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「定年退職後テレビ漬けになった父に、もういちど夢を!娘の挑戦はお父さんの心を動かすか?」という記事を見つけました。読んでみて、感じたことは……娘さん、優しいですねえ……それはともかく、自分もそろそろ定年退職の時期に近づいています(といってもまだ数年はありますけど)が……ここで描かれているようなシチュエーションは本当なのかなあ、と疑問に思います。描写から見て経済的にはまったくご不自由が無いと推察されますので、財産もあり年金も多く、きっと現役時代は会社の役員や幹部管理職などそれなりに権限権力のある社会的地位に就き、仕事一筋にご活躍されてきた方なのかなと想像します。そういう方々は、概して趣味も交友関係も豊富で充実しているようにお見受けするのですが、どうなのでしょう。自分は、基本的に社交性がなく孤独癖のあるいわゆる落ちこぼれ?社会不適応者?を自認してますし、子どもの頃から飽きずにずっと続けている模型工作という趣味のようなものはあるものの、定年後もなんとかして収入を得て糊口をしのがなければならない身なので、よくわからないというのが本音です。ですからこの記事、なんだかマスコミ若手記者の作り話のように思えてなりません。じっさいのところは、どうなんでしょうねえ?それにしても、気になったのは、>いつもはどちらかというと寡黙な父ですが、絵のことについてはずいぶん饒舌に話してくれました。かなり本格的にやっていたようです。というところ。そんなものなのだろうか? 自分の場合は、趣味のことや、かつてやっていたことを話せ、と言われても、趣味のことも仕事のこともそうそうおもしろおかしく描写して話せるようなものじゃないし、相手の興味を引くようなことでも無いだろうにと考えて、口ごもってしまうのが常なのですが。特に、>後で母に話を聞いたところ、父は若いころにはかなり本気で絵に取り組んでいたようです。絵をやめるときも、趣味をやめた、というレベルではなく、「絵の道に進みたい」という想いを断念する、大きな決断だったのだとか。>そっか、そんなに軽々しい話じゃなかったのか、と納得するとともに少し反省。なんて話だったら、特にそうだと思うのですけれどねえ。だいたいにおいて、たいていの人、特に社会的地位のある方や自信家で活発な方は、自分が話したいがタメに相手に興味を持ったふりをしてなにかを訊ねるということが多く、それじゃとりあえず、と話し始めたとたんに、出て来た言葉のしっぽを捕まえるやいなやそれをきっかけに、こちらの口を遮り一方的に自分のことを延々と話し始める、というのがよくあるパターンです。ダシにつかわれて、たいていは興味もなくおもしろくもない自慢話や説教を延々と聞かされる方はたまったものじゃありません。それが悪いと言っているわけじゃありません。現実社会の社交・交友の世界というのはそんなもんだ、というだけの話です。だから、このお父さんの場合も、現役時はかなりのエライさんだったのかな?なんて思ってしまいました。ふつう、なにか長く続けている趣味を持っている人、持っていた人はそうそうそのことを饒舌に話したりしないものだと思います。最近その趣味を始めて夢中になって手を広げている最中の人とかコレクション系のひととかは、話したがる傾向があるかな?いや、人に寄るのかな?そのあたりはわかりません。同じ趣味を持っている人たちの集まりに参加しても、自分は自分の作品や工作のことをうまく話すのは苦手です。間を持たせようと自分から話をするときも多いのですが、非常に気を使いますし、それなりに会話を成立させるにあたってかなりの苦痛を伴うので精神的に疲れます。こうしてブログでいろいろ書き綴るのは苦にならないのですけどねえ。どうしてでしょう?相手がいない独り言のようなものだから、なのかもしれません。だからほんとうは、人が会話をしている横にいて話を聞く方が好きですし、また、おもしろい話も聞けるものですから、そのほうが性に合っているのだと思います。同じ趣味のいろいろな人のサイトを見てまわるのも、楽しいものですね。ああ、こんなことをしているのか、こんなことを考えているのか、と、つぎつぎと時間を忘れて読みふけってしまいます。たまにはコメントを入れたりもするのですが、あとで、余計なこと、ふざけたことを書いちゃったなと反省することもしばしば。まあそれは、自分の至らぬ性癖のなせる業ですから、仕方ないとあきらめてます。しかし、最近、見て回るサイトが固定してきて新しい情報にふれることが少なくなってきました。これが老化とか衰退の始まりなのかもしれないと思うと、ちょっと怖くなってきています。何とかしなければ……でも、はて、なにをどこからどうやって始めたらよいのでしょう?……
