2003年08月06日
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いま、本屋にいけばあっちもこっちもタイガース本。
そのなかでも、人気ナンバーワン(露出と言う意味で)OBは、江夏豊氏ではないだろうか。

江夏氏は、阪神関連に限らず、ほとんど「伝説の投手」と言う感じで、あちこちにひっぱりだこの解説者である。
週刊ベースボールとかナンバーとか。
確かに、やったことは派手で、「オールスター9連続三振」
「江夏の21球」など。
でも、江夏氏だけそんなにすごいんだろうか。
例えば、鈴木啓示、村田兆治、山田久志、堀内恒夫あたりと比べてどうなのか。(敬称略)

僕は、ぎりぎり江夏氏の現役を見ているがそのときはすでに、「腹の出た投手」という印象しかなかった。

あと、堀内さんとかは晩年の苦労しているイメージが結構残っているんだけど、江夏氏の場合は、日ハム優勝させて西武に移籍して出場機会なくてやめた・・・という経歴からも、
「出ては打たれ・・・」で「江夏ももう終わり」と思わせる期間がなかった(少なかった)ような気がするんだがどうだろう。
「打たれている江夏」のイメージがどうもないんだよな。
こういうのは少しずるいというか、「反論の余地を与えない」圧迫感があるというか・・・。

江夏氏ばかりがなぜそんなにもてるのか・・・
いくつか理由を考えた

1.コーチをしなかった
結果的には「できなかった」というのが正しいか。
まぁ理由はともかく、コーチをしなかったことが結果的に選手時代を「神格化」させたともいえる。
日本の場合、名選手が監督なりコーチなりになって、手腕が発揮できないと、選手時代の実績が過小評価されるような気がする。
「お前の理論は、後輩に伝えられない。それぐらい、たいしたもんじゃなかった」・・・と言う感じで。


2.いろいろな経験
事件で一度表舞台から去った江夏氏だが、復帰してみると、改めてスポットがあたることになる。
95年 野茂がメジャー挑戦
メジャー挑戦した日本人のパイオニアとして。
(日本で実績を残して、挑戦した人はほかにいない)

野村監督と出会って、人生が開けたパイオニアとして。
98年 大魔神大活躍
リリーフ投手のパイオニアとして。
99年 野村阪神
野村監督との師弟関係、阪神の元大エースとして

・・・と言う具合に。
大実力者なのに、波乱万丈の野球人生を送ったためこういう結果になったということだろう。

3.生き方にほれている
2番目とも関連するが、野球人生を含めて、不器用さがみえるところだろうか。
やめ際とか。
こうなると、けっして達者ではないしゃべりもプラス要素に思えてくる。

・・・というわけで、僕はいまいち江夏氏が解説者として人気がある理由がよくわからない。
ナンバーの「日本シリーズ分析」はここ何年か江夏氏が一人で担当しているが、できれば他の人にもやってほしいとずっと思っている。





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最終更新日  2003年08月07日 02時16分27秒
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