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2011/12/02
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カテゴリ: 『・・・・・』
<<新世紀 エヴァンゲリオン>>
~ アナザー ストーリー ~
『 夢か…現実か… 』

第2話「いつもと違う学校」(後編)


ミサトが教室を出てくと同時にすかさずトウジとケンスケが駆け寄ってくる

「いいボケだったな…センセ!」

「碇…あのボケは決まったな…ナイスタイミングって感じだね」

2人は笑いながら僕の背中を叩く

「・・・いやぁ、ボケたって言うか…」



「…でも、おめでとう!鈴原君!」

「アスカ、おおきに!…でも、アスカ…よぉあんな高いとこから…飛び込めんな!」

「そうだよ…怖くないの?」

「うん、平気だよ…下プールだし…それよりもボクシング…痛くないの?」

「平気や!どつきあいは…得意やからw」

「うん…でも、ヒカリ心配してたよ…凄く…」

「へ?…なんで委員長が心配すんねん?」

「え?…ああ…痛そうだから…かな?」

「は~ん…そう言うことか…」

「ケンスケ…そう言うことってどう言うことやね?」

「トウジ…鈍過ぎるよ…おまえ…」



「…それを言うなら…蝶のように舞い、蜂のように刺す!…だろ…」

と言いながら…ケンスケは教室を出て行く
そしてケンスケに絡みながら…トウジも、教室を出て行く
アスカはクスクスと笑いながら授業の準備をする
僕も授業の準備をはじめる…そしてアスカと二人で音楽室に向かう


僕もココまでくるとたいして驚きもしなかった

「今日の授業は、音楽鑑賞にする…後半は、感想文を書いてもらいます」

「先生…またですか?」

「良い音楽は、心を豊かに育てます…こういう授業も大切!」

そういううと、シゲルは…授業の準備をはじめる…「CD」のようなものを取り出し、デッキにセットする…

「では、静かに鑑賞してください…」

突然、音楽室のスピーカーから…大音量でギターがシャウトする
ギターの旋律もさることながらベースが刻むリズムは壁に響き渡り…おなかに突き刺さる
激しくドラムが打ち鳴らされ…叫び声と共にボーカルが熱唱する!
生徒の中には耳を塞いでる人もいる
ふとシゲルを見ると…モップをギターに見立て音楽に合わせかき鳴らしていた
もはや授業ではなく…趣味の時間である

(…確かに音楽鑑賞だけど…シゲルさんイイのか…コレで?…)

僕はそう思った…
10曲ほど流れた後で曲が止まる…音楽鑑賞が終わったようである
シゲルは得意げに今かけた曲や…バンドの歴史などを話す…
感想文を書く原稿用紙が配られた頃…授業終了を告げるチャイムが鳴る…
結局…感想文は書かずに授業が終わった
教室に戻ると…黒板に「次は体育!」と、ミサトさんの字で書かれていた
女子は着替えを持って出て行く…
僕達…男子はこの場で着替え体育館に向かった
正直…僕は体育は苦手である…
体育館につくと…ジャージ姿の加持がいる…

「今日から…しばらくはバスケットをやる…では、最初に…女子と男子に別れて…パスやドリブルなどの基本動作の練習をする…が、幸いにも君たちのクラスには…春のインターハイの立役者がいるので…」

(…ふーん、そんな人がいるんだ…誰だろう…)

「では、シュートの手本からやってもらおう」

加持はそう言うと僕に向かってバスケットボールを投げ渡した
いつもの僕なら逃げているのだが…体が反応してボールをキャッチする
朝…ミサトさんが言っていた僕の種目とはどうやらバスケットだったらしい
全体から拍手が起こり…やむなく僕は立ち上がる
はっきり言って僕は体育自体得意ではない…仕方なく立ったとはいえ自信はない
僕はため息をつきながら3ポイントラインのやや後ろに立つ
僕自体バスケットの経験はほとんど無い…シュートの打ち方の基本すら知らない
体育館が静まり返る…
僕はあきらめて…ボールを4回ほど床につく…体が自然にシュート体勢に入る
とても美しい姿勢である…やや体を沈ませて伸びながらボールをゴールに向かい離す…
ゴールに向かい、まっすぐに伸びた腕…
スナップを効かせたので…軽く反る五指…
ゴールを見つめる視線…
見るものをウットリとさせる…とても理想的で美しいシュートである
手を離れたボールは…キレイな放物線を描き「シュパ!」と、音を立ててネットに突き刺さる
全体から歓声が上がる…歓声を聞いて一番驚いたのは僕本人である…

「今のが、最も基本的なシュートだ…じゃあ…シンジ君、次はレイアップをやってくれ…」

加持は拍手をしながらそう説明した

(レイアップ…って、何?)

「僕がパスを出すから、シンジ君はそこから…走ってきて…」

加持の説明通り、僕はゴールに向かって走る…タイミングを見て
加持がボールをパスする…僕はパスを受けるとゴールに向かい両足で踏み切る…
ボールをもった腕を真上にまっすぐに伸ばす…一番高く上がった時ネットにボールを残すように離す
ボールはネットの中に消えていく…
僕が着地するとまたも歓声が上がる…

(何で…出来るんだろ…レイアップ自体はじめて聞く言葉なのに…)

「今のがレイアップ…ボールをシュートするのではなくて…きちんと飛んで…ボールを置くようにシュートする…」

「さすが!我が校を代表する…ポイントガードや」

(ポイントガード?)

