2004.12.02
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カテゴリ: 健康情報
衛気営血辨証  

 衛気営血辨証とは、清代の葉天士が提唱した外感温病の辨証方法である。六経辨証を基礎として発展した辨証法であり、外感病の辨証を、衛分、気分、営分、血分の四種の証侯に分類している。

1.衛分証侯 温熱の病邪が肌表に侵襲し、衛気の機能が失調しておこる証侯。外感温熱病の初期。
 発熱、軽い悪風悪寒、舌辺と舌尖が紅、脈浮数 頭痛、口乾や軽い口渇、咳嗽、咽頭腫痛等を伴う

2.気分証侯 温熱の病邪が臓腑に入り、正邪闘争により陽熱が亢進した裏熱証の証侯。
 発熱、悪寒はなく悪熱がある、舌質紅・舌苔黄 脈数、心煩、口渇、尿赤等を伴う
  熱が肺に阻滞-咳喘、胸痛、黄色の粘い痰を吐く
  熱が胸膈に入る-心煩、心窩部の不快感、座っても臥しても落ち着かない
  熱が肺胃に在る-自汗、喘急、煩悶、煩渇、脈数・舌苔黄燥


3.営分証侯 温熱の病邪が深く内陥した段階で、営陰が損傷し心神の病変が現れる特徴がある。
 身熱があり夜間に増悪、口渇はあまりない、心煩、不眠、意識障害、斑疹、舌質紅絳、脈細数

4.血分証侯 温熱の病邪が最も深くまで入った最終段階。耗血、動血、傷陰、動風等の特徴がある。
 血分実熱-営分証侯に加え、高熱、狂躁、はっきりした斑疹、各種の出血症状、身体各所の拘急等
 血分虚熱-微熱が続く、潮熱、五心煩熱、口咽乾燥、精神不振、難聴、肢体消痩、舌の少津等





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最終更新日  2004.12.02 16:30:27
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