Jan 31, 2014
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電話で嫁さんに聞きながら、はじめて鶏の胸肉を焼いてみました。タンパク質がたべたかったので……けっこう時間がかかるんですね。
Jan 30, 2014
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沖縄方面のおばあからマクドの紙袋が届きました。>何事かと思ったら、中から出て来たのは……「ふ」!「ふ」「ふ」「ふ」「ふ」「ふ」「ふ」「ふ」!宮古の特産なんだって?くるま麩。くるま麩といえば、新潟が本家本元だったような気がしますが、ちょっと形がちがうみたい。宮古のはトイレットペーパーの芯のように孔が大きいような気がします(^^;;;そのほかも麩のお菓子!こんなもんがあるんだねえ……おばあ、最近は麩がマイブームなんかな?カロリーもすくないしとか?とにかくあんがと。美味しく頂きます(^^;;;
Jan 27, 2014
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今年、姪が血痕の予定です。2011年に、その姉が結婚した時につくったプレゼントと同じスタイルで、今回もちょこっと工作してみました(^^;;;今度はウェディングベルをあしらってみました。拡大するとわかると思います。ちゃんと揺れます(^^;;;姪は保母さんなので、付き添いの子供はもちろん、ひまわりの花も添えました。ちょっと賑やかになったでしょうか?もちろん、ちゃんとケースに収まります。ちなみに、彼女の姉の時につくってプレゼントした作品はこれです。白樺の木は同じですが、ほかの部分はいろいろ考えて、それぞれに似合う雰囲気にしたつもりです。
Jan 25, 2014
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「守り人」シリーズを返しに行って、同じ書棚に並んでいたので手にとって後書きをみたら、なんかおもしろそう……と思って3部作のうちの2冊を借りて、一冊目を読んでみたのですが……それなりにライトノベルふうアニメふうのこけおどし的ビジュアル的な展開は楽しめるといえば楽しめるけれど、読み物としてはなーんにも書き留めたいというフレーズがない作品でした……英国の作家だそうです。ファンタジーものの伝統がありますから、それなりといえばそれなりの売れ行きを見せたそうです。好みに寄るのでしょうね。きっと続編は読まないだろうと思います。下は今日の晩ご飯の一部です ^^;
Jan 22, 2014
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なんか知らんが、研究所みたいなところで、美術のようなデザインイラストのようなそんな感じの作品を作ることになって、写真からイラストに落として、色をつけたら、ほお、これはいいといって、先生が来て壁に貼っとけとか言い出した。いくつか作業をしているひとのから壁に貼るものをピックアップしていく。どういうわけか、いきなりでっかい印刷機の前に立っている。なにか、作品か地図のようなものをプリントアウトしようとしているのだが、紙の大きさがちがってうまく印刷出来ない。半分だけ印刷したものが何枚も印刷されてしまって困った。前に使ったひとが設定をそのままにしているからみたいなので、修正して印刷しようとするのだが、また別のひとが来て割り込むのでなかなかできない。