しょうちゃん堂読書日記

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2005.11.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
下流社会
『下流社会 新たな階層集団の出現』光文社新書
著者:三浦展 | 出版社:光文社



やっぱり、タイトルにインパクトがあったんでしょうか。

「『下流』には何が足りないのか。それは意欲である。」
「『下流』とは、単に所得が低いということではない。(中略)総じて意欲が低いのである。」
「自分が本当に好きなことを見つけて、それを仕事にしようと真に受けて自分探しを始めた若者は、結果としていつまでもフリーターを続けて30歳になっても低所得に甘んじ、低階層に固定化されていく」

ま、こういうところどころでは「なるほど」と思えるところもあるんだけど、全体的には???
そもそも、この本自体が「意識」調査に基づいていて、自分を中流と「考える」人が、下流と「考える」人と上流と「考える」人に別れてきたっていう話なんだから、どうしてこういう風に中流「意識」から上流・下流へと「意識」が分化を始めたのか、っていう分析するなら分かるんだけど、この本はそうじゃない。
自己を下流と「意識」してる人は「下流」、上流と「意識」してる人は「上流」ということにして、「下流は○○」「上流は○○」というふうに話が進むんですね。
本当はこの基になってる調査から分かることは「自分を下流と思う人には○○と考える人が多い」「自分を上流と規定する人には○○と考える人が多い」ってだけにすぎないと思うんだけど。。。


1.下駄履き入試
2.東大学費無料化
3.大学授業インターネット化
4.地方から東京へ進学した場合の資金援助
5.上流には「ノブリス・オブリージュ」
という妄想???。。。数字的根拠なし。。。

最期まで読んで力抜けました。。。

調査自体はちゃんとしたものだと思うんで、変に著者の主張を入れて「本」にしないでもうちょっとちゃんと「分析」して「報告書」にしておけばよかったのにね。。。





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Last updated  2005.11.27 22:27:36
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