ある障害者の独り言

ある障害者の独り言

2009年05月22日
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カテゴリ: 日記



私の勤務先の向かいに消防車が沢山やって来て、火事か!と大騒ぎなりました。しかし煙が出ているわけでなく、何だろう?と会社の人達と言っていたら、警察が来て「異臭がしているので外へ出ないでください」と、アナウンスしていた。その内、ビルの管理会社の人が来て、「硫黄の臭いがするので窓を閉めて下さい」と言われた。そう、硫化水素を使った自殺事件が発生したのでした。

亡くなったのは、見たところまだ若そうな人でした。何故?どうして自ら死を選ぶ?
生きたくても生きられない人間は一杯いるのに。
命はあっても、自分の思うとおりに体を動かせない人間も一杯いるのに。

私が受傷して手術を受けた後、医者に一生寝たきりを宣言された時、正直言って死にたかった。でも、死のうにも体がどこも動かず、死のうにも死ねなかった。その後、子供達のためにも、何が何でも動けるようになってやる!と、死ぬ気でリハビリをして、幸運にも回復出来ました。しかし、一緒に入院していた頸椎損傷の患者の仲間は、私以外歩けることなく退院することになりました。亡くなった方には、それなりの理由があったのかも知れない。でも、それは我々身障者から見ると、とても受け入れがたい強者の論理です。

許すとか許さないとかそう言うレベルでなく、私は悲しい。死の淵を覗いた者として言わせて貰うなら、その体いらないなら俺にくれよ。不治の病に苦しむ人に、臓器でもくれてやれよ。

不謹慎と誹りを受けるかも知れないけれど、それが偽らざる今の気持ちです。

しばらくは重い気持ちを引きずりそう。






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最終更新日  2009年05月22日 20時42分29秒
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