優先順位が低いので仕方ないが、失敗したゴミがいっぱい出てもったいないとおもいながら、丸めてそばにあったゴミ箱に放り込む。ゴミ箱は内側に大きなビニール袋を敷いてあった。場面変わって、知り合いの中国人の研究者の先生と話していて、それから、別の日本人の先生のところへ行って、話していたら、わからない言葉が出てきてどういうわけか、棚の上にあった古いコンピューターで検索してみろと言われたので、パソコンを棚から下ろしてもらった。パソコンは古いマックみたいなパソコンだが、ディスプレイは別になっていた。「こういうの、初めて使ったパソコンです。ぼくのは、一体型のものでした。そのころは最高級品?で高かったです」というと、「ほー、そうか、今は?」というので「今は最新のですが、いちばん安物です。でも、能力はうんと高いです」と答えた。で、操作しようとするのだが、なんだかソフトウェアやOSがまったくちがって、勝手が分からない。教えてもらいながらマウスを操作しやっと検索画面らしいものになったが、いざ文字を入力しようとすると、これが訳の分からない中国風のフォントとキーボードでまったく使い方がわからない。検索窓に既に入っている文字を消すことさえ出来なくて、どのキーとどのキーを押すと消えるのか教えてくれるのだが、その通りやっても全部消えてくれない。だいたい、全選択することからして、組み合わせのキーがよくわからない。さらに、別のキーボードもあって、これもキーの並び方が違うので、先生がこうだといって教えてくれても覚えられない。そのうち、なんどやっても全部の文字が消えないので、どうにもならなくて、先生に言ったら、これはおかしいから諦めるか、という。仕方がないので、知り合いの中国人の研究者に助けてくださいと言って来てもらった。彼は、別の日本人の先生を知らないので、すぐには近づかず、ドアから出て行こうとするので引き止めると、「これは誰だ?」と聞く。で、紹介しなければならないんだと気がついたのだけれど、日本人の先生の名前が思い出せない。「先生、先生の名前が思い出せません」というと、「まあ、そういうこともある」といって、こそっと手帳を開き、中国人の先生に見せて、それで挨拶は済んだようだったが、私には一向に先生の名前が思い出せない。こまった。ちなみに中国人の先生の名前は帳さんという。帳さんもパソコンのキーボードを弄ってみたが、やっぱりうまくいかず、結局正常に作動していないという結論になった。帳さんは、なにもいわずドアから出て行って、しばらくして、大きな袋をもって帰ってきて、その布の袋をいきなりキーボードとパソコンの上で振り出した。しゃんしゃんしゃらしゃらという音がして、袋から水滴がパソコンとキーボードに降り掛かったが、これはだいじょうぶだという。気がついたら、パソコンもキーボードもビニールみたいなものでくるまれてあった。そのうち、帳さんの研究室の学生がいっぱいやってきて、同じように大きな袋をかかえて、パソコンの上で降り始めて踊り始めた。一人の女の子を捕まえてそれはなんなのだ、と訊いたら、袋の中を見せてくれた。濡れたほしくさのようなものがはいっているだけだったので、「音はなんなのだ」と訊いたら「鈴よ」と言われた。そこで、目が覚めた。
Jan 21, 2014
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初めて読んだ時は、抜き書きしなかったので、再読しました。おもったより、印象に残るフレーズは多くありませんでした。シリーズ後半の作品になるほど、抜き書きしたいフレーズが増えていくようです。ーーーーーーーーーーーーー バルサは目をとじた。あの状況では、つづいてとびこまねば皇子をたすけようとしなかった罪にとわれただろう。――バルサは、そういうえらぶ道のない人の死がたまらなくいやだった。(「精霊の守り人」より) 白木のうす板をまげてつくられている弁当箱のふたをとると、よいにおいがたちのぼった。米と麦を半はんにまぜた炊きたての飯に、このあたりでゴシャとよぶ白身魚に、あまからいタレをぬってこうばしく焼いた物がのっかり、ちょっとピリッとする香辛料をかけてある。いい色につかった漬け物もついていて、なんともおいしそうだった。 