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2009年07月31日
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カテゴリ: グループサウンズ
7月も今日で終わりですね。四国地方は今日、梅雨明けしたそうですが、西日本を中心に、まだじとじと中の地方も多いようです。ここ関東でも、「あの~、夏でしたよね…
でも一応夏休み。行ったつもりでエアービーチ、はじまりはじまり~


まずは、湘南ボーイ 加瀬 邦彦 さん率いる ザ・ワイルドワンズ (通称:ワンズ)'66年のデビュー曲にしてエバーグリーンの 想い出の渚
明るいイントロを聞いただけで、波に向かって叫んでみても、もう帰らないあの夏の日を思い出しちゃったりなんかしてクール


GSの全盛期、大半のバンドは長髪で、ブリティッシュロックを意識した、ミリタリールックと呼ばれるユニフォームでしたが、ワンズは短髪にアイビールックで、スカッとさわやかなイメージ。(コカコーラは瓶入りでした。)


ギタリストで作曲家のリーダーは'41年生まれの68歳、アラセブ。学生時代、ご近所(茅ヶ崎)の先輩 加山 雄三


同世代の かまやつひろし さんや、アラ還の堺正章さんで人気の ザ・スパイダース 、エレキの神様 率いる 寺内タケシとブルージーンズ を経て、ザ・ワイルド・ワンズを結成。


ブルージーンズ時代、ビートルズが来日。 武道館公演 の前座を務めることになったものの、演奏が終わると楽屋で缶詰になり、ビートルズのライブは見られないことを知り、バンドを脱退。エレキの神様の慰留を断り、客席の人となったそうです。


短期間ながら、キーボードの 渡辺 茂樹 さんが加入し、チャッピー人気を博した時もありました。解散後も何度か再結成し、現在は、雑誌の募集広告で集まったというオリジナルメンバー(B 島 英二、G&Vo 鳥塚しげき、Ds&Vo 植田芳暁)と共に、オーナーである ライブハウス で定期的にコンサートを行っています。


2006年には、日本武道館で結成40周年ライブを開き、サプライズゲストに ジュリー や加山さんも登場、団塊世代を中心としたファンで盛り上がったようです。


鳥塚さん は、一頃、ラマーズ法の研究で有名でした。呼吸法にマッチした音楽を作ったり、NHKの教育番組で、歌のお兄さんをしていたこともあります。今も全国で、家族ぐるみのふれあいコンサートをしているので、ご存知の方も多いことでしょう。


ドラムの 植田さん の芸名は、友人の名前を拝借したそうです。
本家本元さんは、この40数年、事情を知らない人達に「同姓同名だね~」なんて言われ続けているのでしょうか?彼のバンド BOYCE 時代には、



ミーハーラベの一押しは、ベースの 島さん 。長身のイケメンさんで、今もスリム。とても還暦には見えません


平均年齢60ン歳になっても、元気な4人組の演奏と若々しいトーク は健在です。元祖・湘南親父バンドは、渚の想い出をひっさげ、今日もゆく




ワイルドワンズ




ワイルドワンズからちょうど10年後、オーディション番組 スター誕生 から、
おまわりさんの歌 で世に出たのが、泣く子も黙る ピンクレディ


GSブームを知らないアラフォーの皆さんも、 紅白歌のベストテン 岡崎 友紀 さんの 「よい子の皆さ~ん、ピンクレディの新曲ですよ~♪」 に、ビビビと反応し、目を皿のようにして、初めて見るコミカルな動きに合わせ、手足を振り振りしたことでしょう


ビデオの普及してなかった'70年代後半、雑誌で振り付けの分解写真を見ながら自主トレし、姉妹や友達と合わせていた人もいるでしょう。前奏を聞くと身体がむずむずする、昭和のよい子たち、パソコンの前で、一緒に踊って下さいね~


衣装や振り付けに気を取られ、ついスルーされがちですが、ピンクレディの歌唱力、ただものではありません。あんなに激しく歌い踊っているのに、口パクでもなく、最後まで息も上がらず、きちんとハモっているのは驚異です。ミーちゃんの高音はきれいに伸びるし、ケイちゃんの音程もしっかりしているあたり、練習はハードだったんだろうなと感じました。


二人の名付け親は、スタ誕の審査員で、作曲家の 都倉 俊一 さん。
コンビを組んでいた作詞家の 阿久 悠 さんは、アメリカンコミックをイメージし、何が飛び出すかわからない、おもちゃ箱のような歌を作ったそうです。


渚のシンドバッド でブレイクし、飛ぶ鳥を落とす勢いの頃は、食事も満足に取れず、慢性睡眠不足だったそうです。テレビの前のお子ちゃまは踊り狂っていたようですが、年が近い私は、踊る阿呆ではなく見る阿呆。


デビュー時はふっくらしていた二人は、人気と共に、スリムになっていきました。テレビに出ずっぱりで、雑誌やCMにもひっぱりだこ。「いつ寝てるんだろう?身体は大丈夫?今日のケイちゃん、目がうつろ…」と、勝手に心配してました。寝食を惜しんで振り付けや歌を覚え、インタビューや撮影をこなしていたのでしょう。楽屋でやっとお弁当にありつけたと思った瞬間、「出番です!」絶頂期の2年間のことは、ほとんど記憶にないとケイちゃんは話していました。アマチュア時代から見守ってきた阿久さんも、心配して声をかけていたそうです。


さて、最後に控えしは、ワンズの三ヶ月後にデビューした ザ・タイガース 二曲目のシングル シーサイドバウンド 今出さないと来年になってしまうので、GSと渚つながりでご紹介。この曲は、初めての主演映画 世界はボクらを待っている で効果的に使われました。


映画館で、 「劇場のみなさんもご一緒に」 とジュリーの甘い声に誘われ、スクリーンの前で、友達と 「ゴーバウンド!」 した小学生の私は、ブラウン管の前のちびっ子ピンクレディさん達と同じですね大笑い


今日もジュークボックスに集めてみました。この夏、レジャーの予定もな~んもない、地味なご同輩に、愛を込めて贈りますハート 愛は要らんて?


一緒に歌える方、エアー渚でゴーバウンドしましょう。なお、まだまだ機会はあるので、「大御所を忘れとる」とか「あの曲はどうした」系のコメントはご遠慮下さいますよう、謹んでお願い申し上げまするウィンク
あ~、夏休み 、湘南の後輩、♪サ~ザン~は こ~ちら 、手~の鳴~る方へ




荒波 想い出 荒波 シンドバッド 荒波 バルコニー 荒波 九十九里 荒波 時 間


荒波 Go Bound 荒波 恋文 荒波 はいから 荒波 アデリーヌ 荒波 プレゼント おまけ







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最終更新日  2009年08月02日 09時55分42秒
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