にゃん★日本脱出逃避行

にゃん★日本脱出逃避行

PR

Profile

にゃん58695393

にゃん58695393

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

Freepage List

Calendar

2004.10.25
XML
テーマ: 生き方上手(711)
カテゴリ: カテゴリ未分類
遅い午前に起床。

捨てなきゃいけないゴミが沢山溜まってしまったのに。

試験が終ってから、引越しの荷造りしかしてない私は、
また不規則な生活に逆戻りしてしまったの。

ぐーたらしてるうちにあっという間に3時ですよ…。

今日は20時から、元会社の営業M原さんと、設計S崎さんと飲みに行く約束になっていたので、
16時から大通りに出た。

S崎さんには辞めてから何度か会っているけど、M原さんとは5月に私が会社へ行かなくなってから5ヶ月ぶりの再会となるので、ちょっと、気合を入れた。



試験が終って女の子に戻ったと言っても、
いっつもジーンズですっかり、スカートも履かなくなってしまったので、久々にスカートで出かける。
髪を巻いて、網タイツでブーツ…。

ちょっと、商売女見たくなってしまっただろうかと…。

大通りで化粧品なんかを買いだめ含めて購入。
私、前からだけどドラッグストアが好きでして…。
働いていたときは、行くたびに1万くらいの買い物を月に何度も行っていたような…。
そんなに何買う物あったんだろうか?と自分でも疑問である。

その後はぶらぶらと「ドオリ(大通りの通称)」を歩き回った。
約束の20時まではまだ時間が有るので本屋で時間を潰した。

英語の本を買ったの。

そのままロビ地下のスタバでその本を読み耽る。
するとすぐ傍に外国の方が。
(“Other country's people”より
“People from other countories”の方がベターだと言う事をその本から学ぶ。)
カバーかけてるから分からないと思うけど、もし、私が英語の勉強してるんだと知って、気さくにあの人が話しかけてきたらどうしよう…。とか思ってしまう。

これがオーストラリアだったら話しかけられると、嬉しいと思うかもしれないなぁ…なんて考えていると、
その外人さんと待ち合わせをしていたらしい、日本人の女性が遅れてやってきた。

人もいて、音楽もなっている店内はがやがやしているので聞こえないけど、私は聞いてた音楽を止め、生の英語に触れようと耳をそばだてた。

男の外人さんと、日本人の女性がスタバで会話している姿って、珍しい物では無い。
でも、そういう場合、日本人の女性が英語ぺらぺらだったりする。
今回もそうなんだろうと思ったが…。

話すのはほとんど外人さんばっかりで、チラッと見たら
「あぁー」って言いながらぼっーといていた女性の顔をみてしまった。

比較的話す量は多くても、外人さんの英語もゆっくりだったような気もするし。洋画で聞く英語はスピードも速いのでそう感じただけかもしれないけど。

その女性を見ていても、きっと言っていることは理解が出来るんだよ。
「友達が剣道をやってる」とか「とっても敷地が狭いお店」の話なんかをしていたのは私にも聞こえて着ていたし。
でも、いざその話に口を挟んだりするのは難しかったりするんだよね。
本を読んで、本当に話をしている外人さんを目の当たりにして、「I wanna learn English」と言う気持ちが強くなったのは確かだね。もう一ヶ月無いし、英語熱を高校生以来の再燃させるには良い時期だと思います。

S崎さんがスタバまでやってきてススキノを少し歩いた。
商売女みたいな私と並んで歩くとS崎さんに悪いかなぁ。
同伴出勤みたいに見えるかしら…?なんて思ったりした。

実際私が学生の頃、ちょっと水商売をしていたんだけど、その時より、今日はちょっと派手だったかも…なんて思ったわけ。

M原さんも直ぐに合流し、ちょっと高級な感じの居酒屋さんに連れて行ってもらった~。

38歳、37歳のお二人と久々に話して私が思ったことは
すっかり社会から私が離れて生活していることを実感した。と言うこと。
ここの所、大学生にまぎれて人と接することなく生活していたから、上の人と話すことの感覚を忘れてしまっていたのよ。

