青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2026年03月01日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆F.Hasimoto FH-35 
ギターオーナー様は、Untitled-182様です
 輸送中のトラブルも無く、無事到着してますのでご安心ください。


◆画像から確認します

●初見では手の掛からないギターの印象を持ちましたが、ビンテージなので
 精査して見ないと判りません


●Maruhaギターの創始者で有り、現在のアストリアスの礎を築いた方です


●ヘッドにネームが入ってません


●3Pバック仕様ですが厳密には4Pバックになると思います


◆リペアが必要な個所を見つけて行きます




●1E側のヘッド裏にクラックが入ってました


●ブリッジの下半分が剥離してました



●1フレットのクリアランスが、1フレットに接触しないギリギリしか有りません
 ナットの交換が必要になるかは現時点では判断出来ません


●リペア前で6E/12Fが2.25mmです
 場合によっては弦高を上げる必要が有るかも知れません


●1E/12Fも1.75mmです


●サドルの余裕は殆ど有りません



●全ポジションを試奏しますと、音詰まりする個所が散見します


●張って有る弦は、1E弦が2.8を超えてますので、012~のライトゲージが使われてます

 ご指示ください。
 ライトゲージでも耐えられると思いますが、 Untitled-182様の指が耐えられ無いかも知れません


◆リペア開始します

●ペグを外しますとブッシュに木を咬ませて有りました。
 大きく開けてしまい緩くなって添え木を使ったようです



 ブリッジが固定されることで、更に弦高が下がる見込みです


●ヘッドに入ったクラックを接着固定します


●緩くなっているブッシュにシールテープを巻いてから取付ます





●012から011にゲージダウンした事で、弦のテンションが掛かっても1フレットに
 逆ゾリが残ります


●011~に合うようにロッドを調整して行きます。最初は1フレットのクリアランス以外は
 無視します


●音詰まりするポジションが散見されます。
 3フレットが飛び出しているので、擦り合わせが必要な事が確定しました


●サドルの出が余りにも低すぎますので、ブリッジトップを削ってテンションが掛かる
 様にします


●此処までの調整で弦高を確認しておきます
 6E/12Fで2.15mmです


●6E/12Fは2.25mm有ります


●サドルの出を確保するためにブリッジトップを削りました
 現在ではハイクオリティギターでも使われる事が少なくなった、エボニー【黒檀】
 のブリッジです。


●エボニーの存在感を生かすために蜜蝋ワックスで仕上げました
 ピンホールの径の修正と面取り、ストリングガイドを付けてブリッジの仕上がりです


●2.2mm厚でサドルを削り出しておきます


●サドルを切出す前に、フレットボードを確認しておきます


●予定の弦高になるように400Rでサドルを製作します


●1フレットに余裕があるため、0.5mmのスペーサーをセットしてから弦高を測定します


●6E/12Fは予定通り2.25mmです


●1E/12Fは1.75mmです


●飛び出しているフレットを擦り合わせます


●両端のフレットの高さが合うまで擦り合わせます


●ナットの弦溝が深過ぎますのでシェイプを整えます


●ナットの修正を済ませました


●擦り合わせたフレットクラウンを修復します


●ブリッジ周りの仕上がりです


●1フレットのクリアランスも調整済です


●6E/12Fは2.30mmにセットして有ります


●1E/12Fは1.75mmにセットして有ります


●ダダリオEJ-26に張り変えてリペアの完了です







🌻K2ギターファクトリー

  千葉県八街市 八街 に 67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





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最終更新日  2026年03月13日 20時32分38秒
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