おそるおそる箸でつっついてから、チャグムはほんのすこし、魚と飯を口にいれた。チャグムの目がまるくなった。「うまいだろう、え? ここらの弁当屋じゃあ、ノギ屋がいちばんさ。 チャグムは、トーヤをちらっとみて、かすかにうなずいた。(「精霊の守り人」より) トーヤたちが買ってきてくれていたのは、鳥飯だった。ジャイという辛い実の粉とナライという果実の甘い果肉をまぶしてつけこんだ鶏肉を、こんがりと焼いてぶつ切りにして飯にまぶしたもので、これもじつにおいしかった。トーヤたちは、竹の筒にはいった、まだ湯気がたっている熱いお茶や、果物なども買ってきていた。(「精霊の守り人」より)「いっただろう。あのころは、この街で仕事をはじめたばかりだったから、腕がたつっていう評判をたてたかったんだって。べつにわたしが善人で、あんたたちをたすけたわけじゃない。」「へいへい。でもね、それだけなら、おれたちに、高い薬までくれるもんか。おれは、こんな育ちだからね。世間ってもんをよくしっている。みんな、なんか自分にいいことがなきゃ、なにもしたくねぇさ。でも、なかには、みかえり以上に、よくしてくれる人ってのもいる。そういう人はね、やっぱり根がやさしいんだよ。」(「精霊の守り人」より)「よくおきき。人のからだの中心に帯があると思ってごらん。ちょうど首とおなじくらいのはばのある帯が、頭のてっぺんから股のところまで、まっすぐおりてるってね。――そこには、人のからだでいちばんおおく、急所があつまってるんだ。」(「精霊の守り人」より) バルサは、得物の手足の関節の外側に、狩刀で切れ目を入れてから、パキン、パキンとおっている。内臓のうち、食べられる物と食べられない物をわけていくのも、じつにてばやかった。(「精霊の守り人」より) 岩山には、大きなワシが住んでいてね、ネズミやら、岩棚からおちたヤギやらを食べて生きている。このワシはけものの骨の髄が好物でね、高い空から、岩に骨をおとしてわって食べるのさ。――ああ、いまでも、耳にのこっているよ。カツーン、カツーンと骨が岩にあたる音が、谷にこだましていく……。わたしの故郷、カンバルは、そんな国なのさ。」(「精霊の守り人」より)「……刃をとげば、切れ味はよくなる。確実にね。こんなふうに、すべての物事の結果のつじつまがあえば、いいんだけどね。」(「精霊の守り人」より)「いいかげんに、人生の勘定をするのは、やめようぜ、っていわれたよ。不幸がいくら、幸福がいくら。あのとき、どえらい借金をおれにしちまった。……そんなふうに考えるのはやめようぜ。金勘定するように、すぎてきた日々を勘定したらむなしいだけだ。おれは、おまえとこうしてくらしているのが、きらいじゃない。それだけなんだって、ね。」(「精霊の守り人」より)「あれ? トロガイさん、背がちぢんだの?」「ばかぬかせ。これ以上ちぢんでたまるかい。おまえの背がのびたんだよ。」(「精霊の守り人」より)「……食う、食われる。のがれる、とらえられる。」 つぶやいて、タンダはチャグムをみた。「当事者にとっては、この世でもっともたいせつなことなのに、なんとまあ、あっけなく、ありふれたことか……。な。」(「精霊の守り人」より) 自分でのぞんだわけでもなく、ニュンガ・ロ・チャガ<精霊の守り人>にされ、いままた、自分でのぞんだわけでもなく、皇太子にされていく。――自分をいやおうなしにうごかしてしまう、この大きななにかに、チャグムははげしい怒りを感じた。(「精霊の守り人」より) かぶっている笠のふちから、ひっきりなしに雨つぶがつたいおちていく。 なぜ、ととうてもわからないなにかが、とつぜん、自分をとりまく世界をかえてしまう。その大きな手のなかで、もがきながら、ひっしに生きていくしかないのだ。だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。(……ああ、タンダの山菜鍋が食べたいな。) 谷の木々のあいだから、雨にけぶる青い山なみが、はるかにみえていた。(「精霊の守り人」より)
Jan 20, 2014
