2023年03月26日
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昨日、ここ数年は大きな変化はなかったと書きましたが、
一つ、自分の中では大きな変化がありました。
妹が仕事の関係で大阪に越してきていたのです。
高校の時に家を出てからは別々に暮らしていたし、
大学生になってからは1年に1回あえば良い方だったので、
こんなに近くに住む日が来るなんて思ってもみませんでした。
といっても、来週また妹は転勤でいなくなるので、2年もないくらいでしたが。
それでも、2、3ヶ月に1回はご飯に行ったり家でお茶したりできたのは、
とても新鮮で、楽しい日々でした。

もう妹のことは家族というよりは古くからの知り合い、という感じで、
物の見方や考え方は、素直に感心するばかりです。
こちらに引っ越してきてからも、社会人サークルに入ったり、
難しい国家資格をとったり、フルマラソンに挑戦したり(?)と、
どんどん新しい世界に飛び込んでいくのでわくわくしながら話を聞いていました。
今度も転勤先で、大学院に通うそうです。
30歳という、迷いも多い年齢でその決断ができたことにまず尊敬しますし、
学ぶ分野も大学時代とはまた別のことで、大きな負担を伴うはずなのに、
それでも仕事を続けながら、頑張ろうとしているのが本当にすごいなと感心します。
忙しいのでいつになるかはわかりませんが、また次会うのが楽しみでいます。
さみしいのは、さみしいけれど。



『生皮ーあるセクシャルハラスメントの光景』(井上荒野著)を読みました。
ある小説講座の講師のセクハラの告発を、
当事者やその周囲の人々がどう受け止めていくかが描かれています。
セクハラ問題は、自分にとっては縁が無いせいで
想像することも解決策を探ることも難しいと感じているのですが、

本人たちの意識としては、立場を利用し強要された行為であっても、
男性側が一切理解していない。もしくは男女のこと、として些細なこととして認識されている。
同意確認をした、と判断しているということ。
そのズレ、みたいなものが丁寧に描かれていて、
それ故に、これは許せないことだけど、起こってしまうだろうし、防ぎようがないのでは?
という気持ちになってしまいます。とても不本意ですが。
でも、これを見過ごさないと決めた人たちがいて、定期的に問題提起してくれることが救いです。
いつかこの小説を読んでもピンとこない日が来ればいい。


今日はこの辺で。





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最終更新日  2023年03月26日 21時22分38秒
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