2023年04月16日
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さて、皐月賞。
エフフォーリアと別れを告げた横山武ジョッキーが、
もう一度その栄冠を掴み取りました。
今年の皐月賞は、正直なところ、桜花賞のリバティアイランドのようなスターがおらず、
混戦というか、グダグダなのでは?と思っていました。
しかし、終わってみれば、ソールオリエンスの末脚に痺れる展開。
一昨年エフフォーリアと築いた黄金時代のあとに待っていた、
昨年のG1飛ばしの数々。エフフォーリアの低迷もあり、
横山武騎手にとっては、苦しい一年だったのではないでしょうか

再起をかけた年の初めには、エフフォーリアの電撃引退。
そんな中、先週の桜花賞では、妹ペリファーニア3着があり、今日の優勝があり。
やっと復活の兆しが見えてきたような気がします。
ソールオリエンスの馬名の由来は「朝日」。
まさに彼にとっての新しい光になってくれるのでしょう。ダービーでもがんばってほしいです。
個人的には、昨年、「アサヒ」という名前の素質馬がいて、
クラシックの前からずっと応援しており、
皐月賞に出られなかったのがすごく残念だった記憶があります。
未勝利戦以降勝っていませんが、彼が出ると今でもつい買ってしまうので、
クラシック路線で応援していた馬というのは、いつまでも忘れられないものかもしれません。
野球選手も、夏の甲子園出てた選手のことは何となくプロになっても



『汝、星のごとく』(凪良ゆう著)を読みました。
本屋大賞受賞作です。
話は至ってシンプルで、問題のある親に振り回される高校生の男女が出会って、別れ、
そして、再び結ばれるというものです。
高校生で出会ってから、32歳で再び結ばれるまでの時間を数年ごとに追っていくのですが、

夢を叶えるために東京へ出た彼氏に感じるひけめや、
彼氏が自分をつまらないと思っている空気感、
相手の大変さも理解しているはずなのに、雑に扱われると辛いと感じてしまう気持ち。
昔の恋人と付き合っていた時の気持ちがもどってきて、たまらなくなりました。
そういう心の機微の部分をじっくり読みたい人にはおすすめです。
あとは、テーマの一つとして、「ヤングケアラー」の問題に触れているのが、
世相を反映しています。不倫や男にだらしない母親なんて、
昔からある問題で、わざわざ言葉として出さなくても良い気がしましたが。
入れてくれというのが編集側からの要望だったのでしょうか。
そこには違和感があり、あまり上手くないなという印象でした。
でも、全体的には心動かされるところが多く、さすが本屋大賞受賞作だと納得の一作でした。


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おやすみなさい。





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最終更新日  2023年04月16日 23時25分59秒
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