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金さえ儲かればよい それが商売というものだ こう思いこんで あたら生きがいを あくせくとすごしてしまってはいないだろうか。 --なにがしの生計の資を得たいばっかしに あなたは今日も ペコペコと頭を下げ 表べだけの笑顔をつくり モミ手しながら 嘘八百の説明をして 僅かのゼニをお客から奪おうとしている そういう商売の仕方を 恥ずかしいことだとは主はないのだろうか!
もし商売というものが 自分の心に、自分の手で、糞をぬりつけ 人間の誠実さ、美しさ、温かさをいけにえとして 僅かのゼニをつかむだけのものであるなら 今日を限り そんな恥ずかしい商売は止めてしまおうよ。
<中略>
--だが私は信ずる、 あなたがいよいよ今日 死ぬという間ぎわに あなたの子供たちを集めて 「お父さんは立派な商人だったよ」と ハッキリと自慢できる商売の道がある -----ということを。(ほんものに生き方 岡田徹)
渥美俊一選集(壱)に書かれている岡田徹詩集より引用
見習いたいと思い続けているのですが、まだまだ道遠しです。思い出すたび恥ずかしくなります。