今回は夏の素材について。
着物のサイトで、夏の着物屋長襦袢に麻を推奨しているところが多いですが、
出はこの麻って?
お洋服でも近年リネンが人気です。
そんなに良い?と思って自分もリネンの生地でお洋服を作って着てみましたが、
リネンにも様々な種類があります。
”麻”
繊維用語 リネン 植物名 亜麻(あま) 繊維加工部位 植物の茎
繊維用語 ラミー 植物名 苧麻(ちょま) 繊維加工部位 植物の茎
繊維用語 ハンプ 植物名 大麻(たいま) 繊維加工部位 植物の茎
繊維用語 サイザル麻 植物名 サイザルアサ 繊維加工部位 植物の茎
繊維用語 ケナフ 植物名 ケナフ 繊維加工部位 植物の茎
*衣類としてのメリット
通気性、吸水性に優れ、ラミーやリネンのように肌触りのよい種類の麻もあります。
熱に強い
洗濯が可能
*衣類としてのデメリット
植物繊維のなかでも茎を使っているため、伸縮性はありません。
麻の種類によっては繊維が固いこともあり、チクチクすることがあります。
毛羽立ちやすく、カビやすいという難点があります。
また、天然繊維の宿命でもありますが、しわになりやすい素材です。
綿は、コットン(Cotton)とも表記され、種子からとられる種子毛を原料とした繊維。
天然繊維のひとつであり、その中でも植物繊維あるいはセルロース繊維に分類されます。
綿の成分はほぼセルロースで構成されています。
種子からとれる植物繊維としては、ほかにカポックやアクンドがあります。綿の採取は、アオイ科のワタと呼ばれる植物からなされます。この植物は種子の周りにコットンボールと呼ばれるフワフワのワタ玉で覆われる特徴があり、このコットンボールのうち、リントと呼ばれる3センチ程度の長さを持つ部位が、綿に加工されていきます。
肌触りのよさ。
洗濯ができる
通気性のよさ、染色性のよさ、湿強度の高さ(濡れると強度が増す)
価格についても安価な傾向がある
*衣類としてのデメリット
繊維自体が縮みやすいため、しわになりやすい点があげられます
「速乾」性能を持たせたものが出回っていますが、これら化学繊維に比べると綿は乾燥に時間がかかる。
長時間日光や紫外線にさらされると強度が低下するとともに黄ばみが出てきます。
”絹”
絹は天然繊維のうち、動物繊維(たんぱく質繊維)に分類される繊維で、カイコから採取される歴史の古い繊維のひとつです。
生糸を糸に加工していく精練の工程ではセリシンが除去されることもあり、繊維の断面構造が三角形に近いものになっていきます。
上記の麻、綿との違いは、動物繊維であること。
二本の繊維となるフィブロインの外側をにかわ質のセリシンが覆う構造をしています。
このため、繊維の断面は楕円形、あるいは三角形となっています。
表面は電子顕微鏡で見てもきわめてなめらかで、とげとげしい部分や鋭利な部分、節などがまったくありません。
天然繊維は、いずれも短繊維の形でとられるため、それを紡績によって「糸」に加工していくものですが、絹だけは唯一、一本の単繊維で構成される長繊維(フィラメント糸)の形をとることができます。
*絹繊維の用途
その繊細な風合いや、独特の高級感をもつ光沢などから高級な衣料品に使われています。
衣料品のうち、シャツやブラウスなどをはじめ、ネクタイや着物にも多用されます。
伝統的な楽器の弦の材料として使われたり、画材として使われたりすることもあります。
保湿性を活かした「化粧品」として絹の成分を含んだ製品も市場には出てきています。
また、天然のタンパク質からできた糸であることから、医療用の縫合糸として使われることもあります。
*衣類としてのメリット
保湿性、吸湿性、通気性にすぐれています。
また染色性もよいため、美しい色に染まります。
肌触りがとても滑らかで、やわらかく、重量も軽いですが、獣毛に比べると強度があります。
その高級感は独特なものがあり、他の繊維では代替が困難。
*衣類としてのデメリット
日光に弱いため、耐久性・耐候性に欠けます。
タンパク質を成分としているため、熱に弱い、黄ばみやすい、変色しやすい。
高価で、手入れや管理が難しい。
(参考
砥石と
研削.
研磨野総合サイトより)
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