『未熟なボクら ―もう一つのNARUTO-ナルト物語― 』
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第17話「敵はいる」
「なんだって!? 間違いないのかネジ!」
「ああ、シカマル。三人小隊が二組、それぞれ演習場を囲む森に潜んでいる。だが……動く様子は全くない……」
「爆弾の秘密を知られてもいいというのでしょうか!?」
リーは困惑する。
「それはありえない。何故なら爆弾の秘密はヤツらにとって、木ノ葉崩しが成功するかどうかの重要な鍵を握るからだ」
シノは冷静に、けれど額から汗を流し答える。
「……演技であることをさとられたか」
サスケはチッと舌打ちする。
「でもさっ、お前たちの演技上手かったってばよ」
ナルトはちょっと悔しそうだったが、素直に認める。
「演技が上手い下手の問題じゃない。もしかしたら、オレの写輪眼のように洞察眼を持ったヤツらがいるのかもしれん……」
「なるほど。……それに、午前中の打ち合わせの時点から今までの間に情報が漏れていた可能性もある」
ネジもサスケに同意し、さらに考察を重ねる。
「シカマルはどうみる」
ネジは、シカマルに意見を求める。
「ネジやサスケの言う通りかもしれねぇ。だが……」
「なにか気になるのか?」
ネジはシカマルを見つめる。
「ああ。ネジ、敵は森に潜んでいると言ったな。演習場のまわりではなく、もっと遠くの……」
「そうだ。遠距離系の技を持つ者でも、すぐに攻撃を仕掛けるのは無理なほど……」
ネジはハッとした。
「そこなんだ。夢之助の口封じをするには、一瞬で攻撃を仕掛けられる位置でないと意味がねぇ。つまり……潜伏の目的は夢之助の口封じではない可能性が高い」
「……!」
皆は驚く。
「どーいうことだってばよ」
「もしや……秘密がバレたら遠隔装置で爆破させようというのでは……」
「……ネジの言うとおりかもしれねーが……、ヤツら、出来れば爆破は避けたいはずだ。そーでなければ脅しなんかかけねーで、初めから爆破させていたはず。それをしなかったってことは、できれば里を壊さねーまま奪いたいと考えている……」
シカマルの考察に、一同はしんとなる。
「だったらさー、思い切ってこっちから敵を倒してー、何考えてんのか聞いちゃうってのはどうー?」
いのは人差し指を立てて言う。
「いや、ダメだ。オレらから攻撃すれば、それは里の攻撃と見なされる。五代目もそれは許してねぇ。それに、さっきとは事態が違う。下手に刺激するのは危険だ。ネジの言うとおり、遠隔装置で爆破させる可能性もある……」
シカマルは眉根にしわを寄せる。そしてヒナタに近づき、なにか耳元でささやく。
ナルト『次回は……えっ? ヒ、ヒナタ? ええーっ!?』
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ハロウィンイラスト るろうに剣心 October 29, 2012
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