乱筆乱文縦横無尽

2010年05月24日
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カテゴリ: 読書日記

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今日は4月30日に読み終えた『 横井小楠 』を紹介します。副題は「その思想と行動」。 横井小楠 は熊本藩士ですが、福井藩に招かれて松平慶永(春嶽)のブレーンとなった人物。勝海舟に「 天下で恐ろしい二人とは、西郷隆盛と横井小楠 」とまで言わせています。



横井小楠  吉川弘文館(歴史文化ライブラリー) 1999年 ★★★★☆


国是七条 」の重要性が何かの本で示唆されていたからですが、その本が何だったのかは忘れてしまいましたまあとりあえず伝記でも読もうと考え、歴史学者の著作を探して本書にたどり着きました。本書では横井小楠の生涯を解説するとともに、その政治思想のバックボーンとなる儒学思想や、小楠の薫陶を受けた人々の動向などにも触れられています。


「国是七条」とは小楠が松平慶永に建策した幕政改革の指針です。さっそく「国是七条」の箇所を読んでみましたが、これが本書では実にあっさりした記述で、物足りなく思いました。参勤交代の緩和・廃止はさておき、「 大いに言論の道をひらいて、天下と『公共の政』を行う 」(p.101)という方針はなかなかに画期的と思われるのですが、解説はほとんどありません。小楠の教えを受けた由利公正(福井藩士)は「 五箇条の御誓文 」を発案していますが、それと「国是七条」の関連は他書にあたるしかないのでしょう。


小楠の政治思想に影響を与えたのは朝鮮の儒学者 李退渓 であることなども記されていましたが、いかんせん私に儒学の素養がありません。学生時代に『論語』『大学』『中庸』あたりは読んでいますが、詳しい内容はほとんど記憶しておらず、今さらながらに儒学(朱子学)を学ぶ必要があると思いました。本を読めば読むほど、世の中知らないことばかりだと痛感しています。こうしてまた宿題が増えていくのでした


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Last updated  2010年05月25日 02時29分02秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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