内海(ウツミ)コーチのパーソナルブログ

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カテゴリ: ビジネス
今日のメルマガからの転載です。 
◎今日の一冊
ペンギンの国のクジャク
BJギャラガー&ウォレン・H・シュミット(著) 
扶桑社 980円 ISBN4-594-03408-X

今回の原稿は30歳システム人からの投稿です。
図書館で借りてきたんですって。
この本は、昔IBMで全社員に配られた事もある話題の本です
って。(ごめんなさい。知らなかった。)

ペンギンも、くじゃくも。

ペンギンとクジャク、その他の鳥たちの特性を用いて、
組織に属する人々を比喩的に描いたビジネス寓話です。

過去の成功体験に固執し、頑固で、自分の知らない考えには反発
する、保守的なペンギン。
なぜかいつも権力を握ってきたペンギンたちの〈ペンギンの国〉
に属することは成功の証だが、
出世の階段を上りたいと思う鳥たちは、ペンギンらしく振舞わな
ければこの国では成功できない。

ある日、ペンギンたちに才能を見込まれたクジャクのジャックが
スカウトされ、〈ペンギンの国〉へやって来た。今までとは違う

、革新を図るクジャクとその他の鳥たち。
ジャックは必死に努力し、業績をあげるが、
ペンギン・スタイルを真似ることはできず、受け入れられない。
ジャックとその他の鳥たちは、
一体どこまで自分を変えれば〈ペンギンの国〉に「適応」し、受

適応してしまったら、本来の自分らしさがなくなってしまうの
では?
そこまでしてこの国で出世したいのか?と、ジレンマに悩んだ。
一方、ペンギンたちもジレンマを抱えていた。
この国を多様化しなければならないとわかってはいるのだが、
今までどおりの快適な生活は守りたい。
スカウトしたジャックや他の鳥たちのスタイルを受け入れ、
ペンギン・スタイルをひとつでも変えてしまったら、
この調和のとれた均質的な文化が危うくなるではないか?と・・・。

それぞれの立場で互いに悩みを持つのだが、
組織には、伝統を重んじ、安定性を保つ為にペンギンの存在が必
要であるが、進取の気風を持ち、常に新しい考え方を推し進める
クジャクとその他の鳥たちもまた、必要な存在だろう。
ペンギンには革新を起こすことができず、世界の変化に対応でき
ないのだから・・・。
結局、ジャックは〈ペンギンの国〉を飛び出し、柔軟性を持って
変化に対応することが認められる〈チャンスの国〉に移った。
その他の鳥たちもまた、それぞれの特性に応じた戦略でチャンス
を覗っている。
そして〈ペンギンの国〉はそのスタイルを崩すことなく続いてい
きます。

組織のどのレベルにも、そして自分自身の中にもペンギンは存在
している。
それは心のあり方をペンギンと表現しているのだろう。
慣れたやり方を変えたくないと思うのは当然で、決して悪いこと
ではないのだが、全てがペンギンになると、組織(自分自身)は
硬直し、変化に対応できなくなる。
大切なことは、変化に対して柔軟に対応しようとするとき、
ペンギン的考えを捨てることができなければならないということ。
そしてクジャクたちの中に飛び込み、新しい考え方にも耳を傾け、
共に語り合うことができなければならないということだ。
過去の実績が通用する時代ではなくなった今、
ペンギンとクジャクが力を合わせたとき、
新たな可能性を見つけることができるということでしょうね。

かなり気になりました。
読んでみますね。
みなさんもお薦めの本がありましたら、教えてくださいね。





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Last updated  2005/01/19 06:39:54 AM
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