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こうたく @ Re:タクシーの遠回り。。。新大阪駅にて(10/10) この記事からもう何年も経っている2017年…
tekari!@ Re:最終回(10/28) 先生、またなにか面白いこと、やりましょう
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ゐdeっち@ ま、しかたないですね そういうところに 自分で飛び込んだわけ…
Naoki@ 官僚的ですね☆ やはりセンセは先生してるのもったいない…
2005年05月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
何をどれくらい忍耐できるのかといった閾値の個人差は、何によって決まるのだろう。家に帰り着くと出迎えてくれる子供たちの声は、一日の疲れを癒してくれるヒーリングサウンドではある。ただ、帰り着いた5分後には、それが私の神経に突き立てられた悪魔の爪のようにしか感じられなくなる。
「ねぇ、おとーさん。」2歳の娘が問いかけてくる。「なんだい?」私が答える。
「ねぇ、おとーさん。」「なんだい?」「ねぇ、おとーさん。」「なんだい!?」
「…ねぇ、おとーさん。」「だから、なんだい!?」こんなやり取りの間に、「ねぇねぇ、おとーさん。きょうね、幼稚園でね、お隣のね、けい君がね…」上のボーズが話しかけてくる。「ん?あ、そーか。」ボーズの話を聞きつつ、相槌を打ちつつ、娘の「ねぇ、おとーさん。」に答えていく。気が付けば、キッチンの後ろでは、うちのがなにやら私に話しかけていたらしい。私は聖徳太子ではない。聖徳太子になりたいわけでもない。ただ、ちょっと、ゆっくり、食事を、させて、もらいたいだけだ。そんな思いを抱きつつ、何度も私への呼びかけから先へと進むことのない娘の言葉と、ボーズの幼稚園話と、妻の今日の出来事を聴いていると、ついつい、リミッターが振り切れてしまうことがある。
彼らも、爆発的な勢いを持って何かを私に伝えたいほどに、一日を一生懸命走りきってきた故なのだろうが、そうした勢いを受け止めるには明らかに閾値が下がりきった状態で帰宅する私にとっては、それはまさに天国から地獄へといざなわれていく悪魔の合唱となるのだ。おとうさんの安らぎはどこにあるのだろう…





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最終更新日  2005年05月26日 20時32分03秒
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