青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2018年10月29日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆Zenn ブリッジ剥がれリペアのご依頼です
 ギターオーナー様は、マッチョのM様です

●早速リペア開始して行きます

●ミニギターですが素直な音質でK2好みのギターです
 ブリッジの下の陰が剥がれた証ですけど、普通は此処まで浮きますと、ブリッジがボディから分離
 するはずなのですが、頑張ってボディにしがみついております

●模範的なブリッジの剥がれですが、何か違和感を感じます。ブリッジセンター付近の隆起を確認
 しますと、木材って結構伸びるんだなぁ~ と感心してる場合では有りません


●ボディを引き連れて剥がれてます


●マットなボディ塗装ですが、少しばっかり厚化粧の様な気がします



●加熱用のニクロム線加熱器は昭和レトロでは有りません、最近になって導入した物です。
 鏝の過熱時間が短くなりとても便利です



●ミトンで養生してから熱を加えて行きます


●簡単に剥がれましたが、違和感を感じた理由はブリッジに仕込まれた楔です
ボディ中央の隆起がここまで酷く成った原因は、 ブリッジの楔が頑張ったお陰です
 接着にはニカワが使われてました。楔が無ければポロっとブリッジが剥がれてボディの
 隆起もここまで酷く成らなかったのですが・・・しかもこの状態でも弦を緩めず弾いていたそうです
 最近になってチューニングが合わない! と言う事で工房にお持ち頂きました。

 ●接着剤の色の濃くなった箇所は、 ブリッジを張り付ける場所にも関わらず段差が有ります、
 これではボディとの接着面性が減りますので、突板を入れて平らにしておきます



●ボディ隆起を修正しませんとブリッジが貼り戻せません

◆ブリッジ周辺のアフターです

●スチームを掛けてからボディクランプでジワジワと修正して行きます
 この工程はどの位時間が必要か見当が付きません。1週間で戻ってくれたら良いのにと思ってます

*暫くこのままで様子を見て行きます。

◆1週間経過して様子を見ましたが、もうちょっと!です。

 もう少し時間が必要な様です

●かなり良い感じになってきましたが、もう一歩です。



●ゲージの指定がここに刻印されているギターも珍しいです

◆ブリッジ下の溝にエゾ松の突板を張り付けて、サンディングして水平を出して置きます


◆水平が出てますので専用クランプで接着します

●この方法ですとギターを移動する事が出来ますので、硬化する間作業台を占拠する事が有りません
 1日放置しておきます

◆レギュラーチューニングで弦高は予定通りです


◆リペア完了しました


◆試奏タイムです
 弾き易くご機嫌なギターです、手元に置いて気軽に弾けるギターって感じですが、ライブでも
 充分なパフォーマンスを発揮してくれるポテンシャルを持ったギターです

🌸たいへんよくできまた





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最終更新日  2018年12月17日 23時20分02秒
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