乱筆乱文縦横無尽

2010年05月17日
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カテゴリ: 読書日記

今日は早めに仕事から帰宅し、そのまま一眠りして、先ほど起きたところです。ずいぶん汗をかきました。どうやら熱があったようですブログを更新したら、シャワーを浴びて、もう一度寝ます。水曜日の休みもなくなりましたし、まさにサバイバルな2週間の始まりです


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さて、今日は4月21日に読み終えた『 最後の遣唐使 』を紹介します。「講談社学術文庫」の一冊で、原本は1978年の刊行とのことです。



最後の遣唐使  講談社(講談社学術文庫) 2007年 ★★★★☆


表題の「最後の遣唐使」とは、834(承和元)年に計画された遣唐使のこと。これ以後、遣唐使の派遣はおこなわれず、894(寛平六)年には菅原道真の権限で遣唐使の派遣が停止されたことは、多くの人に知られるところです。その「 承和の遣唐使 」を原資料に即して解説したのが本書です。


この「承和の遣唐使」には数々のエピソードがあります。まず、最澄の弟子にして、第3代天台座主となった 円仁 『入唐求法巡礼行記』 です。また、小野妹子の五世孫で、漢詩や和歌に秀でていた 小野篁 が遣唐副使を務めていましたが、派遣の直前に乗船を拒否して流刑となった事件もありました。


やはり面白いのは、円仁の前掲書です。本書では部分的に引用された程度でしたが、遣唐使の旅路の小さな事件まで記録し続けた円仁によって、当時の唐の人々の生活の様子なども知ることができます。帰国前に揚州の市場にて土産物を買い漁ろうとする遣唐使一行と、禁制品の売買を取り締まろうとする唐の官吏のやり取りなどは、実に面白い光景を想像してしまいます。最後は釈放されたとはいえ、帰国直前に逮捕された人々の気持ちを考えると、不謹慎ながら笑ってしまいました


これでいよいよ円仁の『入唐求法巡礼行記』を読まないといけないという思いに駆られました。簡単には手に入らない本なので、代わりに購入したE=O=ライシャワー氏の『 円仁 唐代中国への旅 』で我慢したいと思いますが、これはこれで難しい…。翻訳調は苦手だし…。積読状態から早数カ月。そろそろ覚悟を決めて読まないと、せっかくの本がもったいない。でも、いろいろ読みたい本もあるし、時間がかかるのは困るんだよなあ



円仁 唐代中国への旅  講談社(講談社学術文庫) 1999年


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Last updated  2010年05月18日 02時22分44秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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