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今日は写真無しです。実は昨日仕事で必要に迫られて20数年ぶりにスキーを履きました。借りた板も靴もずいぶんと昔と変わってました。すごく短くなって真ん中が狭くて両端の幅が広い。つまりぼんきゅぼん ^^; こんな初めて使うような道具で大丈夫かなと思いましたが、新雪急斜面ではさすがに何度も派手に転んだけど、緩斜面では綺麗に滑れたのには自分で驚いてしまいました。自転車や水泳と似ているんでしょうか、身体が覚えているというのはこういうのを言うんだなと思いました。しかし……身体が痛い。特に首の回りと二の腕が……転んだときに急に無理に力がはいったところなんですね、きっと。あと、太股が痛いのはこれは普通でしょう。この冬の間に、プライベートでいちどくらいはすべりにいってみたいかな、と思いました。
Jan 17, 2014
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「図書館戦争 外伝」と同じく、恋愛エピソード集です。図書館戦争のベタ甘とはまったくテイストは違いますが ^^;エリンのは予想していましたが、エサル教導師長のは予想していなかったので、いっそう興味深く読めました。やはり女性作家ならではの作品だと思いました…… 軒の下に蚊柱が立つ薄青い路地には、焼き魚の匂いが漂っていた。(「獣の奏者 外伝」より)「……あの娘は」 花の鉢を見下ろしながら、カイルが、かすれた声で言った。「ふつうの、街の、幸せな娘じゃねえ。——だから、おまえの家を教えたんだ」(「獣の奏者 外伝」より)「……うまいな、これは」 そう言うと、エリンはうれしそうな顔になった。「でしょう? シカンの果汁に、ラップ(薄荷)をちょっと混ぜてある飲み物なの。学童だったころね、夏の休みが終わって、ユーヤンたちがもどってくると、学期が始まってしまうまえに、みんなでよくカザルムの街に遊びにいったの。そのとき初めてこれを飲んで、びっくりして、それ以来、夏になると飲みたくなるのよ。 でも、こっちのお餅は初めて。ピチ(甘ずっぱい果実)が入っているって書いてあったから、おいしそうだなって思って……」 餅にかぶりつくと、甘い餡に包まれていた小さな果実がつぶれ、果汁があふれだしてきた。炙ってある餅の香ばしさと、こくのある餡の甘みと、甘ずっぱい果汁が混じり合って、これも驚くほどうまかった。(「獣の奏者 外伝」より) 食卓には、汁物や、タレに漬けこんでから皮をぱりっと香ばしく焼いた鳥、酢の物、薄いファコに甘味噌を塗って、ぴりっと辛いミザ(葱)を巻いたもの、冷やしたチャミ(瓜)などがずらりと並んでいる。(「獣の奏者 外伝」より)「上司に、男と暮らしはじめたから職場に帰れないなんて、ふつう、書いてくる?」(「獣の奏者 外伝」より) 人の祈りなど意に介さぬ大きなものが、自分たちをとりまいて、押し流していく。 そのとき、そのときを大切に思っているのは、エリンだけではなかった。いまある幸せを、一瞬さきには奪われるかもしれぬ、、もろいものに感じているのは。(「獣の奏者 外伝」より)「……子供用の匙を、作らないといけないな」(「獣の奏者 外伝」より)「流産したのは母馬が過去に罪を犯していたからだ、なんてこと、あるわけないものね。いま、この子の生き死にを司っているのは、なにか別の因果なのよ……」(「獣の奏者 外伝」より) それから、雨樋に鍵を隠し、エリンが待つ馬車へと歩いていった。(「獣の奏者 外伝」より) 不思議なもので、土間に足を踏み入れた瞬間、ああ、おれはここに住むことになるな、と感じた。(「獣の奏者 外伝」より) 食材はすこし買ってあったが、竃に火を熾して煮炊きをする気にはなれず、よけいな費えだと思いながらも、外に出て、道端の屋台で肉と野菜を刻み入れた熱い麺をすすりこんだ。 食べ慣れている麺より辛みが強く、汁をすすると鼻に抜けるような香りがして、うまかった。(「獣の奏者 外伝」より) 思い返せば見えることが、なぜ、そのときには見えないのだろう。 人はいましかつくれない。 あっというまにときは過ぎ、過ぎてしまったすべては、あきらめるしかないのだ。(「獣の奏者 外伝」より) 母とちがって、父は、子どもに関心のない人だった。 