青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2026年04月06日
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カテゴリ: ギターリぺアー
⑥MANA   コンサートウクレレ
 ウクレレ オーナー様は、ピタゴラスイッチ オープニングテーマ/栗コーダーカルテットの
 栗原様です。
 サイドのクラックと陥没、トップ&バック材の数か所に渡ってクラックが入ってます
 この原因は割れたと言うよりも材が裂けた方が正しいと思います。
 ハワイアンコア材の様に年輪が詰まって無い木材は、今回の様に年輪らしき部分で
 裂けてしまう事が有ります


◆画像から確認します

●25年程に製作されたウクレレです。
 現在では入手が更に困難になっているハワイアンコア材が使われてます






◆リペアが必要な個所を確認します

●サイドのクラックは放置しますと、どんどん広がってボディが上下2分割になってしまう
 可能性が有ります。
 陥没箇所は内部の出っ張りを押し出してからパテ埋めします


●トップクラック①


●トップクラック②


●トップクラック③


●トップクラック④
 律儀にも4か所のコーナーにクラックが入ってます


●バックのクラック


●リペア箇所では無いのですが、ウクレレ用のオクターブを合わせる治具が
 セットされているのを初めて見ました。
 昔のゼロフレットの延長上か、現代のサドルの接点位置で合わせるのと同じ扱いです


◆リペア開始します

●サイドのクラックから手を付けて行きます


●裏から補強板が貼れるか磁石を使って確認すると、内部構造材のライニングの範囲内の
 クラックのため、補強材を入れる事が出来ません


●クラックを貫通してライニングまで届く様に、タイトボンドを擦り付ける様に注入してから
 スプールクランプで固定します


●トップ板、右上のクラックにパッチを貼る準備をします
 磁石でクラックの位置を確認します


●マスキングテープの間が補強板を貼る範囲です



●メイプル材の補材を超協力磁石とクランプで固定して接着を待ちます


●接着固定が済んだ補強パッチです


●サイドの陥没した部分は、内側からメイプルのパッチを超強力磁石で固定します


●表面は凸凹してますので、マホガニー材でパテを使って補修します



●バック側のクラックを接着固定します


◆トップ&バックのクラック箇所が多いので、出来る箇所からドンドン接着固定して行きます

●マホガニー材のパッチはクランプが使えないので、超強力磁石で固定します


●外側から見た状態です


●トップ下の左右のクラックにタイトボンドを擦り込んでおきます


●ハワイアンコアと同族種のマホガニーのパッチを貼ります
 内部の画像はクランプで見えませんので割愛します


●クラックの先端に使えるクランプを、改造して作らないと思ってましたが、 
 アコギブリッジ専用のクランプで固定出来ました


●スペースが狭く分かり難いと思いますが、左のクラックに貼ったパッチです

●同じく右のクラックに貼ったパッチです


●トップ左のネック付根のクラックに、補強パッチを貼り忘れるところでした


●陥没とクラックが入っていた箇所を修復するためクリアを吹くことにしました


●ボディ全体にクリアを吹いて行きます

◆クリア吹きが完了しましたので弦を張り戻します

●サイドの陥没をクラックの仕上がりです


●トップ上、左右の仕上がりです


●トップ下、左右の仕上がりです


●バック上の仕上がりです


●バック下の仕上がりです


●オクターブを合わせる治具は、簡単に剥がせる両面テープを貼って有ります
 リペアの完了です




🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に 67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





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最終更新日  2026年04月23日 01時05分02秒
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