2024年02月16日
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テーマ: 読書(8592)
カテゴリ: 本 さ行

情報を正しく選択するための認知バイアス事典 [ 情報文化研究所 ]


そういう方にぜひ読んで欲しい一冊です。
私自身読みながら、なるほど、とうなづいたり、あの時はこういう事だったのか。と思い出したりして読みました。知っていれば、何て事ないことも、知らないと悩んだり、不快に思ったりします。日常生活を心豊かにする一冊です。

👉認知バイアスとは、偏見や先入観、固定断定や歪んだデータ、一方的な思い込みや誤解などを幅広く指す言葉

①二分法の誤謬:実際にはより多くの選択肢が存在するにもかかわらず、限られた選択肢しかないと思い込んでしまうことにより生じる誤謬。

②ソクラテス・パラドックス:定義が曖昧な語を用いることによって生じる誤謬。

③多義の誤謬:2つの前提の中で同じ語が、関連はあるが異なる意味で用いられることにより生じる誤謬。

④循環論法:論証されるべき結論を、前提として用いる議論。

⑤滑りやすい坂論法:比較的小さな最初のステップが、その後の起こるべきではなき結果に導く一連の出来事を不可避的に引き起こしてしまうので、その最初のステップを起さないようにしなければならないと主張すること。

⑥早まった一般化:十分なデータが出揃う前に一般化を行うこと。

⑦チェリー・ピッキング:都合のよい特定の証拠だけに着目し、それ以外の不都合な証拠を無視すること。

⑧ギャンブラーの誤謬:赤黒のルーレットゲームのような、一回ごとの試行が独立なランダム事象系列に対して、一方が連続で出た後は、もう一方が出るに違いないと考える誤り。

⑨対人論法:問題の論点でなく、論じている論者が持つ性質などを批判することで、相手の主張を退けること。

⑩お前だって論法:相手の主張が本人の振る舞いと食い違っていることを指摘し、論点をそらすことで相手を負かそうとする論法。

⑪藁人形論法:相手の主張を単純化したり、極端にするような操作をし、その歪めた主張に反論すること。

⑫希望的観測:好ましい結果が起こることを、好ましくない結果が起こることより、期待すること。

⑬覆面男の誤謬:置き換えについての知識不足によって生じてしまう誤謬。






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最終更新日  2024年02月18日 10時01分15秒
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