青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2026年03月31日
XML
カテゴリ: ギターリぺアー
◆Fender PARAMOUNT PM-4CE 3G弦オクターブ調整
ギターオーナー様は、Miyauti様です。
 オールソリッドモデルを探していたところ、メーカー純正でピックアップが搭載された
 当該モデルに出会い、迷うことなく購入されたそうです。
 微妙に弾き難いので、何時もの様にセッティングして欲しいとお持ちくださいました


◆画像から確認します

●適度に引き込まれていて鳴るギターですが、これからの成長が楽しみです
 試奏しましたが、【弾き難い】が最初の印象です。
 ギターに合わせるのでは無く、ギターを自分に合わせるのでシビアなコメントに
 なりますが、簡単に弾き易くなりますのでご心配は無用です


●パラマウントと言うとベットが真っ先に浮かんで来ます




◆セッティング前のコンディションを確認します

●弾き難い原因は7フレットが最大値で、0.43mmの強度の順ゾリです
 0.43mmの順ゾリが有りますと、たとえ12フレットが低くて弾き易さを感じられません


●試奏中に感じた違和感は、3G弦オクターブが合ってません
 チューナーで確認すると、3Gの開放440Hzに対して、12フレットが439Hzで1Hz低いです
 1Hz低いと演奏どころでは有りません


●12フレットからを高くする場合は、サドルの弦接点をヘッド側にして弦を短くする
 必要が有りますが、サドルの先端に頂点が有りますので・・・よく見るとサドルの中央が
 頂点になってます。
 サドルの加工不良と、サドルにくぼみが出来た事が原因の様です







●サドルはオイル漬けに交換するに決まってますので、既存のサドルに手を加えて
 オクターブを合わせられるか先に確認します。
 3G弦の接点を出す削りの角度が甘く、これではサドルの頂点に接触する前に左側の土手に
 接触してしまいます




●まだ440Hzになってません・・・


●ストリングガイドが付けて無い事で、弦の出る角度が緩い事も原因でした。
 3G弦にストリングガイドを
付けて確認すると、440Hzピッタリに調整出来ました。


●ストリングガイドを付けておきます


●オリジナルのサドルは微妙にうす過ぎで削られているので、チューニングすると
 前倒しになってしまいます。
 アンダーサドルピエゾの場合は、工房でも冬/夏の湿度差を考慮して微妙にうすく削り出しますが、   
 オリジナルサドルはうす過ぎです。
  高さ調整する前のオイル漬けサドルをセットします。微妙にうすく夏に木材が伸びても
 問題なくピエゾに平均に圧が掛かります。

◆サドルのくだりでは分かり難いかと思いますが、オーナー様には口頭でご説明してますので
 OKです。



●リペア前は7フレットで0.43mmの強度の順ゾリが、ストレートに修正出来てます





●6E/12Fは2.25mmで予定通りです


●1E/12Fも1.75mmで予定通りです


●1フレットのクリアランスもOKです


●リペアの完了です



●1フレットから5フレットまで引き込んだ、フレットの減りが顕著に出てます。
現時点では問題は有りませんが、フレットの減りが原因で弾いた時にバズリ音が
 出る事が有ります。通常のバズリ音は上のフレットに接触して発生しますが
 減ったフレットの2か所で接触して起こる事も有ります。
 6フレットから上は殆ど減ってませんので、この症状が出た場合は減っている、
 1フレットから5フレットだけ打ち換える事も承りますのでご相談ください。




🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に 67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026年04月15日 02時55分22秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: