SKIPPER

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2005年06月26日
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楽し~♪楽し~♪映画でした。

少々お堅い感じすら受けるお話でしたけど・・・
それでも、始終にやけっぱなし、美味しいシーンや台詞でいっぱいでした。

なにがそんなに気に入ったかと言うと大きく分けて3つ。

バットマン自身やバットマンの衣装からアイテムに至るまで、
ひとつひとつ丁寧に、むしろしつこいまでに!誕生秘話を披露してくれていること。

クリスチャン・ベールが期待以上のなりきり演技を披露してくれていて、
可愛いくて仕方がないこと。



まず、何故「バットマン」なのか?
幼い頃、古井戸に落ちてコウモリに襲われ・・・
そんなトラウマを逆手に取っての採用だったのですね~あのコスチュームデザインは!
で、楽しいことに、本人が作るんですよ~(正確には手直しするだけなんだけど)
これって「スパイダーマン」と思いっきりかぶるんですけど、
赤貧スパイダーマンが夜なべして、頭の油を針に付け、チクチクとコスチュームを手縫いしているイメージなら、
大富豪バットマンは地下の秘密工房で、最新式工具を駆使して火花を散らしながら仕上げていくって感じです。
でも、器用なんですよ~
コウモリ型手裏剣、ひとつひとつ手作りですから~(たぶん)!  もし破産しても旋盤工でやっていけそうです。
決してスパイダーマンに引けを取りません!(笑)

えっとそれからバットモービル。

今作では重装備、まるで戦車です。劇中でも確か警官がそう言ってました。
こんなイカツイ車が一般道を走ったらどうなるか?
ちゃんとその辺もじっくり見せてくれて面白かったです。

主演のクリスチャン・ベールは、「リべリオン」を見て好きになりました。
端整な顔立ちもさることながら、役作りにおける彼の不器用なまでの生真面目さが愛しいのです。

「マシニスト」という映画のため、生けるしかばねのように激痩せしていた身体を元に戻し、
さらにヒーローに相応しい筋肉をつけたのですって。
それもわずか4ヶ月かそこらで!
普通の人なら死んでるかも@@と思えるような無茶を、この人はやってのけてしまうのですよね(涙)
そんな真面目な彼だから、苦悩するヒーロー像がとてもよく似合うのですよ~
で、あの端整なお顔立ちですから、お金持ちのぼんぼんで、スーツがよく似合うという設定にもしっくりくるのですし。
幼い時に強盗に両親を目の前で殺されてしまい、心に傷を負って成長したブルース・ウェイン。
心を許せる相手は執事のアルフレッドだけ。
で、ヒーローなんだけど、アルフレッドだけには甘えること甘えること~
ウェイン 「まだ僕を見捨てていないよね?」
執事   「決して(Never)」
嬉しそうな顔をしてみせるウェイン
くうううううっ、可愛い過ぎますって!
明らかにファザコンで、守ってあげたくなるヒーロー像というのもどうかと思いますが、
コスチュームつけてない時のやりとりだからまあ許してあげましょう。

ウェインが絶対的信頼を寄せる執事のアルフレッドを演じるのはマイケル・ケイン。
紳士で有能で、冷静沈着で、ユーモラスで・・・こういう設定ってありがちなんだけど、
火事場で絶体絶命の主人公を助けたりするところなんかは、この人はスーパーマンか?って位。
とっても存在感がありました。

そしてウェインを、心身ともに鍛え上げるお師匠さん役にリーアム・ニーソン
前々日TVでスターウォーズ見たばかりですから、フォースはいつ教えるんだあああと
思ってしまいました。クワイ・ガン・ジンまんまなんですもの
剣で稽古をつけるシーンは、本当にさまになっていました。

で、さらにそのリーアム・ニーソンが師と仰ぐのが渡辺謙演じるラーズ・アル・グール。
思ったほどには出番が少なくて少々がっかりしましたが、
得体の知れないラスボス的な風格を備え 堂々たるものでした。

さて、中盤から登場するのが、いったい出演作は何作あるの?と言いたくなるほど引っ張りだこのモーガン・フリーマン。
この人は今までに悪役の時もありましたけど、彼の温和な顔が画面に出てくるとなんだか和んでしまいます。演技も自然で安心感があります。
今回はメカニック担当。今作で一番美味しい役どころに思えました。

驚いたのは、ゲーリー・オールドマン 汚職まみれの警察官達の中で唯一100%善人!本当にいい人の役!
これがキレた役やらせたら天下一品のあの人?ってくらい温厚な役なんです。
妊娠中の妻がいる設定で、朝のゴミ出しまでしています。
それがまた 信じられないほど似合ってるのよ~ 
あたふたしながらバットモービル操縦したり・・・すっかり可愛いおじ様です♪
ファンがきっと増えるでしょう。

そして、なんとラストクレジットまで気付かなかった(なんたる不覚!)ルトガー・ハウアー!
ウェインが大人になるまでと、会社経営を任されていた社長代行が彼だったとは!
「ブレードランナー」でハリソン・フォードを最後まで苦しめたレプリカントも
歳をとりましたね~ ハン・ソロも還暦を過ぎてることを思えば当然なんだけど・・・

あとは、印象的な台詞が多くて頭の中にメモ、メモ・・・
ちょっと違っているかもですが。
「何故転落するのか それは這い上がるためだ」とか
「復讐は自己満足に過ぎない」とか
教訓めいたいやらしさも無く、すっと台詞が心に響いてきたのが良かったです。

あ、ヒロインのこと書くの忘れた!
主人公の幼馴染で正義感溢れる検事補を演じたケーティ・ホームズ。
母親的な包容力を感じましたが、この方の魅力はいまいちよくわからなかったです。
でも、この人の出演シーンが変に甘いラブストーリーになっていなかったのは
新鮮で好感が持てました。

ラストシーンにはちょっとしたおまけもあって映画ファンを喜ばせてくれますし、
大好きな映画がまた増えて幸せだわ~♪





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最終更新日  2005年06月26日 21時35分37秒
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