青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.11.27
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先天性や事故で体の一部が欠損されている方のために
見た目がとても自然で使い心地もいい人工ボディを作る
人工ボディ技師、福島有佳子さんの
ドキュメンタリー「仕事の流儀」を途中から見ました。

福島有佳子さんの事は以前別の番組で拝見して
その技術力と向上心、そして使う人の気持ちへの理解に
素晴らしい仕事をされている方だなあと感服したのですが、
今回の番組で心に残ったのは
サンダルを履いて歩きたいという女性とそのお母様の事です。


人工ボディを使用し、普通の靴を履いて生活されていました。

しかしヒールのあるサンダルは足先に体重がかかるために
人工ボディではささえられずに履くことができなかったそうです。

高校生の頃、自分はサンダルは履けないんだなと悲しくなった、
と話す女性の目から涙が流れ止まりませんでした。

おしゃれをしたい女の子が、サンダルが履けない、というのは
つらい事だと思います。
特に他の子は問題なく楽しんで履いているのに、
自分は履けないのはとても悲しいと思います。

だけど私は、サンダルが履けないからという涙があるんだ、と
思ってしまいました。


どちらがつらいとは言えないものだから、
こんなふうに感じたら良くないと理解はしていました。

この人にとってはとてもつらい事なんだろうなとも
分かっていました。

でも良かったことは、

人工ボディ技師、福島有佳子さんの知識と技術と努力で
可能になったことです。

サンダルを履いて外を歩くその姿は、
とても自然で軽やかでした。
外をスカートとサンダルで歩けるって素敵な事だなって
気がつかされました。

サンダルを履きたい、その部分だけ考えると、
靴がはけるんだからいいでしょう、サンダルなんていいでしょう、
と思えてしまいますが、
そうではないプラスアルファの部分が、サンダルを履いて歩ける
という事ひとつにも沢山含まれているんだなって思いました。

紫がかったボルドー色のサンダルを買った女性は
「どんな服を買おうかなってわくわくしてます。」と笑顔でした。
そして、その女性の隣にいつもひかえめに一歩離れて寄り添っていた
小柄なお母様が、「おしゃれして、ね。」と一言つぶやいたのが
心に残りました。

おしゃれを楽しむ娘さんを見て、お母様どんなに嬉しい事でしょう。

お母様に守られて、自分のおしゃれの事を考えることができるのは
幸せな事だなって思いました。

母もこのお母様のように控えめに
一歩離れて黙って私のそばにいてくれ
無償の愛を注いでくれたなあって思い出しました。

母に親孝行しているつもりで、一緒に出掛けたりしていた時も、
母を介護しているつもりの時も、実は母は私の事を考えてくれていて
ひかえめに、寄り添ってくれていたんだなって思いました。






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Last updated  2021.04.08 12:08:07
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