以前からちょっと気になっていたウクレレが手に入りました。

信濃楽器の古レレです。

ボディーはマホガニーのオール合板、バインディングどころか
ロゼッタすら無い非常にシンプルなデザイン。

ヘッドには「ARS」のマーク。一体どう言う意味があるんでしょうか?
クラウンの曲線が控え目な以外はオーソドックスなヘッドです。

2弦ペグの斜め上に打痕がありますが、他に目立った傷はありませんでした。
このウクレレ、前述の通りボディーは合板製で飾りもほとんどありませんが、
造りは非常に丁寧です。

ネックエンドはとても綺麗な曲線を描いています、まさにヒールという
名称がふさわしい形状です。

指板はローズウッド。綺麗な木目です。
ネック幅が広めで、弦落ちし難いよう配慮されています。
更に

エッジが斜めに削られており、手触りがとても良いです。エンドまで
きっちり面取りされています。

ポジションマークはパーロイドではなく本物の貝が埋め込まれています。

ナットは・・・ボーンのような、樹脂のような。

ブリッジもローズウッド。サドルはナットと同じ材料のようです。

竪琴マークのラベル。花模様の色ずれがレトロっぽいです。
サウンドホールの内側には黒のパーフリング。

右上に「S_4」の型番。
ブレーシングはボディーのくびれ部あたりに 表裏
合板のせいか、シンプルな構造です。
ざっと全体を見ましたが汚れがひどいだけで大きな傷みもなく、
クリーニングで十分使えそうです。