースでいきます」と語られていたが、「紅景」はモノトーンのなかに赤い橋と赤いパーカーの人が見事な主役をなしている。山中氏は十八番の神社ものが秀逸。伏見稲荷の鳥居に夕日が当たって表題の「炎柱」ずばりになっている。敬愛する山中氏としばし話ができたのは至福のひととき。
2008年09月27日
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柳家 三三 やかん林家 染丸 子ほめ柳家小三治 粗忽長屋桂 春団治 高尾中入り月亭 八方 宿屋仇桂 歌丸 竹の水仙三三は若手らしく歯切れのよい快テンポ。染丸は中堅らしいうまさ。小三治は以前聞いたときは立て板に水のごとく話を進めて感心したが、今回は間の面白さに惹かれた。春団治は国宝級だな。いつ聞けなくなるかもしれない。八方は年齢的にもパワー全開。高座に来る途中甲子園の側を通って阪神巨人戦が気になって気になって寄席どころではないとぼやいて笑わせる。歌丸は円熟の境地、最高に面白かった。
2008年09月27日
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名画「カサブランカ」なので評価なし。 観衆は後期高齢者ばかり。ちらほらと筆者と同じくらいの前期高齢者。なかに珍しく娘さん。よく見ると孫娘がおばあちゃんを連れてきているようだ。 この映画が製作されたのは第2次世界大戦が始まってまもない1942年。反ドイツの政治的意図もあるだろう。これが大きな柱となっているはず。そこへ 愛する人への深い思い、男の友情、母国愛が絡んでテーマ性の大きいラブロマンスになっている。本来ラブロマンスの映画ではないだろうが、今では構わないだろう。アメリカ映画100選のなかの第2位にランクされる人気名作らしい。メロドラ、ラブロマンスものの名作は他にも「巡り逢い」「慕情」「ローマの休日」・・・たくさんあってどれが上位か分からないがトップクラスの名画であることに間違いはない。 バーグマンが綺麗。今このような知性美の、若い女優って誰だろう。
2008年09月21日
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映画「アキレスと亀」監督 北野 武キャスト ビートタケシ、樋口可南子他評価 不可今年最悪の面白くない映画。売れない画家、才能のないというか芽が出ないというか夢を追いかけるのはいいが、現実社会に対応出来ない半生を描く。しかしこれは当たり前でもある。誰もが抱いている夢は途中で挫折しているがこの主人公は幸か不幸か夢を求め続けている。ただそれだけの映画。それ以上の訴えるものが弱いために凡策駄作に終わっている。
2008年09月20日
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稲の刈り入れは段々と早くなっているようだ。彼岸花だけは地球温暖化も関係なくお彼岸になると咲くようだ。
2008年09月20日
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この著書のなかで気になったことを要約すると「写真が写せないものはあるか」 技術的にはあらゆることが可能になった現代、写真撮影の不可能な領域は限りなく狭まったように思う。航空、ミクロ、水中、夜間、天体、体内組織・・・と撮影技術は以前より飛躍的に進化した。 しかし港千尋氏の発言によるとフォト・ジャーナリズムに欠かせない現場性ということで言えば、戦争も現場だけれど、家庭内暴力も現場だし、いじめも現場だ。 何故いじめの写真が撮れないか。それはひとつの見えない戦争だから。 何故見えないのか。それは単に見えないのではなく見ようとしない社会と見させたくない主体があるから。そういった現場を誰がどうやって伝えていくか。学校に期待は出来ない。先生に撮れとは言えない。何故止めないのかとも言われて同じ議論が繰り返される。子供自身に撮らせることが可能だろうか。 ここはフォト・ジャーナリズムの仕事のようだ。 概ね以上のような内容だ。フィクシヨンとかノンフィクションとかの形で問題提起はできる。映画で問いかけることもできる。小説を漫画に置き換える、絵本に置き換えるというのは可能のように思われる。ではその漫画を絵本を写真に置き換えてどうだろうか。映画で実際の現場を撮影しなくて、全て演出で撮影されてもその違いは問題視されないだろう。写真の場合はどうだろうか。実際の現場写真でないと「やらせ」と非難轟々のような気がするが如何だろうか。 「目に見えないものを写真にする」魅力は大きい。
2008年09月18日
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オリックス対日本ハムの3連戦、三盾を食らってしまった。明日からは地元でソフトバンク戦。気分を入れ替えて再出発を頼む。
2008年09月15日
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兵庫芸術文化センター管弦楽団第18回定期演奏会前半はハチャトリアンのVn協。ソロはネマニャ・ラドゥロヴィッチハチャトリアンの曲は変化が激しい。さらにソロもオケも大変な難曲。聞き終わってぐったり。「すごいー」後半はバーンスタインのカデッシュ。第九より更にスケールの大きな大曲。第一楽章にはウエストサイドを思わせるフレーズやリズム、響きが出てくる。この曲は「祈り」だ。天羽さんのソプラノソロやコーラスはレクイエムだ。全曲とおしての原田美枝子さんの語りが圧倒的印象だ。曲に合わせての早口の語りなのに強弱、高低、速緩・・・感情の波は大きくさすがのベテラン女優。指揮台の上でジャンプして体全体で音楽を伝える佐渡さんにオーケストラが敏捷に反応している。芸文オケの演奏記録に残るコンサートだつた。
2008年09月14日
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月の出のころは朧。いまはすっきり綺麗な名月になったけど撮り直しも面倒。くっきりしないけどこれも名月。デジカメで手持ち撮影。月の撮影も楽になったものだ。
2008年09月14日