「こないだの試合で見せた…バックダンク!…見せたってや!…シンジ!」

トウジがそう声をあげる

(ば、バックダンク?)

「なあ?、みんなも見たいやろ!」

トウジは立ち上がってみんなを煽る…そして歓声が上がる

「あまり高等な物は手本にならないんだが…確かにあれは凄かったな…」

加持は苦笑いを浮かべてそう言った

(凄い?…どんなシュートなんだ?)

「…特別だ…シンジ君、やってくれ…」

そう言って加持さんはボールを僕に向かって投げた…僕はボールを受け取ると
さも当たり前のように、センターラインまで歩いていく

(何でココに歩いてきたんだろ?)

僕は、その場でドリブルをはじめる…ゆっくりと歩くようにドリブルをしながら歩き出す

(何で、ボールを見ないで…ドリブルが出来るの?)

ゴールに向かい徐々にスピードが上がる…そしてゴールに近づくと僕は体重を落とし
一気にジャンプする…ボールを両手に持ち替え空中でひねる様に体を反転させる
両手でボールを頭上に持っていき…そのまま後にあるゴールに叩き込んでリングにぶら下がる…
ゴールに叩き込まれたボールは勢いよく地面にバウンドした
僕は…2、3回体を揺らし着地する
全体から割れんばかりの歓声が上がる…

「今のがダンクシュートだ…基本が出来ないと絶対に成功はしない…バスケットは個人のスポーツではないから…味方からパスされたボールをどのようにしたら、シュート出来るかを…瞬時に判断して行動する。ダンクシュートなどはボールがギリギリまで手を離れないので…下手にブロックをすると逆にファールを取られてしまう…つまり、ゴール下の守りが堅い時には…有効的な戦略といえる…が、よほど上手くならないと出来ないから…そのつもりで…」

加持は拍手しながら僕がやったシュートの説明をした
僕はただボーっとその説明を聞いた

「あ!シンジ君ありがとう…では別れるのだが…シンジ君少しの間…女子の方を見てくれないか…」

そう言われ男子と女子に別れる…僕は女子の方に行きパスやドリブルを教える…
僕もなぜ説明できるかわからない…
僕は教えながらアスカの姿を捜す…そして信じられない光景を目にした
なんと、アスカがレイと…楽しそうに話をしている
僕は二人に近づく…二人もシンジに気がつく…

「…シンジ…かっこよかったよ…」

アスカが僕にそう言って頬を赤らめた

「あらあら…お熱い事で…」

アスカと綾波が普通に会話をしてる…

「綾波…」

僕は思わず綾波にそう声をかけた

「何…碇君…」

(!!!!)

綾波の口から聞きなれた冷たい口調の声が帰ってくる
そして綾波は無言のまま僕を見る

「…プッププー…やめてよ『綾波』だなんて呼び方…」

しばらくの沈黙の後…綾波が屈託のない笑顔でお腹に手を当てて笑い出した

「え?…」

僕は呆然とする

「あー…おかしい…さっきもアスカと話してたけど…なんか変よ?今日のシンジ…」

(???…シンジ?…)

「うん…シンジ…なんか変…」

アスカはそう言って心配そうな表情で僕を見る

「あまり…アスカを心配させたらダメだからね!」

「…あ…うん…わかった…」

けして納得がいったわけではないが…今の僕にはそう答えざるを得なかった

「でも…惜しかったね今回の大会」

「ホント…あそこでファールされて…シンジがケガしなければ」

「絶対…決勝出れたよ…」

「結局…次の試合も出れなくて…4位になっちゃたし…」

綾波とアスカがそんなことを言い合ってると

「仕方ないさ…次、頑張ればイイ…だが…今は授業中だ!」

加持がそう言って2人の会話を終わらせる

「…あ!…先生…」

アスカはそう言って口元に手を当てる

「…ぜんぜん、気が付かなかった…」

綾波は舌を出して肩をすくめた
僕の知ってる2人にはあり得ないリアクションに僕は呆然とするしかなかった

「…そろそろ…集合する…シンジ君悪かったな手伝わして」

加持が僕にそう声をかけて肩を叩く

「いえ…たいして役に立たなかったから…」

僕は申し訳なく思い…頭を下げた

「…さっきの様子だと…足、大丈夫そうだな…痛みはないか?」

「…特には…」

そんな加持の質問に…痛めたという記憶すらないので僕はそう答える

「そうか…なら来週辺りから部活に戻って来い…みんな心配してたからな…」

「…ハイ…」

加持はそう言うと僕の背中を2回叩き戻りながら…全体に集合をかける
そして授業が終わり…みんな教室へと戻った
体育館からの移動中…僕は考えていた…ここは僕の知らない世界
平和で…
みんなが幸せな世界…
夏だけではなくて…
ここには季節がある…

「・・・夢なら・・・覚めて欲しくない・・・」

僕は窓の外を見ながらそう思った



…『To Be Continued♪』





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Last updated  2012/01/23 03:45:48 AM
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