殿上人日記

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2011年04月28日
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カテゴリ: 恵那より

岩村の町並み2

  ここのブログでは既にお馴染であり、年に一度
  春先に登場をするのが、岐阜県恵那市岩村町で
  あるけど、覚えてらっしゃいますか?


岩村の町並み1

  戦国の世に、織田信長の叔母であるおつやの方が
  女城主となり、織田家と武田家の狭間で翻弄され
  非業の最期を遂げたという、静かな山間の城下町


酒蔵

  そんな山里が華やぐのが初春の頃、女城主という
  銘柄もある岩村醸造で、今年も蔵開きが行われて
  我が家でも毎年恒例のお出かけだ。しかも今年は 


蔵開き

  2月上旬に、旦那と私。飲むのは私で旦那は運転手
  次の週には、旦那と私と娘で、二人が飲んで今度は
  私が運転手って具合で・・・


蔵開き

  その二週分の写真がシャッフルされているが、今更
  ながらのご紹介などさせていただいて。さて酒盛り
  いやいや蔵開きでは、指定のおちょこを百円で購入
  (それ以降も利用できる)あとは、会場で5種ほどの
  お酒を飲むだけだ・・・・


サイン

  国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定された
  風情ある江戸時代の街並みもあり、テレビなどでも
  この酒蔵は良く紹介をされるので、芸能人といった
  著名人のサインも一杯あった 


看板鳥

  ここには九官鳥なんかもいたりする。古い看板の
  横には看板鳥? 


壺

  そして中庭には、なんでも鑑定団に出品された壺


酒蔵にて

  更には冬場は冷え込む我が地方だけに、このような
  人の丈ほどもある氷のオブジェも作られていた


看板

  天明7(1787)年の創業と伝えられ、戦前までは
  日本酒や味噌、醤油、みりん、焼酎などの醸造業を
  手広く展開したが、戦後は日本酒専業であるそうだ


水が命

  昨年、一昨年と2年連続で全国新酒鑑評会の金賞を
  受賞しているそうで、その「女城主大吟醸受賞酒」も
  限定数で販売をされているとか・・・飲んでみたいなぁ 


お買い上げ

  無論、タダ酒飲むだけではなくて、沢山の方がお酒を
  購入して、自宅に送ってもらう人、自分たちで持ちかえる
  人なども・・・  


一杯飲む?

  蔵開きは2月頃の日曜、祝日の数日間に開催をされるの
  だが、普段は静かな山の里も、その日ばかりは沢山の
  観光客がほろ酔い気分で闊歩して。旦那と二人出かけて
  見かけた青空居酒屋が・・・ 


おでん

  次の週にはおでん屋になっており、ぐつぐつ美味しそうで
  私がうろうろと写真を撮っている間に


青空酒場

  旦那と娘が、ちゃっかり食べていた~


一杯食べる?

  街角のあちらこちらで、良いにおい~。そろそろ
  お昼だしお腹すいたなぁ・・・・    


看板ネコ

  お店から看板猫が顔をのぞかす


看板おじさんイラスト

  おひさまの戦前の街並みはセットでは無くて、現代の
  中山道の奈良井宿(塩尻市)が使われているけど、ここ
  昭和の戦後あたりのロケができそうだ。と思ったら
  前に話したイケメンスターが、この春に駅周辺でロケを
  していたそうだ

  このマネキン・・・味がありすぎ


看板マネキン

  岩村藩家老の次男として生まれた佐藤一斎は、儒学者と
  知られ、公儀の学問所昌平黌の儒官(総長)を勤めて
  その門下に、渡辺華山や佐久間象山、大塩平八郎、横井
  小楠らを輩出した人物だ

  更に、随想録の「言志四録」は西郷隆盛の愛読書だった


岩村の町並み3

  平成になって、教育論として小泉元総理が言志四録に
  ついて述べて、その知名度が上がった

       少くして学べば壮にして為すことあり
       壮にして学べば老いて衰えず
       老にして学べば死して朽ちず


タイムスリップしたい気分

  儒学とは、東周春秋時代の魯の孔子によって体系化を
  された教えで、仁、義、礼、智、信という五常の徳目を
  もって、五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を
  維持する事であるそうだ


マンホール

  仁とは、人を思いやる事で、孔子は仁を最高の徳目と
       している

  義とは、利欲に囚われずに、すべき事をするということ

  礼とは、仁を具体的な行動として表したものであって 
       人間の上下関係で、守るべき事を意味する

  智とは、学問によく励むという事

  信とは、言明をたがえない事、真実を告げる事
       約束を守る事、誠実である事などだとか


郵便受け

  子供の頃にテレビで見た人形劇の「南総里見八犬伝」
  (滝沢馬琴)での八犬士のそれぞれが持っていた玉に
  ある文字が、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌であったので
  私も覚えていた

  「水滸伝」の強い影響があるそうで、その根底には
  儒教的道徳こそが語られているようだ


軒先でお買いもの

  残りの徳目は

  忠とは、正直で裏表のない事を表し、君臣間におき
       重要とされる

  孝とは、親によく従う事を示す

  悌は、兄や年長者によく従う事である


岩村の町並み4

       平成23年2月上旬に岐阜県恵那市岩村で撮影






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最終更新日  2011年04月28日 21時29分12秒 コメント(58) | コメントを書く


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