乱筆乱文縦横無尽

2009年10月25日
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カテゴリ: 読書日記

で読書を楽しみました。読んだのは竹田青嗣氏の『 人間の未来 』(ちくま新書)という本で、1時間半もかけて読み終えたのは80ページほど…。内容もわかったような、わからないようないつ紹介できるのかは皆目分かりません


帰宅後に一眠りして、お腹が空いていることに気が付き、夜食を買い込んできました。飲み物に選んだのは、キリンの「煮つめたスパイスとメープルを楽しむミルクティー」なるもの。私の感想を正直に書きます。マズイ以上です。


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今日は10月20日に読み終えた『 古代中国の虚像と実像 』を紹介します。著者の落合淳思氏の著作は、以前に『 甲骨文字に歴史をよむ 』(ちくま新書)を読んでいます。こちらはとても面白く読んだのですが、本書は何とも微妙な読後感です。



古代中国の虚像と実像
※講談社(講談社現代新書) 2009年 ★★★☆☆


本書の冒頭で、著者は「新石器時代から項羽と劉邦の戦いまでを時代順に解説し、かつて信じられていた虚像に対して実像を提示する」(pp.3-4)としています。その結果、本書は中国史の「一般常識」に対する歴史家からの「反駁書」とでもいった内容になっています。


本書を読み進めていくと、著者の説明に首肯できる点がとても多いのですが、その一方で著者の「史実至上主義」とでもいうべき文言にたびたび出会います。いわく「不自然」、いわく「作り話」などなど…。


学問的態度として「合理性」を追究するのは理解できますが、一般論として「非論理的な事実」と出会うことはありますし、「合理的でないこと」は「史実ではないこと」の論拠には成り得ず、それは単に「蓋然性の低さ」を示すものに過ぎません。また、「項羽が残虐な性格であったというのは、説話によって印象づけられたものだった」(p.160)のように片づけることが少なくないのですが、そうした「説話」や「作り話」が生まれた背景にある民衆意識への一言があると良かったように思います。


本書で私が面白く読んだのは、殷代の歴史です。前掲『甲骨文字に歴史をよむ』を著している著者の専門は「甲骨文字」であり、その読み解きや夏王朝に関する説明などは、知らなかったことも多く興味深く読みました。専門からは外れるのかもしれませんが、「三星堆遺跡」などの四川文明に対する著者の評価が知りたくなりました。


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<参考>

甲骨文字に歴史をよむ (楽天ブックス)
※筑摩書房(ちくま新書) 2008年 ★★★★★(「へぇー」と頷きまくりました)







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Last updated  2009年10月26日 02時37分58秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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