父の関心はもっぱら花——それも、マキオリという紅色の花に向けられており、子どもの顔を見るより、マキオリの花弁を見るほうに幸せを感じるような人だった。(「獣の奏者 外伝」より)——異界の帳、押し開かれ、我、神を見たり—— そう。わたしはあのとき、自分の人生を決める神に出会ったのだろう。(「獣の奏者 外伝」より) まるで言葉を打ち合うように、わたしたちは夢中で会話を交わした。互いの考えに触れることで、まだ言葉にすらなっていなかった思考の輪郭がくっきり見えるようになり、ぐんぐん広がって伸びていく興奮を味わいながら。(「獣の奏者 外伝」より) 互いに口にはしなかったけれど、ぴんと張った糸のようなものがわたしたちのあいだにあって、なにかの拍子に低い唸りをあげて、ふるえるのだった。(「獣の奏者 外伝」より) この熱い最中に、なぜ熱いお茶を? と、よく人に訊かれるけれど、暑いときでも熱いお茶のほうが身体にはいいのだ。 火の粉に追われるようにして白い灰がふわっと舞いあがるのを見ているうちに、ふと、昔読んだ本の一節が頭に浮かんできて、わたしは思わず苦笑した。——恋もお茶も、熱いにこしたことはない。ぬるいお茶は心地よいだけでなにも残さないが、熱いお茶は痛みと汗とをともなって、身によどんだ滓(おり)を洗い流してくれるものだ……。(「獣の奏者 外伝」より) 心というものが、ほんとうに血を流して痛むものなのだと——息をしても、なにをしても痛むものなのだと、そのとき思い知った。 夫婦として長く暮らせば、恋もまた別物に変わっていくのだろうけれど、燃えさかっているそのときに無理やり消さねばならなかった炎は、ひどい火傷を残すものだ。(「獣の奏者 外伝」より)「つらいときには、なにをしても、どうせつらい。時がたって、痛みが薄れるのをまつしかない」 夕暮れの光が、その顔を淡く光らせていた。「困るのは、つらいときほど、時はゆっくりとしか過ぎてくれないことだ」(「獣の奏者 外伝」より) たとえ病を癒しても、パミは例を言わない。——それが獣ノ医術のいいところだ。自分がなんのために病を癒しているか、見誤らずにすむ。 病を癒すのは、獣に頼まれたからではない。自分がそうしたいから、やっているのだ。 病が癒え、痛みが消えたその姿を見たいから、やっているのだ。 そう思ったとき、ふいに、長いこと感じていなかった疼きのようなものが、ぽつん、と腹の底に生まれた。 ぶれていた目の焦点が合ったように、自分がどんな人間か——どんなことに喜びを感じる人間なのかが見えた。(「獣の奏者 外伝」より) そろそろ、背を伸ばそう。もう充分傷は舐めた。(「獣の奏者 外伝」より)——雌雄が交わって実を結び、次代を育む花もあれば、自身が養分をしっかりと蓄えて根を伸ばし、その根から芽を伸ばして、また美しい花を咲かせる植物もあるものだ。(「獣の奏者 外伝」より)(人生の半ばを過ぎた人へ) 葉裏を伝う水滴が表面張力によってその姿を保ち、もっとも美しい形でふるえている状態に似て、物語にももっとも美しい臨界点というのがあり、たとえ書きたいエピソードがあったとしても、よけいな一滴を加えれば、物語の形はあっけなく崩れ去ってしまうからです。(「獣の奏者 外伝」より) とくに恋愛はエピソードとして異常な吸引力を持っていますから、彼女らの恋を描けば、餅を焼いているときに、ある部分だけがぷう〜っと膨らむように、そこだけが突出して、『獣の奏者』という物語の姿を変えてしまうと感じていたからです。(「獣の奏者 外伝」より)『獣の奏者』は児童文学ではありません。(「獣の奏者 外伝」より)
Jan 15, 2014
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あぶないところでした。おまけにファンヒータのタイマー設定を間違えていて朝の室温3度。せめてもに、あさごはんはこれにしました。
Jan 15, 2014
