乱筆乱文縦横無尽

2010年11月28日
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カテゴリ: 読書日記
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今日も仕事でしたが、夜になって久しぶりにジョギングしてきました


約3週間ぶりだったので、右ひざ痛も収まったかと思いきや、途中で走るのも辛くなり、結局リタイア家まで1.5kmの距離を歩いて帰宅しました


歩く分には問題ありませんが、もしかするとけっこう重傷なのかも病院嫌いの私ですが、時間を見つけて整形外科に行ってこようと思いました。


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さて、今日は10月10日に読み終えた『 憲法9条の思想水脈 』を紹介します。著者の山室信一さんの著作を読むのは『キメラ 満州国の肖像』(中公新書)以来のことです。


憲法9条の思想水脈

憲法9条の思想水脈

価格:1,365円(税込、送料別)


※山室信一 『憲法9条の思想水脈』 朝日新聞社(朝日選書) 2007年 ★★★★☆





戦争放棄を規定した日本国憲法第9条の思想的な淵源をたどったのが本書です。ヨーロッパにおける主権国家の成り立ちから、ルソーの人民主権論、そして日本史上のさまざまな非戦論や軍備撤廃論がいかに9条として結実したのかを論じていました。


思想的に結びつけられることは理解できますが、9条の起草者(GHQ)にそこまでの意図があったのかはやはり疑問です。しかし、9条が日本史上に突如として出現したと考えるのではなく、平和を求めた先人たちの熱意の結晶として受け止めたいという気持ちもあります。このあたりは何とも主観的で、学問的ではないのは承知です


個人的に面白かったのは、 田中正造 と 丸山幹治 の登場です。新聞記者の丸山幹治は、丸山真男の父としての方が有名でしょうが、日清・日露戦争間に武装的平和論を非難していたことを初めて知りました。また、足尾銅山鉱毒事件で被害者のために尽力した田中正造ですが、こちらも晩年に軍備撤廃論を唱えていました。こういう事実を知ると、著者の意図に首肯したくなってきます


北朝鮮の暴挙によって「戦争」という単語を身近に感じてしまう今日この頃、改めて「平和」の意味が問われます。その思想的な素材を提供してくれる良書だと思いました。


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Last updated  2010年11月29日 01時54分09秒
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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