Shimojimのブログ

November 20, 2025
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カテゴリ: china
台湾をめぐる高市発言を契機に、チャイナのニッポン叩きがはじまったのですが…。ここで云う独裁国はチャイナであり、独裁者は、上の絵のように、チャイナの習近平をさしています。かれが独裁者かどうかは、もしかしましたら、異論があるかもしれません。なにせ、”民主集中制”なるゴマカシ用語がいまだに生きています次第ですから…。

高市は、台湾の武力侵攻があった場合、ニッポンの存立危機事態に相当し、ニッポンの武力介入の根拠となると公言していますが、これが、習近平の琴線を刺激したのでしょう。なにせ、習近平とチャイナ共産党では、台湾は、チャイナの不可分の領土とみなしているのですから、その立場に真正面から立ち向かったカタチに、高市発言はあるのです。

ところで、民主国家ニッポンから見て、どうにも奇異に見えるのは、チャイナの、この問題に対する反応が習近平路線一色で、覆いつくられている点です。こんなのないでしょう。わたしたちから見て…。

ニッポンへの渡航の事実上の禁止、同じく留学の取りやめ、さらには、ニッポンの魚介類の輸入禁止と、経済的な締め付け策を、次々と打ち出しております。これらに対する、チャイナ国内の異論が聞こえてこないのですね。おかしいでしょう。独裁者とその傘下の党の云うがままのように映ります。

実は、これがリスクなのです。社会が多様性を失い、一色に偏奇してしまい、当初の目新しさを過ぎると、飽きが社会をおおってしまう。どこを見ても、ワンパターンと写るということです。チャイナは、そこに向かって進んできたし、現在も変わらないと思われます。脆弱で魅力に欠ける社会の形成と云い変えてもよろしい。

まあ、勝手におやりくださいと、達観したいところです。そうなのですが、ニッポンが、自由貿易と称して、物資の外国依存や外国市場依存を変えない限り、あの習のような”嫌がらせ”をはね返すことは、できないでしょう。

習のもたらせた、ニッポンへの締め付けに動じない国づくりを進める必要があるのです。そうでない限り、この先、ニッポン自体が、拡張するチャイナの事実上の属国になり下がる可能性が大いにあるのです。なにせ、これまでと違って、斜陽のアメリカを念頭に置かねばなりませんから…。





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Last updated  November 20, 2025 07:04:12 AMコメント(0) | コメントを書く
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