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あさから、ジャンパーのファスナースライダー部分を踏んづけて、ノブが折れて外れてしまいました。もとはこんな感じのノブだったのですがおそらくは亜鉛合金の鋳物で出来ていたので、脆かったんですね。折れたノブはリバーシブル用のスライダーを両側から挟むように取り付けられて、自由にスライダー側部の溝を移動して裏側に回せる構造になっていて、構造的に力がかかる部分なので接着剤で修理するのは無理。一度穴が開いている部分に糸を通してリボンを結びつけてみたのですが、引っ張り上げる事は出来ても、あたりまえながら、ファスナーのラッチを引っ張りあげてロックを解除する事が出来ないので下ろす事ができません。しばらく考えた末に、そうだ、太い真鍮線を曲げてもとのノブと同じようにスライダーの溝を挟むような形を作ればイケルのでは?と考えて……やってみました ^^;結果は大成功。これで、またしばらく、息子が中学生のときに来ていたCOVERSEのお下がりのジャンパーを着る事が出来ます ^^; なんとものもちのよい(苦笑)これで一息、さて、家族に電話、とおもったら、こんどはイヤホンのソケットがおかしい……、プラグ部分が取っ手の中にめり込んで……、気づかないうちにぶつけでもしたのでしょうか?プラグ部分をペンチでつかんで引き出そうとしたら、あっというまに、バラバラに……ほおー、内部はこんなになってたのか、と感心してながめているばあいじゃありません。冷蔵庫にしまってあった瞬間接着剤を引っ張り出してきて、さっそく修理。これはちょっとはめこみが微妙でしたがほとんど何も考えずに修理完了。さいわい断線も無く、無事完璧?に復活しました。ということで、今日は朝から2つも修理のDIY。まあ、ボケ防止にはなりましたか ^^;一仕事終わった気分でなんとなくだれかけたので、朝ご飯はこれにしました。「元気」って書いたつもりなんですが、あまりうまく書けませんでした。以前書いた「寿」のほうがよかったかな?
Jan 13, 2014
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思い切って、行ってきました。大雪の中を高速道路運転していくのはちょっと気が進まなかったのですが……おなじみウルトラマンその他の怪獣ものなどの特撮に使ったミニチュアや着ぐるみその他の資料は、その筋の方には垂涎ものだったのでしょうが、私には、このプロジェクトのために新たにつくられた、特撮技術のみによるフィルム「巨神兵、東京に現わる」と、そのメイキングビデオ、絵コンテその他の資料のほうがうんと興味深く、感動するものでした。最初にフィルムを見るのですが、そのときはてっきりCGだと思っていたものがすべて模型、ミニチュアをつかった特撮でつくられていた事を、その後のメイキングビデオや資料で見せられたときの感動は、ちょっとしたものでした。特に、人間が中に入る事の出来ないプロポーションの巨神兵を、うしろから人形浄瑠璃の様に人が操り、ブルーバック処理で画像合成していたことがわかったときの新鮮な驚きは、ここしばらく感じた事の無いほどのものでした。崩れるビルも赤く溶け崩れる壁も、炎もふっとぶ看板もキノコ雲もすべてミニチュアの特撮……特撮ってここまでできるんだと、ほんとうにびっくりしたというのが本音です。この展示の特設紹介サイトもありますので貼付けておきます。■TeNYテレビ新潟 特設サイト■特撮博物館 動画特集(テレビドガッチ)以下は、撮影可だった最後のコーナーで撮ったものです。一つ一つを見ると、それほどの精密さではないようにもみえるのですが、ある程度離れて集合体としてみると、一気に実感が増します。絵画的なテクニックも縦横に駆使されていて、そのあたりはジオラマをつくるのにすごく参考になります。板に写真を貼付けた人形も、フィルムの中ではすごく立体的にみえました。こういうテクニックはもっと応用したいと思いますね。樹木類は、基本的にヒムロスギのドライフラワーと、アクアリウム用のプラスチック製水生植物や藻を利用したもののようです。あまり種類は多くないのですが、適当に色をさして配置をアレンジするだけで、ここまで実感的にみえるのか、とこれも驚きの一つでした。もちろん、植生について十分研究し配置を工夫しているからこそこの実感的な風景をつくれるのでしょうけれど。それと、公園の風景をみると、光の当て方も重要な事がわかりますね。