乱筆乱文縦横無尽

2010年10月21日
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カテゴリ: 読書日記
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昨日ジムで動き過ぎたため、久しぶりの筋肉痛右足のふくろはぎがとにかく痛くて、一日中足を引きずって歩いていました左肩も痛くて、朝起きたときには寝違えたと思ったくらい。あれくらいのメニューを朝飯前にこなせるのは、いったいいつになるのでしょうか?


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さて、今日は9月11日に読み終えた『 内奏 』を紹介します。副題は「天皇と政治の近現代」。明治天皇以来、近代日本の天皇と政治の関わりについて、ユニークな視角からの考察です。


内奏

内奏

価格:798円(税込、送料別)


※後藤致人 『内奏』 中央公論新社(中公新書) 2010年 ★★★★☆


大日本帝国憲法下では、主権者はもちろん天皇であり、政治的な最終決定権の保持者でした。一般的にこの天皇に最終的な決定を仰ぐ機会のことを「 上奏 」といい、その事前に天皇の内意(非公式な天皇の政治的意向)を尋ねる機会のことを、これまた一般的に「 内奏 」と呼んでいました。この「内奏」の形式をさまざまな史料から分類し、学問的に定義づけるところから本書は始まります。





本書で面白いのは、戦後の「内奏」です。象徴天皇制の下で、天皇の政治関与は憲法上認められていないことは明白ですが、法を運用するのはもちろん人間。その人間とは戦前の教育の下で育った人間ばかり。当初は「内奏」を形式的なものと考えていた佐藤栄作首相が、昭和天皇との個人的な情誼を強めていくにつれて「内奏」を熱心におこなっていくようになり、さらには昭和天皇も「 御下問を通じ率直に政治的意見表明をすることに慣れていったようだ 」(p.166)との指摘もありました。「沖縄メッセージ」(戦後間もない頃、昭和天皇がアメリカに沖縄占領の継続を願った文書)のことを思うと、民主国家としては看過できない問題も含まれています。なかなかに読み応えのある本でした。


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Last updated  2010年10月22日 03時21分12秒
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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