SKIPPER

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2002年07月10日
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カテゴリ: ヴィゴ出演作感想
ク~~~っ どれだけ探し回ったことか、このビデオ。やっと、や~っとみつけました。 やはり邦画のコーナーにありました。ヴィゴ主演!!あっ石橋さんもですネ(汗)

題名からして、ヤクザ同士の抗争を片方マフィアに替えてドンパチやるだけかと思ったら、どうしてどうして・・・主演の2人が魅せてくれます。男と男の友情を超えた絆の物語です。(私が書くとなんか陳腐だ~(泣)) 素性を隠し、ヤクザの世界の潜入に成功した捜査官「デビッド」と組の若頭「澤本修爾」(石橋凌)。この2人の絆が深まっていく過程に指輪のエピソードが絡んで行くのですが、この使い方が上手いです。お話そのものは単純で、ツッコミどころも多く、この2人だけで、なんとかモッている映画とも言えますが・・・(汗)
ストーリーを簡単に言うと、アメリカで勢力を伸ばしつつある、日本のヤクザ「天銅組」壊滅のため、FBIが密かに送り込んだ潜入捜査官が任務と友情の板ばさみで苦悩する姿を描いたものです。
ヴィゴはこのFBI潜入捜査官「デビッド」(偽名はニック)役。えふびいあいせんにゅうそうさかん・・・嗚呼なんとヒーローっぽい響き。うっとり・・・です。初っ端からヴィゴの見所は満載で、なかなか一つに絞れませんが、「澤本」の車の中でライフルを構えるシーンの緊張感溢れるカッコ良さと、バラを差し出されて少女を見上げる一瞬のシーン。この顔のアップの美しさは必見です。
FBI捜査官といってもここでの「デビッド」は、組織に馴染めず「一匹狼」的な異端者扱い。また過去の親子関係にトラウマを抱えているようで、いつも哀しい眼をしています。「デビッド」の前に現れた「澤本」(ニックは彼をシュウと呼ぶ)は敵でありながら、絶大な信頼を自分に寄せてくれ、そんな彼に今まで感じたことのない「安らぎ」を覚え、「家族」を見てしまう。ヤクザの流儀に戸惑いを感じながらも、「修爾」と兄弟杯を交わす彼は、自分では気付かずにすでに潜入捜査官の任務から逸脱しています・・・
「天銅組」と敵対するマフィア・グループの、「天銅組」襲撃に目をつぶる密約のできたFBIは「デビッド」に撤退命令を出します。
「自分の居場所はここではない。」マフィアに狙われることになるため、海外逃亡のためのチケットを差し出す同僚の好意に応じるフリをして、彼は「シュウ」の所へ、そして「ヤクザ」として、「ニック」としてマフィアと戦う・・・それが未来のないものだとしても・・・ラストシーンは主演2人の男気(実は色気も)で圧倒されます。組の復讐のため殴り込みをかける前、「修爾」が「ニック」の組バッジを正すシーンは印象的。言葉が必要の無い2人の絆が、お互いに「命」を預けている信頼感が、ビシバシ伝わってきます。それにしてもヴィゴって、なんでこう「孤独」な役や「苦悩する」役が似合うのでしょうねえ。眼差しというか眼が語るんですよね。本当に綺麗な眼です。オープニングでも彼の眼の大映しには参りました。
またこの作品では、ヴィゴのたどたどしい日本語を聞くことが出来、美味しいです。聞き取りづらくて、そこだけ音量を上げなくてはいけないのがちと難点なんですが・・・「修爾」の恋人「アヤ」に向かって「伏せろ!」と叫ぶところは上手ですよ~。






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最終更新日  2005年05月16日 07時46分16秒
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