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評価 優チェロ弾きとしてはこれだけで合格点だ。冒頭部に酒田フィルハーモニー?の第九シーンがでてくる。全編ほとんど通してチェロの曲が流れる。バックのオケは山形交響楽団のサウンドのようだ。オケは逆かもしれない。もっくんのチェロ演奏のスタイルも猛特訓かな、セロ弾きの目から見てもよくできている。実際の音は古川典生か柏木広樹か。さて本論だが旅立ちの儀式の重要性がひしひしと感じられて、世間から嫌われる職業であることに疑問符をなげかけている。重いテーマに真っ正面からとりくんだ力作だ。シナリオ、画面の設定も細かいところまで神経が行き届いていて完成度が高い。月山の山並みや藤沢文学でお馴染みの庄内地方の季節の景色が美しい。その背景に様々な人間の愛がのっかってくる。今年度のトップクラス映画だ。
2008年09月14日
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上演演目 仏師 すっぱ 善竹 隆平 田舎人 上吉川 徹 梟 法印 善竹 忠一郎 兄 善竹 隆司 弟 上吉川 徹大蔵流狂言。演目はどちらもわかりやすい。狂言の愛好者は少ないのだろうか。観客は100名ほど。それだけに小さな部屋で間近に鑑賞できて狂言の本随を堪能。
2008年09月13日
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久しぶりの神戸新聞松方ホール。客席はよく空いている。クーラーが利きすぎ。寒い。途中でトイレに。かなわんなあ。真ん中の少し前の席で小さなスクリーンを見るのにはちょうどよかったが、スピーカーのやかましいこと。トイレのあと最後席に座った。スクリーンは遠く小さくなるが音量クーラーの利き具合はほどよくなった。ここのホールは生のコンサート以外は後のほうがよさそうだ。オペラそのものはもう最高。いうことなし。
2008年09月13日
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今日の対ロッテ戦。激しい打撃戦。打撃戦になるとリードされていても負ける気がしない。ナインみんながそんな気持ちだろう。9回裏2点差を逆転さよなら。いいように打順がまわってくる。
2008年09月10日
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今兵庫県立美術館でシャガール展が開かれている。シャガールの絵をモチーフに作曲活動している林 晶彦氏とVnの金関氏のコンサート。シャガールの絵を見ながらその絵のイメージの曲を聴く。シャガールの絵はいろんな被写体が描かれていて見方によっては難解でもある。複雑な分抽象的な音楽化にはかえって面白い。色彩の美しいシャガールの絵にあって無彩色に近いグレーと黒の「村の魂」がある。これはシャガールが奥さんを亡くしてそれから2年間絵を描けなかったというあとの、ダメージの残っているときの絵だそうで短調で短三度の分散和音が寂しく悲しい思いをかき立てる。切ない思いが心に染み込んでくる。「誕生日」や「花束と空飛ぶ恋人たち」に限らないがシャガールの絵の人物は斜めに描かれていることが多く空を飛んでいることも多い。嬉しくて楽しくて舞い上がっていることが描かれている。そんな気持ちがVnとPのデュオで奏でられる。きよう演奏された曲はすべて林さんの作曲。どれも初めてきく曲。絵画と音楽の融合。どの視点からも意欲的で絵画も曲もめちゃきれいだ。至福のひと時。ブラボー!昨日7日 県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで
2008年09月08日
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オリックスが唯一負け越している西武ライオンズ3連戦に勝ち越し。ソフトバンクが負けたので3位とのゲーム差が拡大、2位の地位確保。成績表を見るのが楽しい。大石監督になってからチーム状態がうんと好転。この調子が続くとクライマックスシリーズが楽しみ。
2008年09月07日
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日本大判写真展 2008 神戸展4*5以上の大判カメラで撮影した全倍以上のプリント写真展。隅々までシャープで雄大な景色の中の木の葉一枚一枚までの描写が日本画のように繊細。これぞ大判というわけだがずーっと見ていくうちに飽きてくる。大きく重い三脚に固定してスローシャッターの制約が撮影イメージの幅を制限しているようだ。カルチャーショックを受けるような斬新な作品にはお目にかかれなかった。会員作品よりも公募作品のほうが写真の瞬時を捉えているように見受けられたのは皮肉な現象。200点以上展示されていたなかで2~3点従来の考えを確認させてくれる作品があった。それがどんなことかは内緒。
2008年09月07日
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監督 Michael Patrick Kingキャスト Sarah Jessica Paker ほか評価 不可長い映画だ。だらだらとして途中眠たくなる。女盛りのおばちゃんたちのパワーがすごい。ハッピーエンドもそれに相応しく後味の良い映画に仕上がっている。4人のミドルの女性達がいきいきしている。一番チャーミングなのはLouise役のJennifer Hudson だ。ルイーズにかけたジョーク・ユーモアもいい。
2008年09月06日
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きょうのコンサートは乳幼児がちらちら。普段子供達の遊び場になっているギャラリー棟のホワイエが会場。子供達が遊べるようにマットがある。無料の誰でも自由に出入り出来るロビーコンサートだから「ここへ来るな」とは言えない。子供が走り回る、うるさいと思う人は諦めて退席する以外にない。出演者が一番かわいそうかな。ミュージアムホールを無料コンサートで使うわけにいかないのかな。
2008年09月06日
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