乱筆乱文縦横無尽

2010年03月16日
XML
カテゴリ: 読書日記

機動戦士ガンダムUC 1 』素晴らしい映像とストーリーに完全にハマりました『2』が出るまで、何度も観ることになりそうな予感…。



機動戦士ガンダムUC 1  サンライズ 2010年 ★★★★★
※私が買ったのはDVD版ですが、Blu‐ray版の映像はさらに素晴らしいとのこと。Blu‐rayを買おうかどうか、真剣に検討中です。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


さて、今日は2月26日に読み終えた『 北朝鮮を見る、聞く、歩く 』を紹介します。著者の吉田康彦さんは、NHK職員、国連職員、IAEA職員、大学教授などを歴任された方とのこと。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に幾度も訪問された経験を生かして本書は記されています。



北朝鮮を見る、聞く、歩く  平凡社(平凡社新書) 2010年 ★★★★☆


異色の「北朝鮮本」 です。


本書を読んで私がいつか旅行してみたいと思ったのは、朝鮮民族の霊峰とされる 白頭山 (ペクトウサン)です。白頭山は北朝鮮の指導者金正日の生誕地としても知られていますが、その頂上にあるカルデラ湖「天池」のカラー写真が掲載されていますが、これが実に美しい湖。いつの日か北朝鮮に気軽に訪問できる時代になったら、必ず訪れたいところです。


本書には投資的にも非常に重要な記述がありました。それは 北朝鮮がレアメタル(希少金属)の宝庫であるということ です。本書の記述によれば、マグネシウムの原材料となる「 マグネサイトの総埋蔵量は四〇億トンに達し、世界最大規模と推定される 」(p.171)とのことです。そしてマグネサイトの価格は、「 一トンあたり、二〇〇〇ドル 」(同)とのことですから、単純計算で 8兆ドル つまり、現在のレートで換算すればマグネサイトだけで720兆円ですさらに レアアース(希土類)も非常に豊富とのこと です。今後、日朝間の国交正常化交渉が進展を見せたら、レアメタル・レアアースを取り扱っている企業(商社・金属)の株を購入してみるのも面白いと考えています


北朝鮮に何度も入国している著者の筆致は、いささか「親北」的な偏りを感じますが、それでもその指摘に首肯せざるを得ない点はいくつかあります。たとえば、日本政府の制裁によって郵便物が北朝鮮に届かない状態について、「 UPU(万国郵便連合)加盟国として万国郵便条約締結国である限り、たとえ敵対的関係にある国同士でも、第三国経由で郵便物を届けることが義務づけられている 北東アジア全域の平和と繁栄のため 」(p.205)という信念に基づいてのことです。


最近読んだ『戦後世界経済史』においても、経済発展による人々の豊かさの享受によって民主化が進展していくことが記されていました。そうなると、やはり取るべきは太陽政策ということになるのでしょうか。もちろん、その前提には北朝鮮の核放棄がなくてはなりませんが、北朝鮮の地下に眠る貴重な資源のことを思えば、日本をはじめとする先進国の経済界からの何らかの働きかけがあってもよいのではないかとも考えてしまいました。


話がだいぶそれましたが、世界に残された「最後の秘境」ともいうべき北朝鮮の現在の姿を知る上で、本書はとても有益な著作だと思いました。手軽に読める本ですし、北朝鮮の人々の暮らしに少しでも興味がある人は、手に取る価値があると思います。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 クリックお願いします







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年03月17日 03時16分55秒 コメントを書く
[読書日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar

Profile

Sonic

Sonic

Archives

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

Comments

おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: