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何人かで話をしているときに、必ずボケとつっこみがなくてはいられない依存症。大阪を中心とする関西地方では特に顕著に見られる。気候、風土のせいなのか、先祖代々刻み込まれたDNAのせいなのか、その原因は明らかではない。しかし当たり前のように関西では「ボケとつっこみ」のセットで会話が進行していく。しかもただボケればいいのではない。その場の状況、メンバー、雰囲気などを瞬時にとらえた的確なボケ。そしてそれを突き刺す鋭いつっこみ。そのつっこみをひっくり返す更に大きなボケ。それを破壊する強力なつっこみ。この繰り返しが必要なのである。そのためには発想力、人を見る目、ユーモア、瞬発力など様々な能力が必要となってくる。当然のことながら、小学校でのヒーローは勉強のできるスポーツ万能な奴ではない。気持ちのいいボケとつっこみができる者こそがスーパーヒーローと呼ばれるのだ。かくして関西地方では各家庭で早期教育が盛んに行われる。今日もまた、若い父と母は生まれたばかりの幼子に語りかける。「ほら、『なんでやねん!』って言うてみ」と。Posted by 若草みゆき 研究員
January 30, 2006
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新しい美容院、新しいスーパー、新しいコンビニ・・・と、近所にオープンする度に駆けつけないと気が済まない依存症。新規開店のセレモニーは、金・土・日にかかることが多い。だから、専業主婦に限らずかかりやすい依存症。美容院がオープンすると聞けば、カットかパーマか ヘアダイのどれかで行けば良いのでいつでもOK。スーパーがオープンするとなれば、家族を総動員して「先着○○名様プレゼント」もゲットする。自転車移動 であっても、お天気さえ良ければ走り回る。運転できるならば、近所に限らない。かなり遠くであっても新しいお店はとても魅力的なのだ。「あそこにオープン したよね」の話題について行きたいだけだったり、新しい・・・が好きだったりするだけなので、あまり迷惑にはならない。買いだめ商品が少々棚に増えるだけ だ。ただし、それが新しいカフェだったり、ドーナツ屋さんだったりすると時間が延長になりがちなので注意が必要だ。最近は、グループで車移動する若い主婦 も増加中。posted by 森田 純子研究員
January 22, 2006
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何でもかたっぱしから片づけないと気が済まない症状。食事の後、汚れた食器はすぐに洗わないと気が済まない。取り込んだ洗濯物はすぐに、たたまないと気が済まない。子どもがひとつのおもちゃに飽きて、他のおもちゃで遊ぼうとしようものなら、「お片づけしてからでしょーっ!」の一喝を入れてしまう。とにかく散らかっていく様子を黙って見ていられない症状なのである。この患者、一家に一人いると、家の中はいつでも整理整頓されるので、悪くないのだが、症状が悪化してきたら、注意が必要だ。食事が終わらぬうちから、サッサと食器を片付け始める・・・。夫が脱ぎ捨てた靴下を、眉間にしわを寄せながら、洗濯機へ運ぶ・・・。いくら片づけが好きだとは言え、そこに流れる空気まで片づけてしまわないように気をつけてほしい。Posted by 一ノ瀬 奈津
January 18, 2006
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電話に出るときのマナーがちょっぴり人とずれているため、損をしてしまう症状。道で会ったときにはとてもフレンドリー。「おーい!」などと声をかけてきて、そのままついつい長話、なんてこともしばしば。今度一緒にあの店に買い物に行こうよ、ということになったりする。では具体的に話を進めようと、後日、本人に電話をかけると、「はい。何?」という声が冷徹なほど機械的。一瞬、この間の話は気のせいだったかと思わせる。(具合が悪いの?)(もしかして、怒ってる?)(私、何か悪いこと言った?)とめどなく脳裏に湧くクエスチョンマークに堪えて会話を続けると、次第に声が柔らかくなるのだが、第一声の無機質な響きは、電話をかけようとする者に次回から相当の勇気を要求する。本人に悪気はなく、相手がビビリながら電話をかけてきているとは露ほども知らない。症状の改善には、だれかの真心こもったアドバイスが必要だが、大人になってしまってからでは結構難しいと思われる。Posted by 片桐みさこ研究員
January 15, 2006
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今できることを先送りにしてしまう依存症最も多く見られる現症として「禁煙」「ダイエット」などの目標をたてるが大抵は「“明日から”禁煙する」「“明日から”ダイエットする」というように“明日から”がついてしまう。主婦に多くみられるのが、部屋の整理や細かい場所の掃除。「“明日”やろう」「“明日こそ”やらなきゃ」と、気にはなっているが、なかなか腰が重い。これらの症状の恐ろしいところは“明日”が来ないというところ。少し似ているようで違う現症としては親が子供に物をねだられたとき「今度、買ってあげる」と言ってしまう……というものがあるがこれは、その場からの逃避と診られ親の方は過ぎてしまえば忘れてしまうことが多いことから「あすやろ依存症」とは異なるものである。Posted by本田 喜美代研究員
January 9, 2006
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未読の本が手元にあることで落ち着く依存症。本を読み終えそうになると、急激に読むスピードが落ちてくる。または、残り数ページのところで、読むのを中断してしまう。1冊読破してしまう前に、未読の本を増やすべく、本屋に足繁く通い、未読の本を増やすことで、安心するのだ。「1冊読んだら、1冊買う」方式であれば、自宅の本は増えないはずなのだが、本を読み終えてしまう不安感が大きいため、数冊買ってきてしまう。そのため、自宅の本は増え続けることになる。同居している家族は、「捨てろ」と言うが、本人は「まだ読んでないから」と言って、一向に捨てる気配がない。稀に、「いくらなんでも、こんなにたくさんの本は読めない」ということに気づき、捨てる気になる。しかし、在庫が減ることで不安感が増すため、本を購入するペースが上がり、結局、未読の本の冊数は変わらないのだ。この依存症は、「自宅」に常に未読の本があることが重要なため、図書館利用率は低く、本屋に入り浸っていることが多いのも特徴である。posted by佐野 由加 研究員
January 5, 2006
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