これは、遠近法を応用して、手前にあるものを大きく、後方にあるものを小さくつくり、遠近感を強調するテクニックでつくられたジオラマです。こうすると、つまり、撮影したときに擬似的に被写界深度を非常に深くする事ができるわけですね。鉄道模型のレイアウトシーナリィで前景に大きなモデル、背景に小さなモデルを置いて立体感を出す事は、私も使いますが、ここまで徹底してなめらかに縮尺を変えてつくった例を見ると、映像作品の完成度を追求するためとはいえ、その念の入れ方に感心するを通り越して呆れ返ってしまいます。もちろん展示資料収録図録も巨神兵のフィギュアと一緒に販売されていました。付録として「巨神兵東京に現る」のメイキング資料もついていたので、ちょっと欲しかったのですが、本編の図録はいらないし……結局買わずじまい。いまになって、買っとけば良かったかな、とちょっと思っています ^^;
Jan 11, 2014
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芯が届いたので、早速点けてみました。4mm径の芯なのでやっぱり暗いけど、想像していたよりは明るいですね。
Jan 10, 2014
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オートミールです。インスタントじゃなくて、スティールカットの粗挽きオート麦を30分中火で煮込んでミルクを加え、ローストしたナッツをトッピングし、たっぷりの蜂蜜をかけていただきました。おいしいです ^^;
Jan 8, 2014
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しごとはじめなんで。
Jan 6, 2014
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このほかに、リンゴをいっこ。ケーキをすこし。ミルクコーヒーを頂きました。もうちょっとなんかほしいような。
Jan 5, 2014
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ごちそうさまでした……ちーずとぱん、かいにいかなくちゃ。
Jan 5, 2014
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あけましておめでとうございます。ことしもどうぞよろしくおんがいします。ところで、昨年は仕事納めを終え、風邪気味のままに東京の自宅と関西の実家への移動に疲れてほとんど意識朦朧状態で家族と過ごし、これはいかんとそうそうに夜行バスで単身赴任先に引き上げてきたんですが、実家に帰省したおり、二階にある開かずの物置を少し開いたら、いきなり土ぼこりが厚くつもった新聞紙が崩れてもうもうとほこりが舞い立ち、その下から現れたボール箱をおそるおそる取り上げて開いてみると……なんと、ランプを発見!もちろん埃だらけの錆だらけ。おまけになにをおもったか、食用油らしきものをいれてあったようで、それが茶色く固まってべとべと状態……しかし、こんなもん、いつ買ったんだろう?自分しか買うものはいないはずだし……記憶が無い……とにかくいったん取り出して、お湯と洗剤をぶっかけてなんとかある程度こびりついた油や錆、ほこりを取り除きましたが、金具はメッキが剥げて錆が食い込んでるし、ランプの芯は固まった油で使い物になりません。ネットをしらべたら、芯だけ販売してくれるところが見つかったので、喜び勇んで注文。金具の部分は写真の通り灯油につけ込んで固まった油を除去中です ^^;さて、これ、まともにふっかつするか……しばらく時間がかかりそうですが、ちょっとたのしみではあります。いまのところ普通に灯油をいれて試してみようと思っていますが、レインボーオイルって、琉球方面のおばあ、使い勝手はどうなのかな?それと、ほかにもランプ修理に関してアドバイスあったらおしえてちょ!金具は金色のラッカーなんかで塗っても大丈夫なんかね?
Jan 4, 2014
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