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コメント新着
2011年10月09日
テーマ： 吐息(401)
カテゴリ： カテゴリ未分類
金木犀には、いろんな思い出がある。
この季節になると、様々なことが走馬灯のように駆け巡る。
一人でかいだ時も、誰かとかいだ時も、同じ初秋の香りに違いないのだけれど、良いことも、そうでないことも、すべてが今に繋がっているのだと思うと、それらすべてが愛しい。
中でも印象に残っているのは、ほんの日常の、ずっと前に住んでいた家の物干し台から見下ろす一本の金木犀だった。
清んだ真っ青な高い空を見上げて、洗濯物をパンパンと両手で叩きながら干していると、香しい懐かしい匂いがした。
ふと目をやると、大きな木にオレンジ色の金平糖のような花が、ちらほらとついていた。
ああ、今年もこの季節が訪れたのだなぁ、と一年が瞬く間に過ぎたことを、反芻するのだ。
日常の、ほんの些細な出来事ともいえないくらいの、この小さな一瞬を、金木犀が香ってくると思い出すのだ。
掛替えの無い家族が掛替えの無い家族として健在だったあの頃……。
過去を悔やんだり思い返しては嘆いているのではなく、何年経っても大事なものは変わりようがないというか、変わらないという証拠のような思いなのだった。
金木犀のこの季節。
いろんなことが思い返される。
本当に良いことも、そうでないことも。
でも、そんなすべてを孕んだ金木犀の香りを、今年も思い切り吸い込んだ。
身体の奥深くまで、届くように。
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金木犀の香り
costner
さん
先日、一人で山道を歩いている時、金木犀の大木に出会った。
一つの小さな花は微かな香りだけど、たくさんの花が集まって、人を惹きつける良い香りになっているのだろう。
「香水の香りは残ろうとするけども、花の香りは逃げよう逃げようとする」何かの本で読んだ言葉を思い出した。
ちなみに、「金木犀」は静岡県の県花だそうです。
花の香りを楽しむ余裕が出てきたのは、歳を取った証でしょうか？
(2011年10月12日 09時39分00秒)
一つの小さな花は微かな香りだけど、たくさんの花が集まって、人を惹きつける良い香りになっているのだろう。
「香水の香りは残ろうとするけども、花の香りは逃げよう逃げようとする」何かの本で読んだ言葉を思い出した。
ちなみに、「金木犀」は静岡県の県花だそうです。
花の香りを楽しむ余裕が出てきたのは、歳を取った証でしょうか？
(2011年10月12日 09時39分00秒)
Re:金木犀の香り(10/09)
紫苑（しをん）
さん
costnerさん
歳を重ねて歳を取るのは、自然の流れです。
歳を取ったと感じることも、素敵なことだと最近強く思います。
時間的余裕、経済的余裕、そう言ったことも関係あるのでしょう。
わたしは、ほんの少しで良いから、楽をしたいと思うようになりました。
肉体的に少々しんどいから。
でも、世界情勢などをふとみると、今はとても辛い時期なのでしょう。
頑張るしかないようｄす。＾＾；
静岡で金木犀を探したことがありましたね。
花はどこにも見当たりませんでしたが、香りは間違いなく金木犀でした。＾＾ (2011年10月15日 09時35分03秒)
歳を重ねて歳を取るのは、自然の流れです。
歳を取ったと感じることも、素敵なことだと最近強く思います。
時間的余裕、経済的余裕、そう言ったことも関係あるのでしょう。
わたしは、ほんの少しで良いから、楽をしたいと思うようになりました。
肉体的に少々しんどいから。
でも、世界情勢などをふとみると、今はとても辛い時期なのでしょう。
頑張るしかないようｄす。＾＾；
静岡で金木犀を探したことがありましたね。
花はどこにも見当たりませんでしたが、香りは間違いなく金木犀でした。＾＾ (2011年10月15日 09時35分03秒)
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