la lu la la 二丁目の角を右に曲がり、 自販機のコーヒーで一休み影が伸びる。 水銀燈の照射角が鋭角になり、 アスファルトの上に僕たちの輪郭を異様に引き伸ばしていく。 髪がなびく、夜の匂いがして fade out 思春期という悪魔が、せせら笑い、不埒な振る舞い、 空からの体を設えて宙へ漕ぎ出してフォークが伸びる、 ショートケーキ、苺の酸味 I made it down ふわふわの生クリーム、 甘さに手加減などない喫茶店は夕方五時。 昭和モダニズムの残滓が漂うベロアのソファー、 黄ばんだレースのカーテン越しに差し込む斜光。 大逆転的な展開はないさ、 アスファルトの温度下がって真夜中になるまで、 君のしたいことに付き合う、 そうさ、僕らの現状はいじらしくフラットで、 本来別のもののままフィットしてんのさ。 “本当に自分と向き合っているのかい?” 金魚の糞だか、コバンザメ。 片利共生という名の寄生関係、 宿主の生命力を削りながら泳ぐ無力なヒレ。 千切れそうな愛にしがみ付いてるんだ。