2003年06月06日
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大学の春季シーズンが一区切りつき始め、ドラフトの話題が各紙をにぎわせ始めた。
今年の目玉は早大の鳥谷選手のようである。
8球団も手を挙げているようだ。
「3番・ショート」を空けて待つ、という球団もあるようだ。
鳥谷選手の進路が見えてから、各球団戦略を練る・・というかんじになるのだろうか。

ところで、鳥谷選手と同じ、「81年生まれ組」では、高校卒業時ドラフト上位指名された選手が2人いる。
ヤクルトの野口祥順と日ハムの田中賢介である。
現在、2人揃って、「プロの壁」にぶち当たっているといっていい。

野口の場合、入団早々まず2軍で壁にぶち当たる。

2年目73試合.143ホームラン5本19失策。
これでは、打てない、守れないである。
3年目から極端に短くバットを持つようになり、1軍出場を果たし、初本塁打も放った。
しかし、ことしは開幕から1軍定着しているものの打撃ではいい結果がでていない。

3年めの変身は、一発長打の魅力を廃し、確実性をより重視することにしたものである。
走塁面に力を入れ始めたことからも分かるように、ある意味「プレースタイルを変えた」といえるだろう。
「同じことを続けていても仕方がない。なにか変わらなくちゃ。」と言う考えは評価したい。
あまりにも、バットを短くもったその姿に、長打を捨てるのはもったいな過ぎる、という声もある。
しかし、僕のイメージとしては、「俊足の大道(ダイエー)」をめざせ!と言いたい。
ホームランが減っても、二塁打、三塁打の多いバッターになればいい。
確かに彼の足は魅力があると思うからだ。

スイッチ転向と言う話もでてきている。
「俊足=スイッチ」というのもどうかと思う。
僕自身は、この案に関しては否定的である。
とにかく、野口の試行錯誤はつづきそうだ。

一方の、田中賢介は1年目2軍では、.313、ホームラン6本と十分な成績をのこし、その年から1軍出場を果たす。

どうも、性格的な弱さが目に付くと思うのだ。
たとえば、岩村は3年目のとき1試合使われたただけで、すぐに2軍に返された。
その当時、まだまだ守備に不安があったので野村監督は使い切れなかったと思うのだが、
「1試合で何が分かるのか」と非常に悔しかったと(岩村は)言っている。
田中にもこれぐらいの「ふてぶてしさ」が欲しい。
つまり、田中には少しぐらいのミスで下を向かず、
「打って返すぜ」ぐらいの気持ちの強さがほしいのだ。
岩村の場合、この気持ちの強さがあったからこそ、若松監督は多少のミスにも目をつぶって使い続けることができたのだと思う。
「俺をだせ!俺が育たないと日ハムの未来はないぜ!」とそのぐらいの気持ちと自覚がほしい。
こわいのは、今の調子でなんとなく成長し、こじんまりとした選手になってしまうことだ。
先輩の金子誠は現時点では、「なんとなくまとまっちゃたな・・・」という印象を受けるので、より心配なのである。





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最終更新日  2003年06月07日 22時45分37秒
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