話す内容は勤めていた時と変わっていない。なのに私の感覚がずれて来ている気がした。

お二人には特に可愛がってもらっていて、
「お前のために」と、良いことも、悪い事も、きつい事も言って貰っていた。
社内で
「にゃんは誰の言うことも聞かないけど、M原さんの言うことだけは聞く」と言う噂が実しやかに囁かれていた。

そんなこと無いつもりなんだけど、でも確かに営業ではM原さんのことを慕っていたから。
普段とっても穏やかで、お客さんと接しても人柄がにじみ出るような方。
でも、実は内面には熱いものを秘めている人だから、たまに言われる核心を突いた一言が『グサっ』っと来る事がたまにあった。
うまく言った仕事有れば、周りは私の事を褒めてくれる。
私は褒められて伸びるタイプなので、そういう言葉にも調子に乗って、勢いに乗るんだけど、M原さんは優しい口調で、でもしっかりと「まだまだ甘いなぁ~」と釘を刺す。

(折角の良い気分を壊さないでよ!)と思うことも有ったけど、優しい言葉を掛ける人が、本当に良い人とは限らない。

「褒め殺し」って言葉は社内営業の中で横行する。
それに気付いたのも財産だったと思う。

M原さんの言葉はそういう物しか記憶に残っていない。
だけど私はM原さんは人間的に好きだし尊敬してる。
愛を感じれば、そういう言葉でもきちんと受け入れる事が出来るものなのだよね。

だから今日会社を辞めて以来久々にあって
「1年くらいで辞めるだろうと思った。それを3年目まで続けられたのは、君だったから、やってこれたんだと思う」と言われたのは嬉しい言葉だった。
他の営業に言われても《腹の中では、どーだか!》と毒づくかもしれないけど、M原さんに言われれば素直に聞けるのです。

S崎さんは相変わらず説教交じりの「幸福論」を私に語った。
そんな話を聞くことも最近なかったからさ…(笑)
なんか私がずれてる気がしたんだよね。
M原さんは熱く語るS崎さんを見て
「それ、年とったってことですよ」と纏めてくれた。

二人とも今幸せなんだと思う。
幸せだというは実感は無くても、人生の「満足度」は高いように、私から見ると感じた。

「ススキノの夜を〆るのはラーメンだー!」といって行列の出来ているラーメン屋の前に寒空の下並んだ…。
もう日本でラーメンを食べるのは最後かも。
札幌ラーメンは食べ納めだろうな~。

散々二人に御馳走になり、帰り道は終電がなくなった時間。

せっかく御馳走になったけど、タクシー代が掛かるのねぇ…
なんて思っていると、
二人がタクシー代には全然多い額を私に押し付け「これは餞別だから、良いの。1年後にまた会おう」と言って私をタクシーの中に促し見送ってくださった。

きっと、13、14歳も私より人生経験を重ねている人から見たら私なんて本当ひよっ子なんだろうなって思う。
仕事をしていた時は、早くそんな人たちと対等に話がしたくて、
私は背伸びしていたし、余計に年を食った所があったのが、
今、仕事を離れて年相応になったんだろうなって、人間的な未熟さを良いように解釈する、そんな冬間近の寒い夜に思うのでした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.10.26 02:12:54
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

佐藤YUKI @ 寮なので夜ヒマで… 寮生活なので、夜がヒマで辛いです(汗)…
真理6956 @ 巨乳はスキですか? 昔から胸大きくて一つ悩んでいた事があっ…
にゃん★24 @ Re[1]:はんぱねえ猜疑心(11/29) らいらきったさん >恋してるね!!! …
らいらきった @ Re:はんぱねえ猜疑心(11/29) 恋してるね!!! なんだか わかんな…
にゃん★24 @ Re[1]:Independentであるために(11/26) らいらさん。 やっぱり、相手のことを…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: