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2005年12月17日
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 かれこれ3年程前になる。とある物欲をそそらせようとする雑誌を眺めていたところ、モーリス・ラクロアというメーカーのファイブハンズという時計を見つけた。それが、私の機械式時計への興味を湧き上がらせてしまった瞬間だった。それまでは、時計なんて時間がわかればいい、と思っていただけだったのだが、「これは美しい」と思えてしまったのだ。
 機械式の時計が気になり始めると、人が身につけている時計が気になりだす。そうすると、なるほどこの人はおしゃれだとか、この人はロレックスね、とか、いろいろと今まで見ていた人の違う面が見えてくるようで楽しくもある。本屋でも、いままでまるで気にも留めていなかった時計雑誌が、こんなにもあるということにも気が付いてしまう。先日、ある時計雑誌を眺めていたら、「そんな雑誌があるんですねぇ。好きですねぇ~」と、笑われてしまった。そう、私も時計なんて、そんな風にしか見ていなかったなぁ~、と思い出した。
 ふと、昔付き合っていた彼女のことを思い出した。そん彼女は、なんと航空宇宙工学なるものを勉強していた。いったい何を学んでいるのか、私には良くわからなかったが、看護を学んでいる私が、「看護は科学なんだ」と言ったことがあるのだが、「何で看護が科学なの。バンドエイド貼ってるのが看護でしょ。」と、真顔で言われた。彼女の頭には、行動科学、社会科学、人文科学といったような分類は科学に入らないのか、そういった科学を認識していない、ないしは認めようとはしないようではあった。それは、私が時計などにはほとんど興味を示していなかったと同じぐらい、彼女も看護なんぞにそれほど興味を示していなかったのだろう。
 突き詰めれば、彼女は付き合っている男が何を大学院にまで行って学んでいるのか、そんなことにすら興味がなかったのだろうし、案の定我々は、科学に対する認識の違いからか、性格の不一致からか、性の不一致からなのか、破綻を迎えたのであるから、機械式時計と私の付き合いは、これからも長く深い付き合いになっていくことだろう。
 あの彼女に、「看護はアート」だ、などと、日野原先生の言葉を投げかけたなら、その場で張り倒されていたのかもしれない。コチコチとテンプを振りながら時を刻みとっていく機械式の時計も、看護に負けず劣らず、ものすごく美しいアートなのだが、それすら彼女には伝わりはしないだろうなぁ・・・なんせ、私に興味が向いていないのだから・・・





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最終更新日  2005年12月17日 18時46分46秒
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