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2012年03月26日
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本物の「合気上げ」はとんでもない。

ほんの一瞬で釣り上げられる。

うそのようだった。

身体が自分のものではなく、人のものになる。

自由が奪われる。

大東流がゆっくり動くのは、速く動く必要がないからなのだ。

何しろ接触した瞬間に相手が無抵抗になってしまうのだから。

「合気下げ」もとんでもない。

真下に落とされる。

自由がきかない。

頭の中が???でいっぱいになる。

傍目には先生は腕を動かしているだけでどこにも緊張がみられない。

筋力を使ったら「合気」にはならないからだ。

話はかわって、空手の「突き」。

当たった瞬間から力を伝える・・・というのも驚きであった。

先生が握るでもない、ふわりとした状態の拳を腹部にくっつけた。

「ここから力を伝達します」

軽く突かれただけなのに、体が数メートル飛ばされた!

実験なのでもちろん打点に痛みはない。

「いまの技で打撃を加えると脇腹であれば肋骨が全部折れます」

そして最も驚いたのは、同じように腹部に軽く触れた状態から、「さっきは後方へ抜けるように力を伝えましたが、頭に抜けるように使うこともできます」というや、腹部に来た圧力が本当に脳天に抜けていく感覚があったのだ!

腹部に当てて脳震盪を与えるのである。

よくカンフー映画などのワイヤーアクションで人が吹っ飛ぶシーンがあるが、あれは本当に武術が使える人ならそうなるということなのだ。

先生は中国拳法から何から何まで現存する武術全般に心得がある様子。

それは「起こり」を知るため、とのこと。

相手が動き出す前に「起こり」を見切るために全てを習ったという話だ。

隙があるとかないとか、そういう次元ではない人と出逢ったのは生まれて初めてだ。

甲野先生のときも感動したが、技を受けた感覚としては次元が違った。

合気道開祖の植芝先生や塩田剛三先生が使っていた技そのままを体験した感動は尽きることがない。






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最終更新日  2012年03月26日 20時48分13秒 コメント(2) | コメントを書く
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