しまなみ海道、島めぐりサイクリング。
本日は、今治から来島海峡大橋を渡り 大島
へ。
体力も精神力も限りなくゼロに近いこの私が、
無謀にも、 亀老山ヒルクライム
に挑戦してきました・・・。
サイクリング取材のため、
鬼の磯野テンチョに連れて行かれたのです。
(被害妄想ぎみですがお許し下さい)
亀老山。(きろうさん)
今治市吉海町にあるお山です。
展望台までの距離3.7キロ
標高307.8m
平均勾配8%(号泣)
さて、いよいよ無謀な挑戦のスタートです。
橋を渡り、吉海に降りて少し走ると左手に「亀老山展望台コチラ」みたいな標識が出ています。
そこからすでに坂道が始まるのですが、
実はまだここは一般の道のようで、
ずい分来た感があったにも関わらず、
案内板には 「 亀老山 入口まで
500m 」って!!
・・・まだ始まってもないんかいーー!?
みたいなビックリからスタートし、
本番の入口からのハンパない急勾配にいきなりへこみます。
これ、角度45°くらいありませんか? (ありませんけど、そう見えた)
数百m進んだところで、
早くも自らの限界を感じまして、
自転車を降り、おして上がる作戦に変更。
磯野テンチョの背中が遠ざかる。 さよ~なら~。

「とにかく自転車を降りるな、押すな、乗れ」と言われるも、
無理。私、これ絶対無理!
断固拒否し、 自転車をおして走って駆け上がる、
という
サイクリストにはあるまじき暴挙に出る。
しばらく自転車をおしてると、
少し体力が回復してきたので、
また乗る。
で、限界が来たら、
自転車を降りておす。
の繰り返し。
それでも後半はずいぶん乗りましたよ。(自慢できることではないけれど)

どんどんきつくなる斜度。
汗が滝のように流れ、
髪の毛は岩ノリみたいになり、
化粧は取れ見事にスッピンになり、
ゼーゼーハーハー過去最大級の息切れ。
死ぬ゛ーーーーー!!
どこまで登っても終りがないように思えます。(これも被害妄想)

とにかく次のコーナーを曲がれば頂上が見えるかと
淡い希望を抱いては、見事に裏切られる・・・。
こんなことが永久に続くかと思われました。
テンチョが悪魔に見えました。
もうダメだぁぁぁぁぁーーーと思った途端、
一気に視界がひらけて、この パノラマビュー!!

これが、亀老山ヒルクライムの醍醐味か、といまさらながら気づきました。
いやーー、感動ですよ、感動。
そこからは一気にモチベーションが上がり、
自転車をこぐ足も、軽く・・・はなりませんが、
どうにかこうにか、頂上の展望台にたどり着きました。
入口からだと、50分くらいでしょうか。
ま、半分くらいは自転車おして上がってますけど。
展望台もすごく素敵です。
建築家隈研吾氏デザインの、石でできたユニークなデザイン。
地中に埋もれるような形で、周囲から「見えない展望台」だそうです。
自然景観を損なわないように設計されているんですね。
ここからの眺め、最高です。
あ、この柵にジャラジャラとかかっている南京錠たちは
ここにカップルで来て鍵をかけたら幸せになれる、みたいな
おとぎ話を信じている方々がかけられた魔法の鍵のもよう。
「たかし&まみ 1か月記念」とか
「ユージLOVE ずっと一緒だよ」とかいう
イラッとするメッセージが鍵に書かれていました・・・。
この南京錠はかなり撤去したいですけれど、
ここからの景色は素直素晴らしいです。
頑張って自分の足でのぼったご褒美のように思えます。
展望デッキで、今治のサンライズ糸山で見かけた男性を発見。
レンタサイクルで自転車でこの山を登ってきたそうです。
背中の大汗が、彼のガンバリを物語っています・・・。
話を聞いてみると、岩手県から旅行で来られているそうで、
今治から、尾道までサイクリングされるとのこと。
でも、今治を出発して早々にここを登るとは、すごい根性です。
しかもレンタサイクルで。おもいっきり普段着で。
無事に尾道までたどり着けたでしょうか・・・?
しまなみ海道ぜひ楽しんでくださいねー。
旅の無事を祈りつつ笑顔でお別れし、
私は、売店で「玉藻塩アイス」を。
生き返りました~。
売店のおじさんありがとう!!
亀老山、ありがとう!!
駐車場にてしばし休憩すると、あとは一気に山を下るだけ。
上りはあんなに死ぬ思いだったのに、下りは5分くらい。なんかあっけないものです。
が、今日はものすごい 「やり切った感」
があります。
健脚に自信のある方はぜひ。
あ、まあ、自信なんてなくても、私でも登れるんですから大丈夫ですよ。
無理せずおして上がればいい
んです(笑)
この絶景をぜひその目で!!
Posted by 曽我