乱筆乱文縦横無尽

2010年01月21日
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カテゴリ: 読書日記




最高2億円!ネット限定の新馬券…6地方競馬 (2010年1月21日19時52分 読売新聞)



 的中者が出なかった場合に払戻金を次回へ持ち越す「キャリーオーバー」を採用する点が特徴で、最高額は2億円に設定。佐賀、荒尾(熊本)競馬は購入者が馬を選ぶ方式、岩手、笠松(岐阜)、兵庫、福山(広島)の各競馬では、コンピューターがランダムに馬を選ぶ方式。23日の福山、佐賀競馬から順次発売を行う。



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さて今日は、1月8日に読み終えた『 瀬島龍三 』を紹介します。副題は「参謀の昭和史」というもの。著者の保阪正康氏は著名なノンフィクション作家です。



瀬島龍三  文藝春秋(文春文庫) 1991年 ★★★★☆


瀬島龍三は、大戦中に大本営参謀を務めた後にソ連によってシベリアに抑留され、帰国後は伊藤忠で異例の出世を遂げて会長にまでなり、さらには中曽根元首相のブレーンとして活躍した人物です。山崎豊子氏の『不毛地帯』の主人公「壱岐正」のモデルとしてもよく知られています。すでに亡くなっていますが、本書を読むと、瀬島は大きな「闇」を抱えたままにこの世を去ったようです。


シベリア抑留とはソ連による明らかな不法行為 となっていますが、本書では 停戦交渉の場において日本側は「賠償」として将兵が連行されることを認めていた という説が紹介されています(p.65)。そしてそれに瀬島が関わっていたというのです。著者は瀬島本人へのインタビューも試みていますが、結局真相は不明のままでした。


私が本書で知った事実の一つに、瀬島が松尾伝蔵の娘と結婚していたことがあります。この松尾伝蔵とは、二・二六事件で襲撃された岡田啓介首相の義弟にあたる人物です。この人脈から、瀬島が大本営にいながら元首相らで形成される重臣グループの情報筋となって、東条英機内閣の倒閣運動に加わっていたことが記されていました。とても面白い話ですが、どうして今まで知らなかったのかと自問してしまいました。『岡田啓介回顧録』も読んでいるのに、我ながら不思議です。


本書と同様に、瀬島に迫った著作として、共同通信社社会部による『 沈黙のファイル 』があります。こちらも手に入れて読みたいと思ってます。



沈黙のファイル  新潮社(新潮文庫) 1999年 


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Last updated  2010年01月22日 02時16分37秒
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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