青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2021年09月16日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆Westone F-13 弦高下げリペアのご依頼を頂きました
 ギターオーナー様はTOY様です、ブログにご訪問された事がご縁でリペアの
 ご依頼を頂きました
 打合せ通りの弾いていて楽しいセッティングにしてお届け致します

◆画像から確認して行きます

●40年近く経過してますが、美白ボディです弦を張ったまま保管されていた様で
 ネックの元起きが凄い事になってます
 リペア前の音を記憶するためにチューニングしてる時に【🎯の固体と直感しました)
 TOY様も出音を正面から聴いたのは初めてで、K2と同じ感想をおっしゃってました



◆Westoneを製作したマツモク工業が現存しないのは、日本のギター界で大きな損失と思います


●F-13です


●サドルがプラスチック製でこの出音ですから、エボニーに交換し弦をダダリオに交換した
 時が楽しみですが、サドルが此処まで下げられてますので、これ以上の弦高下げは乾いたタオルを
 絞る感じです


●GIBSONスケールです、ネックは完全にストレートに調整されたのですが弦高が下がらず、
 これは元起きが原因です
 と言う訳でK2ギターファクトリーにご依頼を頂きました


●元起きの副反応はトップ落ちになって表れてます

●元起きの数値を測定します




●元起きを修正しない事にはリペアが始まりませんので、セット角度を修正する事から
 開始して行きます

◆台風に備えて治具を外し、お預かりのギターは全て自宅に持ち帰りました


◆リペアを再開して行きます

●第一段階の挟んだスペーサーで元起きが2mm修正できましたので、スペーサーの
 厚さを変えて治具を再セットします

●画像が前後してますが、最大値で0.30mm順ゾリが有りますので
 ネックの順ゾリもロッドフリーにして並行して修正します



●オリジナルのペグのビス跡を埋木して着色してります

🌻ネックの元起きをセッティング可能なレベルまで戻さない事には、リペアが先に
 進みません
 数か月も掛かるような事には成りませんので、ブログを確認して頂きたいと思います
 あくまで経験上の予想ですが、来週末にはセッティングに入れると思ってます

◆セッティングに入って行きます


●ノーテンションでネックはストレートになってます

●工房で考案した予定弦高スケールでおおよその弦高を確認します

●ノーテンションで3.0mm弱で、何とかなるレベルまで来ました

●お話した通りブリッジに手を入れて行きます

●弦を外してナットをよく見ますと、相当傷んでます今後の展開次第では交換が必要に成る
 可能性が出て来ました

●エボニーサドルを削り出す前にフレットボードの【R】を確認します
 アコギでは珍しい275Rです

●オリジナル?のサドルも275Rになってました、流石はマツモク工業です


●ブリッジの仕上がりです

●僅かに高かった3G~6Eの調整もOKです

●6E/12Fの仕上がりは、2.25mmです

●1E/12Fの仕上がりは、1.75mmです

●リペアの完了です

◆試奏タイムです
 穏やかな癒される音質で弾いていて楽しく、気持ちをリフレッシュしてくれる様な気持ちに
 なって来ます
 強コードストロークは守備範囲では有りませんが、フィンガーピッキングにピッタリのギターです
 殆ど弾かれて無かったので、40数年経過してますが、これからの成長が楽しみですね!

🌸たいへんよくできました🌸





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最終更新日  2021年09月25日 08時13分54秒
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