管理人teeの「こんなん持ってますー」

管理人teeの「こんなん持ってますー」

Mar 20, 2005
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今でもコミックソングの定番としてこの歌を挙げる人は多いので、若い人でも「タイトルだけは知ってる」人も多いかもしれない。まぁ河内弁で多くの人が思い浮かぶであろう「ワレ(お前)」と「やんけ」を多用した歌なのである。

僕が関西に行くようになって間もない頃、まず「自分」という言葉が相手を示してることに戸惑った思い出があるが、相手のことを「自分」と呼ばれる事には慣れても、未だ「ワレ(我)」だけはダメである。昔ひょんなことで知り合った人に「ワレ」と言われた時、別に因縁付けてないことは表情でわかってはいても、それだけで脅された気にはなってしまうんであった。ちなみにそれを同じ大阪府内でも摂津エリアの知人友人に話したところ、比較河内言葉に慣れてるであろう筈の彼らですら「ワレ」と呼ばれるのはこわいそうな。。。

さて、この歌はその河内のオッサンが古い知り合いであろう人の訪問から河内弁で喋り出す歌である。ちなみに誤解しないで欲しいが、この歌詞を読む限りこの河内のオッサンはイイ人である。「オンドレ何さらしとんど」という言葉は、近年マスコミが取り上げる巨人清原の発言(マスコミが勝手に作り上げてる説もあるが)のそれ(清原は岸和田出身)だが、確かに普段から「ワレ」と言われ慣れてる者同士ならOKでも、普段関西弁をせいぜいTVでしか耳にする機会のない人にしてみれば、確かに関西弁の中でもとりわけここで連ねられてる河内言葉はキツイ言葉に聞こえるのはわかる気がする。(失礼!)

とはいえ、さすがに今の時代、河内エリアでもこの歌で出てくるほどの喋り方はしてないようには思う。この歌詞が誇張であるとは思えるのは、例えば自分が住んでいる名古屋圏では、実際普段から「ぎゃあみゃあ」言葉を使ってる人なんて、老人を除けばほとんどいない。せいぜい語尾に「だがや」「だで」を付ける程度で、あとはほとんどが標準語のそれである。(イントネーションこそそれぞれ関東関西がごっちゃだが)それは宮地佑紀生(名古屋で活躍してるタレント)の名古屋弁トークだって、基本的に営業用と受け止めるのが多くの名古屋人の本心ではある。名古屋の人が名古屋弁を使うのはジモティ同士ではなく、むしろエリア以外の人と話す時のほうが多い。自分が名古屋人であることのアピールとして初めて地元言葉を使うのである。

そうやって思えば近年、方言をギャグとして成立することを逆手に取った地方出身タレントが多いのもなんだかわかる気がするし、そんな方言ウケ狙いの代表がこの歌なのであった。
尚、このミス花子という人、実物はれっきとした男である。何故この芸名にしたのかはわからないっす。





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Last updated  Mar 21, 2005 01:07:36 AM
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ほっけ81号 @ はじめまして 某巨大SNSから辿って参りました。 わたく…
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